キング・クリムゾン来日公演観戦記Uncertain Times Tour 2018 3日目はロイヤルパッケージに参加しました
昨日2018年11月29日は、渋谷Bunkamuraオーチャードホールでキング・クリムゾンのライブに参加してきました。今回はUncertain Times Tour 2018の日本公演直前に発表されたロイヤル・パッケージにも参加をしてきましてきたので、そのことをご報告します。また、この日のセットリストも!
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キング・クリムゾン Uncertain Times Tour 2018 3日目のセットリスト
この日のセットリストは、なんと言ってもFractureが演奏されたことでした。実際にこの日のツィートをチェックしてみるとFractureが演奏されたことへの驚きと喜びがアップされていました。何件かツィートをご紹介します。
「Fracture」の後はブラボー!の声が上がりスタンディングオベーションする人もいました。
— eclipse1228 (@eclipse1228) November 29, 2018
今夜は当日券で。昨日より良い席だったし!
IslandsもFractureもやったのでもう思い残すことは何も無い#kingcrimson #KC2018Japan pic.twitter.com/YwiwgcPY1B— COM (@nighttouring) November 29, 2018
クリエイティブマンも発表しています。
【KING CRIMSON】11/29(木)のセットリストを公開!本日東京前半戦最終日です! #kingcrimson pic.twitter.com/Q6znXS8yZE
— Creativeman (@CMP_official) November 30, 2018
では、当日のセットリストのご紹介です。
【1部】
- The Hell Hounds of Krim
- Pictures of the City
- Cadence And Cascade
- Fallen Angel
- Red
- One More Red Nightmare
- Lizard
- Peace – An End
- Fracture
- Islands
- Radical Action II
- Level Five
【2部】
- Devil Dogs of Tessellation Row
- Suitable Grounds for the Blues
- Larks’ Tongues in Aspic (Part IV)
- Easy Money
- Moonchild
- Bass, Guitar & Piano Cadenzas
- The Court of The Crimson King
- Indiscpline
アンコール
- Starless
個人的には、もう一度Epitaphを聴きたかったけど、アンコールのStarlessはイントロが始まるとどっときますね。あっという間の3時間でした。
ロイヤル・パッケージに参加してきました。
ロイヤル・パッケージとは
冒頭でもご案内しましたがUncertain Times Tour 2018の日本公演直前にキング・クリムゾンからロイヤル・パッケージを開催するので、希望者は申し込んでくださいというアナウンスが有りました。僕はキング・クリムゾンの公式サイトに登録しているので、次のようなメールが来ました。
キング・クリムゾンのライブチケットを持っている人を限定に募集があり、このロイヤル・パッケージに参加すると
- 特別CD
- サイン入りのプログラム
- 特別トートバッグ
- VIPラミネート
を購入することが出来るとのことでした。また、キング・クリムゾンのメンバーに会えて、質問も受け付けるよということだったので、ダメ元で申込みとあっさりOKが出ました。僕は、今回のライブは11月で3回、12月で2回参加するのですが、5件分申し込むと全部あたってしまいました。
もともとは60人以上応募があれば抽選ということでしたので、当たるかどうか不安でしたが、びっくりでした。また、音楽マスコミにも情報は流れていました。
キング・クリムゾンは、来日公演のロイヤル・パッケージを発表。当日の公演のチケットを持っている方が対象で、一般入場の1時間前に会場で行われるイベントに参加できます。各日60人限定 https://t.co/HN4pFzc0Rz
— amass (@amass_jp) November 24, 2018
ロイヤル・パッケージの中身と内容
それで早速参加してきたのですが、ツアーが始まる前まではどういうものなのか全くイメージも湧かないし、そもそも特別CDを含めたロイヤル・パッケージの価格がいくらなのかわかりません。その点インターネット、特にツィッターは便利です。まず、ロイヤル・パッケージなるものはなにか。そしていくらなのか。どのような形で進んでいくのか、ツィッターでチェックするとすぐに分かりました。日本に来る前のロンドンでのロイヤル・パッケージの写真がアップされていました。
クリムゾンのロイヤルパッケージ土産物。サイン入り非売品プログラムと同じく非売品CD。トートは昨年北米で配ってたのと同じ?ジャッコにパイナップルシーフ好き?って質問があって「大親友のギャビンがいるけど、正直、全く解せないバンド。好きじゃない」と正直過ぎるお答えだった。#キングクリムゾン pic.twitter.com/ftNCGfKKkQ
— Noriko Ichimura (@NorikoIchimura1) November 3, 2018
そして、ロイヤル・パッケージのグッズを買うにしても、そもそもいくらなのかと言う不安もあり、実際にそう思っている方は多くいました。
https://twitter.com/ritual_yes/status/1067256622160863232
果たしてロイヤルパッケージの値段はいくらなのか。
— Y (@y_ax_) November 27, 2018
しかし、すぐに価格がわかりました。
ロイヤルパッケージの限定グッズはっと販売で2万円でした。 pic.twitter.com/lYnEX7MB2k
— eclipse1228 (@eclipse1228) November 27, 2018
日本でのロイヤル・パッケージの中身も、アップされています。
King Crimson Uncertain Times Japan Tour 2018 at Bunkamura オーチャードホール の物販先行販売では、ロイヤルパッケージとTシャツを購入。ロイヤルパッケージの本編には広島公演に参加予定ですが、旅行中で荷物になるので、東京で先に買えて良かったです♪ pic.twitter.com/4bh2iYaRin
— JAGE (邪外) (@jage_jp) November 29, 2018
もうひとつ!
