2020/06/16
2020年2月5泊7日パリ&モン・サン・ミッシェル弾丸旅行記 Vol.2 ルーブル美術館のナイトミュージアムに大感激
12時間ちょっとの羽田空港からCDG空港までのフライトが終わり、タクシーでオペラ地区にあるホテル スクリーブ パリ オペラにチェックイン。客室のことでやや揉めましたが、一通りチェックインもして、ルーブル美術館に向かいました。疲れているのに…ということもあったのですが、いつかルーブル美術館のナイトミュージアムにも行ってみたいということもあり、ナイトミュージアムも毎日やっているわけでもないので、パリに着いた日に決行しました^^
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ルーブル美術館へはバスで
オペラ地区のいいところは、とにかくバスの便が抜群にいいということです。確かにオペラ地区からルーブル美術館には頑張れば歩いていける距離ではあります。と言っても15分ほどかかりますので、
歩くというのは余り現実的ではありません。バスですと、ほぼ数分に1本走っているし、バスによってはルーブル美術館の敷地内に止まってくれるバスもありますし、何よりもバスで見るパリの車窓は大変美しいので、バスで行くことにしました。
夜景が美しいルーブル美術館
ルーブル美術館は、火曜日が定休日で水曜日と金曜日は21時45分まで開いています。2月14日は金曜日でしたし、次の水曜日2月19日は帰国する日でもあったので、日本を出発したのは2月14日ですが、フランスは8時間時差があるということもあって、パリに到着したその日にルーブル美術館に向かいました。ちなみに僕たちは、パリへ出発した2月14日は早朝の4時半過ぎに起きて、それから午前10時過ぎに出発した飛行機に12時間乗っていますので、この時点で20時間不眠状態となっています笑
ルーブル美術館についた頃は、いい感じで暗くなっていまして、ルーブル美術館のライトアップだけでなく、ルーブル美術館からやや遠くに見えるエッフェル塔がとても美しく、結構感激しました。あと、ライトアップで美しかったのはカルーゼル凱旋門。ライトアップされたカルーゼル凱旋門の背景でエッフェル塔がライトアップされていて、ちょっと言葉にならない美しさでしたよ^^
ルーブル美術館で見た芸術品
ルーブル美術館の中は、あまりライトアップとは関係ありませんでしたが、相変わらず素晴らしい作品があり、僕は美術に関しては完全に素人なので、有名作品を見るだけで、ああ、ルーブル美術館に来たんだなあと思わず思ってしまいます。
フランスの美術館は、基本的にストロボさえ焚かなければ、写真はOKなので、僕も気軽に写真を取ることが出来ました。撮影した写真をご紹介したいと思います。
ルーブル美術館にはジャック=ルイ・ダヴィッドのブースがあって、有名どころとしては「皇帝ナポレオン1世と皇后ジョゼフィーヌの戴冠式」がありますね。この人はナポレオンの御用絵師だったんだと思います。
皇帝ナポレオン1世と皇后ジョゼフィーヌの戴冠式
ダヴィッドのタッチはとても写実的ですよね。何故か兵士が全裸なのが不思議。昔のヨーロッパの戦いは、裸で戦うというのはおかしい感じがします笑
サビニの女たち
次に紹介する絵画はホラティウス兄弟の誓いといいますが、ダヴィッドはこの絵で新古典主義の画家として名声を掴んだそうです。確かに力強いし、とても丁寧な感じがしますね。
ホラティウス兄弟の誓い
ダヴィッドのブースを突っ切るとダリュの階段踊り場があり、そこにはサモトラケのニケが展示されています。この場所は素晴らしい場所で、どこから見てもニケさんが美しいです。
まずは遠くから見ると、
もう少し近づくと、
相当近くに来ました^^
横から見ると、
ニケは1863年にギリシャのサモトラケ島で見つかったそうで、紀元前190年に制作されたものとされていて、ルーブル美術館には中近東系の美術品から比べると新しいですが、それでも西暦以前というのはすごいなあと思ってしまいます。少しあるくと気になる壁画がありました。古そうだし、すごそうな絵だなあと思って写真を撮影しました。僕は本当に美術品をみるようになったのはここ数年なので、本当に何も知らないんですが、その無知があまりにも恥ずかしいと思ったのがこの絵を後で調べてみて、びっくり。作者はボッティチェリ。そうです。イタリアのウフィツィ美術館にあるヴィーナス誕生ですね。ルーブル美術館にあったボッティチェリの絵がこちらです。
若い婦人に贈り物を捧げるヴィーナスと三美神
もう一枚。
学芸たちの集いに導かれる青年
この絵画は、15世紀の絵なんですけれども、そういうのが普通にあるというのがルーブル美術館にあるというのがすごいですよね。この時点でかなり疲労感が漂っていたのですが、少し歩くと、いつか見たいなあと思っていた絵画に遭遇。
聖痕を受ける聖フランチェスコ/ジョット・ディ・ボンドーネ
この絵画は2016年にルーブル美術館に来た時に初めてみて、個人的に凄くインパクトがあり、その後何回かルーブル美術館に来て探していたのですが、なかなか見つからず…、という感じだったので、今回この絵画を見ることが出来て本当に良かったです。こちら絵画は13世紀後半とされているので、日本でいうと鎌倉時代ですね。古い。
そしてお決まりのようにモナリザを見て、ただ人があまりにも多かったので、近づきませんでした。
モナリザ
モナリザの対面にカナの婚礼があります。
カナの婚礼
20時前のルーブル美術館の夜景
この時点で疲労困憊という状態になり、もうホテルに戻ろうとということでルーブル美術館を出ると、ルーブル美術館も周りの風景も素晴らしいことになっていました。夜景って美しいですね、本当に。
20時になると、エッフェル塔のシャンパンフラッシュが見られるので、少し待って、エッフェル塔を眺めていたら、予定通りシャンパンフラッシュが始まって、感激しました^^
この記事に連動した動画もアップしています。よろしければ^^