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お菓子考

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先日友人からブログにお菓子のことも書いてくれということを言われ、食べることは大好きだし、お菓子ももちろん好きなので、シリーズとしてこのブログでも書いていこうと思います。

僕は、今太ってしまって大変なんだけど、もともと甘いものが好きだったというわけではないのです。子供の頃から、おやつというとおせんべい。近所に同級生の家がお菓子やさんということもあったし、親からもおせんべいが一番美味しいというので、おせんべいしか食べなかったということがあります。

僕の父は僕が6歳の時に亡くなっているので、父の好物というのは知らないんだけど、母は確かに甘いものが好きでした。ただ、洋モノは苦手で生クリームは絶対に食べなかったです。母は青春を浅草で過ごしたということもあり、舟和の芋ようかんとあんこ玉好きで、デパートに買い物とか行くと、必ずこの舟和のお菓子を買っていました。

一方で、僕はというと、物心ついた頃からおせんべいばかり食べていたので、甘いモノは全くだめで、あんこなんてとんでもないし、ケーキだって社会人になって少しお金が自由になるようになって、女の子を落とすために食べていたものの、そんなにこんなものはどうして女の人は好きなのか不思議で不思議で仕方がなかった。

僕の母は、女性だから甘いモノが好きで、昭和一桁生まれということもあり、和菓子が好きでした。冒頭に書いたように芋ようかんは亡くなるまで好きだったし、当然おはぎも好き。僕は芋ようかんもだめだし、何よりもあんこがだめだし、そのあんこのおにぎりのようなおはぎなんて、もうとんでもなくて、口にするのもいやでした。

ところが、今はと言うと、洋菓子OK、和菓子OK、もちろん、あんこもこしあんのほうが好きということもあるけど、全く問題ないし、おはぎだって自ら買いに行っちゃう。芋ようかんに関しては、母親が好きだったから、これを食べるときは自分の体を母に貸して食べているという感じがします。

どうしてここまで甘いモノが好きになったかといえば、11年くらいまえにお酒をやめたことがきっかけですかね。それまでは、僕自身が個人的に荒れていたということもありますが、毎晩500mlのビールを3〜5本は飲んでました。で、考えることがあり、お酒をやめてから、甘いモノを食べるようになったということかな。それと僕にとって一番身近な人が、実は甘いモノに詳しいということもあり、その人に従っていると、確かに甘いモノはおいしいということがわかり、現在に至ります。

甘いモノのいいところは、気持ちが穏やかになるということですかね。ただ、甘ければいいという訳じゃなくて、やっぱり柔らかい甘さがいい。アメリカのハーシーズのような強い甘さはだめ。今後何回かになりますが、柔らかい甘さのお菓子について、色々と書いていこうと思います。