僕の感受性をおもいっきり刺激したギターソロ6選
洋楽を35年年近く聴いてきて、その中でギタリストを見続けていて、このギターソロは名演だなと思えるのは、ほんの僅か。もちろん、名演だから何度もあったら困るんですが、僕の感受性をおもいっきり刺激したギターソロが収録されているアルバムを今日は紹介します。
ちなみに、ギタリストには、大きく分けるとブルース系のギタリストとクラッシク系にわかれる感じがして、ソリッドなギターを弾くギタリストはだいたいブルース系ですし、アクが強いというか、ソロ的にダサいソロを弾くのは大体クラシック系ですね。なんでかね。
Contents
リッチー・ブラックモア:ハイウェイ・スター
まずは、僕がこれは凄いなあと思うギターソロは、大道ですがリッチー・ブラックモアのHighway Star。このリッチーのギターソロは、生まれて初めて聴いたときはなんて凄い速弾きなんだと思ったりしました。初めてあのソロを聴いた時の衝撃は今でも忘れないし、これは絶対に弾けないと思わず思いましたが、弾けるようになった時は嬉しかった^^
Warner Bros / Wea (1988-10-12)
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ランディ・ローズ;ミスタークローリー
次のオジー・オズボーンのLIVEで、亡くなっちゃましたけど、ランディ・ローズが参加しているトリビュート。ランディのソロというのは、表現しにくいのですが、実にエキセントリックでテクニカルで、かつ、ドラマチックなソロを弾きます。特にこのアルバムだとミスタークローリーのソロが大変素晴らしい。大変なソロだと思いますね。
Sony (2002-04-03)
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ジョン・サイクス:クライング・イン・ザ・レイン
ハード系の最後になりますが、ジョン・サイクスというギタリストはもっと評価されるべきだと思うんだけど、そんなに人気がないんですよね。でも、ボロボロだったホワイトスネイクを復活させたのは、間違いなく、ジョン・サイクスだと思うし、デヴィッド・カヴァーデイルももったいないことをした。
いわゆる速弾きというので有名なのは、イングヴェイ・マルムスティーンだけど、彼の場合はどんな曲でも1年中速弾きをしているタイプ。そうなると、何聴いてもおなじになっちゃうんです。ギターソロの強弱をつけるのができない。これは彼にとっては実にもったいなくて、イングヴェイ・マルムスティーンという人は、実に音楽的な才能もあるんだけど、自分勝手なギターソロで曲をダメにしちゃってる。バラードでもギュルギュル弾いちゃう。
ところが、全く当たり前なんですが、このジョン・サイクスという人は、曲の強弱というのがわかってる人で、どういうところで高音を弾き、どういうところで速弾きをするかということがわかってる。それがよく出てるのが、ホワイトスネイクのアルバムで、結果的にこのアルバムは世界でも1000万枚売れるというメガヒットとなりました。特に良く出来てるのがオープニングソングのCrying in the rain。速弾きあり、泣きのギターありと大変なソロです。
Geffen Records (1990-10-25)
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ジェフ・ベック:ハイウェイズ
まず、ジェフベック。このアルバムはその後のアルバムほどメジャーにはなりませんでしたが、このアルバムの中でハイウェイズという曲があるんだけど、こんなかっこいいギターソロは聴いたことがないというくらい素晴らしい。Youtubeにアップしてるので、ご紹介します。実にスピーディで、アクセントが上手。かっこいいという点では、僕の中ではナンバーワンです。
とにかく、このソロは素晴らしくて、こういうソロは僕に弾けないのですよ。上記に挙げたギタリストは確かにうまいんだけど、次にどこを弾くかというのがわかるので、コピーは実はとてもしやすい。
ところが、ベックという人は天才なんだけど、次にどの音を出すのか読めないんですよね。そこが天才と言われる所以なんだと思うんですけどね。
SMJ (2013-03-06)
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エリック・クラプトン:リバー・オブ・ティアーズ
冒頭に話をしたエリック・クラプトン。この人も僕には弾けないタイプのギタリストで、すごくソリッドでかっこいいソロを弾きます。昔から、何度もLIVEは行きましたが、一番良かったのは、スティーブ・ガッドらを引き連れて行われたno more car no more riderのツアー。
クラプトンの場合は、長年音楽活動をしているから、名曲をたくさん持ってるんだけど、このアルバムは特に素晴らしい。もちろん、レイラも入ってるし、クリーム時代のサンシャイン・オブ・ユア・ラヴも収録されている。ここで僕が凄いと思ったのは、リバーオブティアーズという曲で、ブルースバラードなのですが、徐々にブリティッシュ・ロック特有の盛り上がりがあり、泣きのギターがあり、速弾きがありと、実に素晴らしい演奏で、それにパワフルなスティーブ・ガッドのドラムが絡みつくようなドラミングで、まさしく歴史的名演だと僕は思うのです。僕はアルバムもDVDも両方持ってます。
Reprise / Wea (2002-11-07)
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アル・ディ・メオラ:mediterranean sundance
最後にフュージョン系ですが、僕はアル・ディ・メオラのセカンド。恐らくこのアルバムがギタリストに与えた影響は大きく、僕はすべての曲が好きだけど、パコ・デ・ルシアとのアコスティックギターによるギターソロの応酬は壮絶そのもの。
このアルバムのあと、VAN HALENもセカンドでスパニッシュフライというアコスティックギターソロの曲を発表してるけど、間違いなくこのアルバムの影響だと僕は見ます。こちらがエディのスパニッシュフライ。
恐らくこの曲で触発されてエディ・ヴァン・ヘイレンが作った曲が、スパニッシュ・フライ。
Sbme Special Mkts. (2008-02-01)
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Warner Bros / Wea (2002-08-23)
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なんかいきなりギターが弾きたくなってきました。やっぱりストラトのブラッキー、かっこいいですね。