2019年パリ&モン・サン・ミッシェル旅行記 Vol.2サクレクール寺院〜オペラ座〜パサージュ散歩
パリ2日目は盛り沢山です。もう、僕は貧乏性ですから、どんどんスケジュールを詰めて、疲れ切っちゃうのですが、今回も初っ端から盛りだくさんです。まずはサクレクール寺院に行き、その後ギャラリー・ラファイエットで食事をして、メトロでハードロックカフェに行き、ハードロックカフェのそばにあるパサージュ・ジェフロワとパサージュ・デ・パノラマに行き、夕飯はガレットの名店、La Crêperie de Josselinに行くという忙しい一日でした。
Contents
ついにモンマルトルの丘へ
パリ2日目。8月30日です。昨日から宿泊しているHotel Mercure Paris Gare Montparnasseで初の朝食をいただきます。まー、メルキュールなので可もなく不可もなしという感じで、シンプルな朝食です。
いわゆる普通のホテルの朝食という感じでしたが、パンとチーズはさすがに美味しかったです。ホテルの周辺はというと、やはり以前宿泊したオペラ地区とは随分違います。やや風紀が落ちる感じがするというか、治安がいいとは言い難い感じです。
ホテル周辺はこんな雰囲気。
こちらがHotel Mercure Paris Gare Montparnasseのエントランスですね。
Hotel Mercure Paris Gare Montparnasse (ブッキングコム)
今日の予定は、まずモンマルトルの丘に行って、サクレクール寺院とテアトル広場に行きます。その後ランチを食べた後にオペラ座見学をして、ハードロックカフェで買い物をするというのが今日のスケジュールです。で、どういう服を着ていけばいいのかということだったのですが、
相方のみっともないからやめてと言われましたが、着ました。このTシャツは一昨年来日したときにゲットしたTシャツです。目立つと思ったけど、何もアクションがなくて寂しかったです笑
で、モンパルナスからモンマルトルへの行き方なんですけれども、バスとかメトロで行けばいいんでしょうけれども、ちょっと距離があるので、uberを使ってモンマルトルに行くことにしました。
30分ほどでサクレクール寺院に到着。今までオルセー美術館などの遠い場所からサクレクール寺院を見ていましたが、目の前にみえるとものすごく感動しますね。
ここからサクレクール寺院に行くことも可能なんですが、これは正直言って、僕のようなメタボ体型でモンマルトルの丘を登るのは無理でして、ちょうどこのメリーゴーランドの前を左側にいくと、ケーブルカーの駅がありまして、
こちらはメトロの回数券、カルネが使えます。1枚で上に上がれるので、話の種としてもご利用されることをおすすめします。乗車している時間は数分です。すぐに向かって右に歩いていくと、サクレクール寺院があります。
夏のパリは青空が美しいですね。真っ白なサクレクール寺院のバックに青い空。これは大変目の保養になりました。
更にはサクレ・クール寺院を背中にすると眼前にはパリの街が一望できます。
不思議なことに、ここからはエッフェル塔は見れないそうです。右手奥に見える建物はモンパルナス・タワーです。
パリは芸術の都と思わせるテアトル広場
テアトル広場も、動画など見てぜひ行きたいと思っていたところです。テアトル広場はまさにパリが芸術の都と言われることが具現化されていると言うか、多くの画家が道端で自分の絵を売ったり、似顔絵を書いたりしています。どの絵も、その人らしいタッチがあってそこはさすがだなあと思ってみてました。テアトル広場はサクレ・クール寺院と同じモンマルトルの丘にあり、歩いても3分ほどです。
広場のいたる所に、絵画やイラストがあっていい感じです。
ここで後悔したのは、カフェでお茶を飲まなかったことです。広場をフラフラしていたら、プチトラムが停まっていて、ムーラン・ルージュまで載せてくれるということもあり、早々とそのプチトラムに乗ってしまいました^^
プチトラムは、以前もニースやマルタで乗ったことがあるのですが、パリでは初めて。しかもパリの場合は石畳ということもあって、結構揺れるんです。なので、あまりの乗り心地は決していいというわけではありません。でも、こういう観光地にこういう乗り物はつきものなので、楽しみました。
10分ぐらいの乗って、終点のムーラン・ルージュに到着しました。周辺はものすごくガラが悪いです。東京でいうと、歌舞伎町のコマ劇場の裏みたいなところです。(古いなあ^^)
ムーラン・ルージュはキャバレーですけれども、観光スポットとしても有名なので、観光バスも通りますね。
もちろん記念撮影をしている人もいます。
この日のランチはギャラリー・ラファイエットのフードコート
ランチは特にこれは!というものもなく、この後オペラ座見学をするので、ギャラリー・ラファイエットにあるフードコートLafayette Café に来ました。Lafayette Caféは、ギャラリー・ラファイエットの6階にありまして、フードコートということもあり、結構テンションを上げてお店に来ました。
まず、ここでびっくりしたことをご紹介しておきます。フランスの人というのは、事前に確保しておくという発想がないようなんです。つまり、僕らは料理をもらって、支払いを済ますのに数分かかるだろうということもあって、予め座ろうと思っていた席に、ハンカチを置いてました。その後料理を頼みに行って、支払いを済ませると、知らない人が座っている(笑)結局ハンカチがおいてあったので、片付けられちゃったようです。びっくりでした^^
で、フードコートですが、こんな感じで物憂げに焼いてるのが見て分かる通り。作り方はものすごく雑。なので、ステーキを頼みましたが、お世辞にも美味しいとは中々言えない代物でした。しかも、値段もとてもいいとは言えず。あとでトリップアドバイザーの口コミを見ると、あまり良くありませんでした。
