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知的ってなんだ?

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今日は、まあいい事があったりして、自分にご褒美というやつをしました。と言っても、ものすごい買い物をしたというわけじゃなくて、丸善で4冊の本を買いました。〆て5,000円ちょっとかな。こんなことですっきりする自分が、最近は愛おしい笑

ちなみに僕は電子書籍推進派なんですが、いかんせん欲しい本がまだない。先日キンドルストアで城山三郎さんの本があったから、司馬遼太郎さんの本も間近に出るであろうということを楽しみしているところです。

そんな中今回買った本は、

これはiPadでレコーディングすることができるGarageBandというアプリの教則本。Amazonでみたら、レイラとかジャーニーの曲とかこのアプリで出来るんだそうです。iPadには僕のギブソンレスポールスタンダードを繋げることができるので、楽しめそうです。ちなみにこのGarageBandというアプリは、iPhoneでもiPadでもインストールできて、450円ですからね。激安です。

この本は、ビートたけしさんの本。この人の物の見方というのは他の人を圧倒している。この「間」に対するビートたけしさんの考え方が記された本です。少し読んだけど、面白そう。この本、ちょこっと読みました、今年一番の名作かもしれない。大変な本です。

歴史家の半藤一利さんの本。
僕は司馬史観で歴史を見てきてるので、半藤一利さんが幕末から明治初年にかけてどういう見方をしてるのか知りたくてゲット。

この本は前から欲しかったんですけど、古代において出雲という地域が大和朝廷と対立状態というか、同等の王朝があったと言われ、何か両者の話し合いで大和朝廷が日本の政をつかさどるという協定があったと言われています。未だに古代のことを伝える語り部をされている方がいるということも聞いたことがあるし、そういう秘密を梅原先生が解明しているということだそうで、そのあたりが知りたいと思ってゲット。

この本屋さんに行くと、楽しくて仕方がなくて、時間が経つのを忘れてしまうのですが、一方で癇に障ることもあります。特に「知的」何とかということをいう人は、厚かましいというか、どうしてこんな人が本を出せるのかと不思議しかたがないのです。

知的なんたらとかいうような人は、自分がお利口だということをアピールしたいわけです。それをああ、この人は頭がいいんだと思って買ってしまう人が実に多い。そういうのの加害者の筆頭は、勝間和代とか茂木健一郎、池上彰の類。共通のしてるのは、本を出せば出すほど中身が薄くなっているということです。

この人達はやたら知的なんたらとか言うけど、たしかに個人的には勉強ができたんだろうけど、自頭という点ではたけしじゃないけど、「間抜け」だと僕は思うのです。

なんでそう思うかというと、自分のことを利口というほど世間を知らないということだし、世の中には本当に見事な人物がいるということを知らないからです。これは、自分が誠実であることを改めて誠実だという人はまず信用出来ない。自分を誇示するひとというのは、だいたい自分にコンプレックスがあってその反対のことをするケースが多いです。

石原慎太郎にしても、大物ぶっているけど、まず、ここがだめだよね。恐らく80にしてあれだけ器の小さい人も珍しい。老人はおとなしくふとんにはいっていればいい。それにこの人はやたら、鋭い質問をすると、牙をむくじゃないですか。結局そんなレベルなのです。

また、勝間和代にしても、自分が利口であることが自慢の女ですが、著書の内容がどんどん劣化している。2回も離婚している女が、どうすればモテるかというようなことを書いても、誰も参考にしないし、そんなことはお前から聞きたいと誰も思ってない。モテるにはセックスが出来るかもよという雰囲気を醸しだせばいいとか言ってたけど、少なくとも僕はこんな女とそういうことはしたくないし、恐らく世の中の男は大体そう思うんじゃないか。最近はダイエット本を出している。経済評論家からダイエットの事を聞きたいとは思わない。こんな本を出す作者も作者だし、出版する方も出版する方だと思うね。

前にもこのブログに書いたことがありますが、頭がいいという人は、前述のビートたけしさんとか阿川佐和子さんとかは相当なものだと思うのですよ。それはコメディアンとしても映画監督としても、あれだけ評価が高い。実際彼のコラムとか読むと物の見方が、鋭い。でも、彼がおいらは頭がいいよというのを聞いたことがない。

特にIT業界はお利口自慢の人が多いけど、それは傍から見たらすごく愚かに見えるということを教えてあげたい。例えば、ウェブ系のブロガーでイケダハヤトという人がいます。この人は、ITのサービスに対する考え方というか感覚は実に素晴らしいんだけど、それ以外の事になると全くだめ。そんな人ばっかりなんですよね、この世の中。よくそんなことを恥ずかしげもなく公に意見を書けるのかなと不思議でしょうがない。宗教系の雑誌に寄稿もしているので、仏教徒なんでしょうね。そう思ってます。

僕なんかは若い人に言いたいのは、本を買おうとするときに、この本は10年後も読めるかということを自問自答したほうがいいと思うのですよ。つまり、ビジネス書でも、目先のことを書いてあるような本は、買ってもしょうがないような気がするね。でも、トフラーとか、優れた人の本はいつ読んでもかわらない。

絶対やめたほうがいいのは、さっきも書いたけど自分が頭がいいということをひけらかしてるような著者もそうですが、訳の分からないタイトルの本。最近評判が悪かったのは、「前田敦子はキリストを超えた: 〈宗教〉としてのAKB48」という本。本を売るためだけの本だということは、本のタイトルを見ればわかるけど、Amazonの書評を見ても、駄本だという評価のみ。こんなことをしたら、本を書く方も出版する方もブランドが下がる。他には「スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学」。これも何を書いてあるかわからないでしょ。それが著者の戦略なんです。
こう考えると、買ってはいけない本は

  1. やたら自分を利口ぶる著者
  2. やたら、カタカナを使いたがる著者後は奇抜なタイトルの本
  3. 書評ブロガーがすすめる本

やたら利口ぶる著者というのは、自頭が悪いということです。悪いから、逆にアピールせざるを得ないということですね。こういう人はアピールするのは上手ですから、真面目な編集者はだまされちゃうんです。こういう本はまず参考にならない。

やたらカタカナを使いたがるというのは、自分の中でその言葉がこなれてない、つまり使えてないということです。やたらカタカナを使うことで読者を惑わすということを知らないということであり、これもお話になりません。奇抜なタイトルというのは、本を売るための罠だと思ってまず間違いない。そういう本を買うんであれば、良くレビューを読むということと、前述したけど、10年後にも読めるかどうかということも考えたほうがいい。

これは絶対ダメ。この人達は、出版社や著者と結託してますから。こいつとかこいつは特にひどい。Amazonからの紹介料目当てで本を書いてる連中ですから、即効でブログの購読もやめたほうがいいです。勝間の本とか本当にひどかったんですから。

子供の時、親には漫画ばかり読まないで、名作を読めとよく言われましたが、本当にそう思うね。この場合名作というのは何かと言うと、長い間多くの人に読まれている本ということ。もちろん、漫画がダメだとは言いません。ただ、漫画以外の本のほうが名作と言われるものが多い。それは長く読み続けられるし、繰り返し読んでも、受け止め方が違うからです。