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2019年パリ&モン・サン・ミッシェル旅行記 Vol.5 初めてのモン・サン・ミッシェル1日目その1モンパルナス〜モン・サン・ミッシェル到着まで

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モン・サン・ミッシェル 03

2019年9月2日は、今回の旅行の目的の一つでもある、モン・サン・ミッシェルに1泊2日で行きました。モン・サン・ミッシェルは世界遺産ですけれども、それを自分の目で見る、そして宿泊するというのは、かなり異体験というか、ものすごく楽しみで、実際に心震える風景を体験する、素晴らしい旅でした。

Contents

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モン・サン・ミッシェルへの行き方について

モン・サン・ミッシェルに行く方法としては、朝のものすごく早い時間にパリからバスで6時間位かけていく方法とモンパルナスからTGVでモン・サン・ミッシェルの最寄り駅まで行って、そこからバスで向かうという方法があります。後者の方法は、TGVに乗っている時間がモンパルナスからレンヌまで2時間ほど。レンヌからモン・サン・ミッシェル行のバスに乗って1時間ほどで到着するという旅程になります。前者は一度申込みをすれば、後はバスに乗っているだけですが、6時間バスに乗るということになりますし、後者の場合は乗り物に乗っている時間はバスで行くよりも半分で済みますし、何よりもフランスの新幹線TGVに乗れるというメリットがあります。ただ、モン・サン・ミッシェルのチケットの入手は自分でやらなければいけないというところがあり、色々と悩んだ結果、TGVでレンヌまで行き、そこからバスに乗り、1泊してパリに戻るということにしました。それは、往復12時間のバスに乗るというのは、かなり体に負担がかかりますしので、それであれば、自分でチケットを取るにしても、インターネットでなんとかなるということも、TGVでモン・サン・ミッシェルに行くということを決めた理由になります。

レンヌについたら、モン・サン・ミッシェル行のバスに乗ります。

こんな感じで、モン・サン・ミッシェルに向かいました。

モンパルナス発のTGVでレンヌに向かう

モンパルナス駅

まずは、モンパルナス駅からTGVに乗るためモンパルナス駅に来ました。

9時52分発レンヌ行のTGVに乗ります。

レンヌ行電光掲示板

フランスの特急は出発時間ギリギリにならないと、どのホームか発車するということがわからないので、休憩しながら出発ホームがわかるまで待ちます。そして、やっと出発ホームがわかり、そのホームまで向かうと、すでにTGVが到着していました。

モンパルナス TGV 改札口

レンヌ行電光掲示板02

ここまで来ると、これからモン・サン・ミッシェルに行くという、年甲斐もない興奮が沸き起こってきました。速い乗り物に乗るというのも、興奮させますね^^

レンヌ行TGV

そして1時間30分ちょっとでレンヌに到着しました。TGVはすごく速くていいんだけれども、だめなところはとにかく汚いです。窓はちゃんと拭いていないから、すごく汚れている。しかもこちらは外の風景を撮影したいので、カメラで撮影していますが、とにかくホコリや鳥の糞がこびりついていて、すごく汚いですね。あと、トイレ。こちらはお話にならないくらい汚いし、不潔。誰が掃除をしているの?と言いたくなるくらい、何もしてないし、使った人間もきれいに使うという意識がないので、SNCFはフランスの国有鉄道として、恥じるべきだし、なんとかしないと、フランスは一等国だなんて自慢してられませんよって言いたい。フランスでのこの種の問題はよく起きていました。

モンパルナス駅(トリップアドバイザー)

レンヌ駅にはだいたい1時間30分ほどで到着しました。歩いて数分ほどでモン・サン・ミッシェル行きのバスの乗ることが出来ました。なお、今回のモン・サン・ミッシェルに行くことについては、予め日本でSNCF(フランス国有鉄道)のサイトでTGVとレンヌからモン・サン・ミッシェルに行くバスのチケットをセットで往復購入しました。

レンヌ バスセンター

モン・サン・ミッシェル行きバス01

モン・サン・ミッシェル行きバス02

レンヌからモン・サン・ミッシェルへ

レンヌからモン・サン・ミッシェルはバスで行きます。こちらは時間的には1時間ほどです。チケットも、TGVとセットで買っているので、特に駅などでモン・サン・ミッシェル行きのバスのチケットは買いません。