とてもフランスらしくない、アメリカンな感じです。
サラダ代わりにフルーツをもらったけど、こちらもあまり美味しくないと言うか、甘くなかったです。
オランジーナは、美味しい。
ラファイエット カフェ(Lafayette Cafe)トリップアドバイザー
食事をした後、ギャラリー・ラファイエットの屋上に行きました。ギャラリー・ラファイエットの屋上の眺望は大変素晴らしくて、まず登ると、目の前に見えるのがオペラ座です。パリにはいろいろなランドマークがありますけれども、僕はパリに来ると、オペラ座かなあと^^
右の方を見ると、エッフェル塔が見えました。パリに来たな〜という感じです。
豪華絢爛なオペラ座見学
ギャラリー・ラファイエットで風景を楽しんだ後、オペラ座見学に来ました。
オペラ座を見学する場合の入場料は14ユーロ(2019/8/29)です。でも、この料金以上にオペラ座ガルニエ宮は素晴らしいです。何よりもキラキラしていますし、僕はパリに来るとここが一番パリらしい場所ですね。
入場すると、何か紫色に彩られているオブジェにお迎えをしてもらいました。すぐ右手には、オペラ座ガルニエ宮の大階段。これを見るだけで、オペラ座ガルニエ宮に来たなあと思いますね^^
更に階段を登っていくと、劇場への入り口があります。この入り口も豪華な感じがいいです^^
更に劇場を覗いてみました。いつかここで何かみたいなあと、思いました。でも、結構いいお値段するんです。
そして、この劇場にはシャガールの有名な天井画「夢の花束」があります。この絵をよーく見ると、パリのランドマークが書かれています。
例えばシャンデリアの左側にあるのはエッフェル塔ですね。
しかし、この豪華絢爛な造作っていうんでしょうか。フランス王朝はすごいですよね。
フランスを含めたヨーロッパの歴史的な建造物には、だいたい天井画が設置されていて、こちらもどうやってはめ込んだんだろうと思いながら、見てます^^
この日は晴れていたということもあり、ベランダが開放されていました。こちらもここでなければ、絶対に見ることのできない風景です。オペラ座ガルニエ宮の内部も本当に素晴らしいんだけど、オペラ座ガルニエ宮から見る風景も結構いいものでした。
右手の工事をしている建物は、2018年のクリスマスに宿泊したインターコンチネンタルホテル・ル・グランです。
前方の先に見える建物はルーブル美術館ですね。素晴らしい立地条件です。
今回のオペラ座見学で良かったのは、併設されている図書「」に入ることが出来たことです。もちろん収納されている本を閲覧することは許可がないと出来ないらしいのですが、そういうところに入れたのは結構ラッキーでした^^
このあとメトロでハードロックカフェに向かいました。
ここでじつは問題が発生しました。どういうことかと言うと、メトロでハードロックカフェの最寄り駅に向かう際に、ジプシーらしき少女に絡まれました。なぜか僕の行く手を阻み、何かをしようとしている様子。それを振り払おうとしたら、すごい目つきで睨まれたんですよね。もうね、パリは正直言って治安が良くないですね。この旅では色々と経験しましたけれども、スリやなんとか詐欺や、このジプシーらしき少女にしても、何か人から盗み出してやろうという輩が実に多くて、その点はものすごくがっかりしました。いいのかと。一等国という自負があるのだから、公共交通機関の治安、ランドマーク周辺の治安、これ、なんとかしないと世界中に笑われると思いますね。
こちらはアンガス・ヤングのギターです。
これはスコーピオンズのフライングV。おそらくルドルフ・シェンカーが弾いているギターかと。
店内の中央です。
こちらはスティーブ・ヴァイのギターです。
今回の戦利品。中央のフレディ・マーキュリーのTシャツは来年クイーンが来日したときに着ていこうと思っています。
パリらしい2つのパサージュ
ハードロックカフェのやや隣にパサージュ・デフェロワがあります。
ここは、2017年の元旦に着たことがありまして、その際は元旦ということもあって、すべてのパサージュ・ジュフロワのお店がおやすみでした。今回は全部のお店が営業していました。突き当りにホテルショパンがあります。
パッサージュ ジュフロワ Passage Jouffroy(トリップアドバイザー)
パサージュ・デフェロワを出ると、目の前にもパサージュがありましたパサージュ デ パノラマです。
ここの写真はなんと撮影しなかったのですが、動画は撮影しています。
パサージュ デ パノラマは、パサージュ・ジュフロワよりもレトロな雰囲気があり、やたら切手屋さんが多いなあと思ったら、パリ中の切手商がここに集まっているんだそうです。とてもいい雰囲気でした。いつかまた来たい場所ですね。
パサージュ デ パノラマ Passage des Panoramas(トリップアドバイザー)
夕飯は、ガレットの専門Le Petit Josselin
モンパルナスにはガレット通りというものがありまして、Le Petit Josselinの前の道にずらーっとガレットのお店があります。
このお店はNHKの旅番組でも紹介されていて、ガレットが本当に美味しそうだったし、我々もミーハーということもあって、このお店に来ました。
注文したのは、ベーコンと目玉焼き、そして中にはものすごい量のほうれん草とチーズとクリームが入っている大変ボリュームのあるガレットでした。さすがの大食漢である僕も食べきれず。隣りにいた、フランス人の夫婦も残していました。美味しいけど、ものすごいボリュームです。サラダも別に注文しましたが、とても美味しかったです。
帰りにアイスクリーム屋さんでアイスクリームをゲット。
こちらもボリューミーで食べきれませんでした^^
このブログを動画でまとめてあります。ご興味のある方はぜひ御覧ください。