ロイヤルパッケージ限定アイテム。高かったけど購入
2日間のクリムゾンライブ終了。最高の演奏と最高の選曲で満足
ロイヤルパッケージでのフリップ師匠とビルリーフリン、シングルトンの
トークが生で聞けて嬉しく、雰囲気も楽しくて忘れられない日のなりました pic.twitter.com/U9GIK0OCDQ— koji716 (@jinkojiotsuka) November 29, 2018
素晴らしい中身だと思います。
ロイヤル・パッケージでは出演者がOKを出してくれれば、OKだったので、ロバート・フリップの御尊顔をツィッターで拡散されていました。
開場15分前にロイヤルパッケージ終了。
今日のQ&Aタイムの担当メンバーはビル・リーフリンでした。 pic.twitter.com/Vvd5kKmdsr— Takeomi Nakamura (@Ommy_N_Prog) November 29, 2018
#KingCrimson #KC2018Japan
ロイヤルパッケージ初日。 pic.twitter.com/wRBUjYOg5i— データポエマー[,-5] (@bob3bob3) November 27, 2018
これって奇跡じゃないか?というくらいに全面にロバート・フリップがいます。あの、ロバート・フリップですよ。すごいとしかいいようがない。ミュージシャンとしての実力は、トップクラスと言う言葉が陳腐になってしまうくらいだと思うのですが、そんな人が我々の前に登場して、しかも生の声が聞こえるというのは、奇跡としか言いようがないと僕は思いました。
そして僕が参加したロイヤル・パッケージについて
僕は初日と2日のキング・クリムゾンのライブは参加しているのですが、いろいろと時間を作ることが出来なかったので、3日目に参加してきました。
16時半集合ということもありましたが、早めに来たほうがいいというツィッターを見ていたので、16時位に到着。すでに5人ほど並んでいました。ただ、このときに並んだおかげで最前列に座ることが出来ました^^
時間が来たので、入り口で受付を済ませんました。ここで必要なものは、
- チケット
- 写真付きの身分証明証
- 招待メール(これは出力したものでも、スマホのメールでも可)
です。これはそうそうに終わり、ステージに向かいました。
待っていると、目の前にロバート・フリップ氏登場。僕は、あのロバート・フリップが目の前にいるというだけで大興奮です。写真もOKだったので、目の前で撮っちゃいました。
もう一枚
そして動画も撮りました。
ロバート・フリップさんは何を語ったのかというと、すごく難しいたとえでしたがお客さんとの出会いは一期一会で、これをバレエのくるみ割り人形で例えてました。難解や〜。ただ、新しいことに挑戦するミュージシャンが好きで、クリムゾンのメンバーもそうであるというようなニュアンスでしたね。その後撮影大会がありました。それがこの写真ですね。
次にマネージャーのデヴィッド・シングルトン氏が登場。デヴィッド氏は、まず今回のロイヤル・パッケージに入っているCDの説明をして、昨晩のライブはすごかったと絶賛してました。その時の模様は僕も記事に書きましたが、確かに素晴らしいパフォーマンスでした。
そして、バンドは日々進化してるよと言ってました。たしかにそんな感じはわかる気がしました。その後質問タイムが始まり、
Q「スタジオ・アルバムは作らないのか」
A「ツアー中に創作はしていて、50本ほどの素材はあるが、このバンドはライブを続けていきたい」
Q「キング・クリムゾン50周年ツアーで日本に来ますか?」
A「(冗談っぽく)前回は2015年に来日したので、今度は2021年になると思う。」
その後ビル・リーフリンが登場。ステージではかなり神経質そうでしたけれども、気さくなあんちゃんでした。
Q「セットリストはどのように決めてますか?」
A「ロバートに案をメールし、彼は考慮に値する振りをして、でも自分が決めたリストをメンバーに伝える」
Q「なぜキング・クリムゾンに誘われたと思います?」
A「(こちらも冗談っぽく)ぼくだってわからない!」
あっという間の30分で楽しゅうございました
ロイヤル・パッケージでゲットした戦利品
キング・クリムゾンのロイヤル・パッケージは2万円でした。高いか安いかわかりませんが、普通にミートアンドグリートとかすると、そんなものじゃ済まないし、何よりもキング・クリムゾンのメンバーを身近に会えるということは、人生でもなかなかないことです。でも、ゲットしたものはいいものばかりなので、ご紹介します。
まずこれらが一式です。ちなみにキング・クリムゾンの宮殿お面は会場に入ると、右手に何気にあります。
では、個別のご説明です。まず、サイン入りのプログラム