モン・サン・ミッシェル行きのバスは、レンヌ市内を走って北に向かうのですが、レンヌもきれいな場所です。

レンヌ 市街 01

レンヌ 市街 02

しばらくすると、町並みが消えて周囲は畑などの風景。やや単調ではありますが、フランスの田舎に来てるんだなあという実感を感じました。1時間ほどで、モン・サン・ミッシェルの対岸に到着しました。

農場

こちらがモン・サン・ミッシェルの対岸です。

モン・サン・ミッシェル 対岸

ここからモン・サン・ミッシェルまで歩いていくことはもちろんできるのですが、普通に歩くと約40分ほどかかるので、普通はシャトルバスに乗ります。モン・サン・ミッシェルと対岸を往復するシャトルバスは常に走っていて、1本待てば、結構自分の抑えたい席に座るか、立つことができます。

モン・サン・ミッシェル シャトルバス

僕たちも少し待ってバスに乗れたので、ちょうど運転手の右後ろの場所を確保できました。

モン・サン・ミッシェル シャトルバス おすすめの立ち位置

そしてシャトルバスは10分ほどでモン・サン・ミッシェルに到着。眼前には動画で見たモン・サン・ミッシェルが目の前に!!

モン・サン・ミッシェル

いやー、この日も天気が良かったので、青空をバックにモン・サン・ミッシェルです。何度も書きますけれども、動画や写真などでモン・サン・ミッシェルを散々見ていましたが、目の前に実物があると、それこそ有名人や自分の好きなロックバンドのメンバーが目の前にいるくらいの、震えと言うか、体の内面からうろたえると言うか、不思議な感じなりました。

僕が撮影したお昼頃のモン・サン・ミッシェルの写真

今回の旅行には、カメラが3台あって、一つはDJI OSMO Pocket。これは本当にいいカメラです。なんと言っても手ブレがしないし、タイムラプスも簡単に撮影できますし、普通に動画を取るには最高です。

もう一台がキャノンのPower shot G5X。これは普通に写真を撮るカメラ。さらにもう一台がソニーのRX0 II(DSC-RX0M2)。このカメラは一番期待した割には、全然だめというか、僕には残念ながら使いこなせませんでした。手ブレはするし、使いにくいし、癖がありすぎるしで、結局帰国してからメルカリで売っぱらっちゃいましたが、何れにせよ3台カメラをもっています。iPhoneでも撮れるから4台と言ってもいですが。とにかく静止画はPower shot G5X。風景も食事もきれいに撮れましたので、ランチまでの写真をご案内したいと思います。

モン・サン・ミッシェル 03

少しズームして撮影したモン・サン・ミッシェル。

モン・サン・ミッシェル 02

左下に鳥居が見えると思うのですが、これは厳島神社の鳥居で、これはモン・サン・ミッシェルと厳島神社が提携をしていて、その提携した証として厳島神社の鳥居があるとのことでした。

モン・サン・ミッシェル 04

眼前に広がるモン・サン・ミッシェル。これは凄いですよ、本当に。青空も美しいですね^^

中央の建物は、今回宿泊する「ラ・メール・プラール」です。後述しますが、独特のオムレツで大変有名です。

モン・サン・ミッシェル ラ・メール・プラール 外観

ランチはラ・メール・プラール

今回宿泊するホテルはオムレツで有名なラ・メール・プラールのホテルです。このホテルは、立地条件が抜群でモン・サン・ミッシェルの門をくぐると、すぐ左手にあります。ですので、すぐにチェックインもできるし、ホテルの目の前がグランド・リュなので、これが修道院に向かう参道ということもあり、移動もしやすいです。

とりあえず、ランチを食べないとなので、ラ・メール・プラールでランチを食べました。さすがにモン・サン・ミッシェルに来たら、あのオムレツを食べないとやはり話の種にもなりませんので、無条件でお店に入りました。

ラ・メール・プラール(トリップ・アドバイザー)

