キング・クリムゾン来日公演観戦記Uncertain Times Tour セットリストが最高だった2018 年12月18日
僕にとっては最後のキング・クリムゾンのライブに参加してきました。今回のキング・クリムゾンジャパンツアーの東京公演は追加公演を含めると7回中5回観たことになります。2018年12月18日のキング・クリムゾンのライブは、個人的にセットリストが最高でした。
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Uncertain Times Tour セットリストが最高だった2018 年12月18日
2018年12月18日のセットリストは、曲のテンポが良かったので、楽しむことが出来ました。特に良かったのは、1部の最後に演奏したIsland。それと、2部のスターレスから21世紀の精神異常者の流れは完璧でした。あと1部で4曲目にEpitaphのイントロがかかったときにはぐっと来ました。
【1部】
- Banshee Legs Bell Hassle
- Indiscipline
- The ConstruKction Of Light
- Epitaph
- Neurotica
- The Letters
- Radical Action
- Radical Action III
- Meltdown
- Radical Action II
- Level Five
- Islands
【2部】
- CatalytiKc No.9
- Peace – An End
- Discipline
- Cirkus
- Larks’ Tongues In Aspic, Part Two
- Fallen Angel
- One More Red Nightmare
- Moonchild
- Bass, Guitar & Piano Cadenzas
- The Court Of The Crimson King
- Starless
Encore:
- 21st Century Schizoid Man
Uncertain Times Tour 2018 年12月18日をSNSでチェック
まずは、僕のインスタから。
あのテリーボジオ氏が日本に来ているらしい。
So great to see my two dear friends & favorite musicians before their Crimson shows in Tokyo! So nice to hook up and speak w/them. Raises my spirits!https://t.co/QxMVn4Pg5d#terrybozzio #TonyLevin #PatMastelotto #KingCrimson pic.twitter.com/8wuEDONpTu
— Terry Bozzio (@terrybozzio) December 18, 2018
念願の宮殿の「あやつり人形の踊り」も観て、聴くことができて良かった。堕天使はまた涙が止まらなかった。スターレス、フリップ先生の切れ目のないギターの旋律ほんとに凄い。Red は無かったけど満足です。#kingcrimson #キングクリムゾン
— minamituma (@tuma24) December 18, 2018
まさかのRedとEasy Moneyなしでした。これは結構意外。
140字では説明しきれないけど、今まで行った中で一番アツいライブだった。。。まだ手が震えてる。
行けなくなった方から偶然譲っていただけたことに感謝しかない( ; ; )ありがとうございました#キングクリムゾン #kingcrimson #KC2018Japan
あとまたスターレス高嶋さんもいたね pic.twitter.com/gMxerS8hMj— 魔法瓶β (@ppise_888) December 18, 2018
#キングクリムゾン 2回観て大正解!今日のラインアップは最高だった。21世紀の精神・・・もラストに聴けたし。次はいつ来日?オーチャードホールで再開したい。 #kingcrimson pic.twitter.com/H7CYEpbqav
— ヤマヒロ (@hkzyama777) December 18, 2018
12/18はオーチャードホールにキングクリムゾンを観てきました。とても素晴らしかったです。
今どきガッチガチに撮影録音を禁止にする感じも音楽文化そのものの価値を高めるためだという意志を感じて、有意義だと思いました。 Starlessを観れて良かった。#キングクリムゾン #オーチャードホール— misozuki (@3misonekozuki) December 18, 2018
確かに今回のキング・クリムゾンはうるさかったけれども、それはそれで音楽をしっかり堪能するという点では良かったです。
個人的には最高のセットリストでした
冒頭にも書きましたけれども、12月18日のセットリストはとても良かったです。前半でEpitaphが演奏されて、1部の最後はIslands、そして2部でも一番最後に演奏されたのがStarlessだったので、アンコールは21世紀かなあと思っていたら、案の定ぴったりでした。
キング・クリムゾンは当たり前のことですが、あのフレディ・マーキュリーも生み出すのに苦しんで自分を追い詰めた音楽のオリジナリティを完全に確立しています。だからこそ、キング・クリムゾンではあるのですが、他のアーティストがキング・クリムゾンのカバーをしようが、それはカバー以外しかありません。キング・クリムゾンが演奏するからStarlessに価値があり、Epitaphに価値があり、21世紀に価値があると思うのです。僕は今回のキング・クリムゾンを5回も見ることができて、本当に幸せでしたね。素晴らしい演奏を見ることができて、最高でした。
また、次のツィートのように
今日はトニー・レヴィンのカデンツァが凄かった。これまで東京公演では指弾きか、弓から指だったのが今日は全編弓弾き。基本的にはMoonchildのテーマをジャズ的に崩して弾くのだけれど指で弾くよりノイズ成分が溢れていてかっこよかった。
— eclipse1228 (@eclipse1228) December 18, 2018
本当にすごかったです。キング・クリムゾンは、ロバート・フリップを見てみたいという気持ちもありましたが、トニー・レヴィンも見たいと思っていたので、すごいプレイでした。
今回の席もSS席が買えずにS席だったのですが、ちょうどステージの中央ということもあり、音響がすごく良かったです。また、ステージ全体を見ることができるので、まるで大きな画面でDVDとかを見ている錯覚に陥るほどでした。
通常僕が行くようなライブというのは、最初から最後まで立ちっぱなしでお祭り騒ぎをしているようなことがほとんどなのですが、流石にキング・クリムゾンはゆっくりじっくり見ることができたし、あれだけ音が良ければ演奏される音楽を体で吸収できればいいかなあと思うほど、席から近くなくても良かったかもと思ったほどでした。
キング・クリムゾンはスタジオ・アルバムは出さずにライブを中心に続けていくとキング・クリムゾンのマネージャーがロイヤルパッケージでも言っていましたが、そういう言葉が十分納得できるパフォーマンスでした。