次はExclusive collectors’ 4 CD Audio Diary of highlights from 2014, 2015, 2106, 2017 King Crimson tours。マネージャーのデヴィッド氏が言っていましたが、これこそ、素晴らしいと言っていました。開封できないやん。
こちらは裏面に日本公演の期日が印刷されています。
そして、Exclusive Crimson Package Tote Bag。たしかにグッズで売っているものとデザインが違います。
ちなみに物販で売っているトートバッグのは、ライブ初日の記事でもご紹介しましたが、
キング・クリムゾン来日公演観戦記Uncertain Times Tour 2018 初日は言葉に表せない凄みを感じました
再度アップしておきます。
物販のトートバッグの方が、ロイヤル・パッケージのトートバッグよりもシンプルな感じです。
いい記念になりました。
ソーシャルメディアキング・クリムゾン来日公演 Uncertain Times Tour 2018 3日目をチェック
まずは僕のインスタから。念願のお面ゲット出来て、すんごく嬉しい。
もう一つは、恒例のライブが終わった際の撮影大会です。
それではファンの声をご紹介します。
今さっき帰宅。クリムゾン東京公演三日目。
いやー、フラクチャー聴けるとは…
3回も通ってるともうやってない曲の方が少ない(笑)
好きな曲だけどまだやってないのはThe construKction of lightとか(あれすごく好き)
#kingcrimson pic.twitter.com/UqrWh1XVin— 3+3(さんたすさん)鬱ぎみ治療中 (@cute_abcd) November 29, 2018
Fractureの演奏を喜んでる人はとても多いですよね。
もっとも、デヴィッドシングルトンさんが、
昨晩は凄かったけど今夜もいいかもよ、前半の途中にね、と言ってたのがまさにフラクチャーだったんだ。#ロイヤルパッケージ #キングクリムゾン— kjh124 無事これ名馬 (@kjh124) November 29, 2018
つ・い・に伝家の宝刀「Fracture」が抜かれました!!!
— eclipse1228 (@eclipse1228) November 29, 2018
個人的には何度も書きますが、Starlessのイントロはどっときます。
starlessがもうね。。。
言葉がない
めちゃくちゃ良かった。。
#kingcrimson— Goro.K (@JimmyRosewood) November 29, 2018
Bloody good show at the Orchard Hall tonight. The 1st set was really amazing!! #kingcrimson #tokyo #bunkamura #orchardhall pic.twitter.com/nWG9lAweHD
— Chris (@yeongym) November 29, 2018
気迫の凄さが半端ないキング・クリムゾンのパフォーマンス
この方のツィートを御覧ください。
前の席だと、ドラムがともかく見ごたえがあって、REDなんか気迫やばすぎて殺しあい始まるんじゃねえか!?と思ってしまった。各々がどんなプレイしてるのか、音と表情まで照らし合わせながら聞けて良かったけど、音がこもってる感じがしたな。
— 匙を投げるしらこ (@whity_whites) November 29, 2018
殺し合いはちょっといいすぎですが(笑)、ライブの緊張感と気迫はさすがだなと思いました。ロイヤル・パッケージでマネージャーのデヴィッドシングルトンが、このバンドはライブに一番力を入れていると言っていましたが、この3日間のライブを見ていると、それはまさに伝わってきます。
僕自身、ハードロックの人間なので、キング・クリムゾンのことをものすごくよく知っているというわけじゃないのですが、プログレッシブ・ロックの入り口はキング・クリムゾンということもあり、また、2015年のキング・クリムゾンのライブが素晴らしかったということもあり、今回参加していて、おそらく演奏する曲の30%は聴いたことがありません。でも、メンバーの演奏している技術はもちろんですが、演奏している姿勢が素晴らしい。
キング・クリムゾンをチェックしていると、必ずライブの音源が公開されていて、どうしてなんだろうとずっと思っていたのですが、今回のライブでよくわかりました。あとは各自が好き勝手にやっているようなところがあって、特にサックスのメル・コリンズと3人のドラムは特にその点がすごいのですが、最後はバンドとしてまとまっちゃうというのもすごいなあと、改めて思いました。今度は12月の中旬に見に行きます。今から楽しみです。
あ、それとキング・クリムゾンのライブではチケットホルダーをしている人がいて、いいなあと思ってアマゾンで調べてみるとありました。
これを買うと、チケットホルダーがついてくるので、僕も買いました。(品薄っぽいです)