入り口では、トンカントンカン、オムレツを作るために卵をといでましたよ^^

モン・サン・ミッシェル ラ・メール・プラール 01

左にいる女性は、ラ・メール・プラールの動画には必ず登場してくる方です。おそらく、ラ・メール・プラールの女将(こういう表現が妥当かどうかわかりませんが^^;)です。

モン・サン・ミッシェル ラ・メール・プラール 02

店内に入ると、レトロな写真とサインが。いい雰囲気です^^

モン・サン・ミッシェル ラ・メール・プラール 店内 壁 サイン

ラ・メール・プラールに入店すると、ランチタイムということもあり、結構お店は混んでいました。こちらはメニューです。

モン・サン・ミッシェル ラ・メール・プラール メニュー 表紙

モン・サン・ミッシェル ラ・メール・プラール メニュー 食事

モン・サン・ミッシェル ラ・メール・プラール メニュー ドリンク

ランチはひとり70ユーロ!!のランチしか、結果的に選ぶことができず…。ラ・メール・プラールはブランド力がとても高いので、ものすごく強気です。注文したものはこちら。

飲み物はオランジーナ。僕はあまりお酒が強くないし、飲んでもすぐ赤くなってしまうので、食事の時の飲み物はほとんどソフトドリンクです。

モン・サン・ミッシェル ラ・メール・プラール オランジーナ

美味しそうなパン。

モン・サン・ミッシェル ラ・メール・プラール パン

こちらはチーズとサラダの前菜。

モン・サン・ミッシェル ラ・メール・プラール メニュー 前菜01

前菜その2。

モン・サン・ミッシェル ラ・メール・プラール メニュー 前菜02

そしてでっかい名物オムレツ。こちらは動画で散々見てきましたが、実際に目の前見ると、結構な迫力です。このオムレツは遠いところから巡礼に来る人達に、良質のタンパク質を提供するために作られたと言われていますね。で、味の方はどうかというと、これは、なかなか微妙で、リピはないかなと笑

それでも、モン・サン・ミッシェルじゃないと食べられないものですし、人生に何度も来ることはない場所でもあるので、話の種として食べるというのはいいんじゃないかと思いますね。

モン・サン・ミッシェル ラ・メール・プラール メニュー オムレツ

なお、このオムレツはそれほど味が濃くないので、サーモンなどと一緒に食べるのが良いかと思います。

モン・サン・ミッシェル ラ・メール・プラール メニュー サーモン

ラ・メール・プラールのスィーツは、こちらはいかにもフランスらしいデザートと言う感じで、見た目も美しいし、美味しかったです。

モン・サン・ミッシェル ラ・メール・プラール メニュー デザート01

モン・サン・ミッシェル ラ・メール・プラール メニュー デザート02

ラ・メール・プラールには色々な人のサインが飾ってあるのですが、画家の藤田嗣治のサインもありました。それはこちらです。

モン・サン・ミッシェル ラ・メール・プラール 藤田嗣治 サイン

食事をしたあとに、ラ・メール・プラールのホテルにチェックインしました。

宿泊したホテルもラ・メール・プラール

せっかくモン・サン・ミッシェルで宿泊をするのであれば、どこに泊まろうかと言うのが、この旅の課題でした。選択肢としてはモン・サン・ミッシェルの対岸で宿泊するか、後はモン・サン・ミッシェルの中で宿泊するかということで、間近でモン・サン・ミッシェルを見ていたいということで、モン・サン・ミッシェル内のホテルにしました。ホテルも色々とありましたが、立地条件がいいということもあって、ホテルもラ・メール・プラールにしました。

現地で驚いたことは、モン・サン・ミッシェルは世界遺産なので、現存している建物などにあまり手を加えては行けないらし、ホテル・ラ・メール・プラールも3階建てでしたが、なんとエレベーターがありませんでした。ホテルの部屋はレトロ感があって、いい感じでしたよ。

モン・サン・ミッシェル ラ・メール・プラール 客室 ベッド

まー、色々とありましたが、いいホテルでした^^

モン・サン・ミッシェル ラ・メール・プラール 客室

ラ メール プーラール(La Mère Poulard)