2020/11/242 Shares

エディ・ヴァン・ヘイレンが亡くなって1ヶ月。改めてエディのことを偲んでみる

エドワード・ヴァン・ヘイレン

音楽の世界で2020年はエディ・ヴァン・ヘイレンが亡くなったことがとても大きなニュースでした。僕は彼らがデビューしたときから知っていますし、僕自身ギターを弾くということもあって、ヴァン・ヘイレンのデビューは衝撃的でした。エディ・ヴァン・ヘイレンが亡くなったことは、個人的にもショックでしたが、もう一月経ったこともあり、もう一度エディについてまとめてみようと思いました。

この記事を書くきっかけになったツィート

先日ツィッターをチェックしていたら、エディの息子のウルフのツィートが目に入ってきました。

ウルフが父エディを失って1ヶ月、悲しいというツィートですね。親の死は辛い。本当に辛いと思いますよ。個人的なことを書きますと、2007年に母を失って今でも悲しいですから、彼にとってもエディと過ごした時間のことを考えると、彼の気持ちが凄くわかります。そんなこともあって、偉大なギタリストエディ・ヴァン・ヘイレンについてもう少し僕の考えを書こうと思いました。

エディの真骨頂はソングライターじゃないのかと思う件

追悼 エドワード・ヴァン・ヘイレン

ヴァン・ヘイレンと言うと、必ずエディの圧倒的なギター・プレイに注目されるし、確かに、テクニック的にもめちゃめちゃものすごく高いレベルの人だし、ギタリストとしての革新性という点では、もうこういう人は出てこないんじゃないかというくらいすごいギタリストですが、それ以上に楽曲の良さというのがあると思うんですよね。

いくらテクニックがあってもギターが革新的であっても、そういう人はたくさんいる。技術という点では、ロックギタリストは逆立ちしてもジャズ系の人には勝てません。ただ、多くの人から支持されるというのは点ではジャズよりもロックのほうがわかりやすいし、メロディアスな点もあり、人気というか多くの人に支持されているのはロックです。

実際にギターの上手い人はたくさんいます。でも、ギターが上手いから多くの人に支持されるというのではなく、やはり曲が良いということが音楽にとってはとても大事なことだと思います。曲が良くなければ、いくらギターが上手くても、聴く方は心が揺れない。

もちろん、音楽とコマーシャリズムということを批判する人もたくさんいるし、ミュージシャンはコマーシャリズムを否定する人もたくさんいるけれども、現実的に売れなければ音楽活動は出来ないんですよね。その点、ミュージシャンとして生き残るというのは本当に大変だと思うんだけれども、それにはやはり多くの人に聴いてもらう、ライブに参加してもらうということが、僕はミュージシャンにとってとても大切なことだと思うのです。人気がなければ、その分オーディエンスが集まらないから、ライブ会場も小さくなるけど、人気があればドームとか大きな会場を使って、かなり高額のチケットでもファンは見に来てくれるんですよね。

もう亡くなってしまいましたが、イギリスのプログレ系のすごいギタリストがいて、この人も一般のファンよりもミュージシャンからその音楽性や技術をリスペクトされている人がいて、僕も多くのギタリストがあまりにも褒めるので、その人のアルバムを買ったことがありますが、たしかにテクニックは素晴らしいけれども、曲は正直言って難解で聴きにくく、その後聴くのをやめてしまった人がいました。それほどミュージシャンには曲が良い、メロディが良いというのはとても大切なことだと僕は思います。

その点ヴァン・ヘイレンに関して言うと、ファーストアルバムからして曲のメロディ自体が良かったし、バンドの一体感、そしてエディの超絶なギターテクニックが加わって、多くの人がそれを受け入れました。ちなみに全米1位になったのは、サミー・ヘイガーが参加したアルバムはライブアルバムをのぞいて、「5150」、「OU812」、「F@U#C%K」、「Balance」は全米1位。ちなみにデイヴ・リー・ロス時代の最高傑作「1984」は、同時期にマイケル・ジャクソンのスリラーがリリースされていたということもあり、ずっと全米2位でしたが、実際に売れた枚数は1000万枚以上。これはいくらエディのギターが凄くても、曲が良くなければ出来ないものです。

エディの人柄について

エディの写真をインスタで探してみると、本当に明るい。何件か貼り付けますね。

いい写真です^^

エディはクラプトンに最も影響を受けたって言ってます。それをクラプトンが聞いて、頭を抱えたらしいですね。

この二人の共演は本当に素晴らしかった。エディとマイケルの共演は夢のようです。

レスポールを弾くエディは珍しい。個人的には初めて見ました。

晩年のエディです。ショートヘアも似合いますね。この人は。

このようにエディの写真は、屈託のない笑顔がとても多いのです。

ギタリストってバンドの中心にいることが多いので、気難しいというか、気難しさを演じる人間として屈折している人が結構多い。名前を出すとファンが煩いので、ここでは敢えて書きませんが、そういう人は結局メンバーが離れていって、結局周りには誰もいなくなって、一人寂しく演奏をしている。本人は俺はこれだけ才能があるのに、着いてこないミュージシャンやファンが悪いと思っていると思うんですけれども、そういう人に限って笑っている写真って本当にないんですよね。しかめっ面とか仏頂面が多い。ところがその点、エディの場合は、色々な本にも書かれていますが、あれだけ偉大なギタリストだけれども、いつもニコニコしているって書かれていますよね。話は少し横道にそれますけど、変人の代表格とされていたあのマイケル・シェンカーも、マイケル・シェンカー・フェストとかのライブだとずっとニコニコしてます。本来ああいう人だったし、それだからこそあれだけ多くのミュージシャンが集ってくるんだなと僕は思いますね。

エディの場合は、逆にニコニコしながら、びっくりするようなプレイをするわけで、それこそプロ!という感じがします。

ギタリストとしての革新性

エディの場合は、その革新性がよく言われますよね。エディのすごいところは、ギターという型にはまらないということだと思うんですよね。つまり、ギターという楽器はこうやって弾くべきだという演奏方法がありますが、ギターの基礎という点では本来こうあるべきだということも、大事だと思うのですが、こういうことも出来るよ、こうしなければいけないということはないんだよというのが、彼の演奏を見ていると感じるんですよね。

例えばタッピングについても、本来ギターは右利きの人は、左手で弦を抑えて右手でその弦を弾くとされていましたが、エディのタッピングはピッキングをしないで、右手の指を使って弾いてるわけですけど、それをあそこまでメジャーにしたところにエディの凄みがあります。また、コードのカッティングについても、色々考えながらコードとかも自作してるんじゃないかというような和音が聞こえたり、どんどんギターという楽器の可能性を広げていったということはすごいことだし、何よりもそれが演奏になってしまっているというところにエディの凄みがあると僕は思います。

エディのギタースタイルは、タッピングの他にハミングバードピッキングと言われる超高速ピッキングなどトリッキーなところが注目されますが、実際はびっくりするくらいのテクニックがあり、それを土台としてエディ・ヴァン・ヘイレンの奏法が確立していると思いますね。

あとは、ギターもエディ独自のギターでいろいろなところに独創性が詰まっていて、結局ギターやアンプも含めて自分のブランドまで立ち上げてしまった。今までこれほど様々な点で独創的なギタリストはいなかったでしょうし、これからもこういうギタリストは登場しないと思います。

エディの追悼本など

エディの追悼した本は色々と発売されていて、僕もロッキング・オンとヤング・ギターを買いました。

この内、ヤングギターはアマゾンではすでに発売日に売り切れ。ヤングギターもツィートでそれを認めています。

 

僕はなんとか入手できましたが、先程アマゾンを見てみたら、

ヤングギター

すでにプレミアムがついていて、中古本ですでに2250円!びっくりです。

エドワード・ヴァン・ヘイレン特集

僕はこのように2冊ゲットしたので、これからしっかり読もうと思います。特にエディのギタープレイをなんとかカバーしたいので、当分ヤングギターとはにらめっこかも。