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つつましい夢ー大量の本を持ち歩きたい

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もともと僕は本なんて好きじゃなかったのですが、大学が神奈川にあったので通学時間が恐ろしく長かったので、時間つぶしのために本を読まざるを得なくなり、その時手にとったのが司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」で、それまでの人生(と言っても19年でしたが)で一番おもしろいと思った本で、この本のお陰でその後の僕の人生は大きく変わりました。


僕の本の読み方というのは、基本的には濫読なのですが、これは面白い!と思った本は繰り返し読みます。ですから、司馬作品などは蔵書に関して言うと、おそらく10回以上は読んでると断言出来ます。最近で言うと豊臣秀吉の参謀だった黒田如水の生涯を描いた播磨灘物語は1度読んでもう一度読み返したというくらい好きです。そのきっかけになった「竜馬がゆく」なんかは19歳の時に出会って、何度も読み返しているから、20回では済まないと思うね。

困るのは、例えば移動中に1巻を読んでしまって、続きが読みたい!時に、手元に2巻がない時。そういう時はどうするかというと、移動中の最寄り駅で本屋を探して、2巻をゲットします。なので、僕の家や実家には同じ巻の本は結構あるので、良く同じ本がどうしてあるのかということをよく聞かれるのです。

そうなると、そういう本が1冊や2冊のレベルじゃないので、当然物理的にかさむし、お金だって使わなくてもいいという問題にもなります。それを問題なく解消するのが、電子書籍!ということで、僕は司馬作品を電子書籍で読むというのが、ここ1,2年のつつましい夢でした。

半年くらいまえかな、アマゾンのトップページに「竜馬がゆく」がKindleで読めます!というアナウンスを見て、おー!と喜んでいたら、文藝春秋の方でkoboやAppleにも提供していたということがわかり、たまたまiTunesの残高がそこそこあったので、iBooksで2冊買いました。これで、途中で読みきっても、Wi-Fiが繋がっていればそこで買っちゃえば言い訳で、これは便利です。

僕の夢は、いわるゆ司馬作品を電子化したものを常にiPadでもKindleでもなんでもいいけど、常に携帯できて、読みたいときに読めちゃうということ。この電子書籍リーダーのいいところは、検索できるから、自分の読みたい場面を効率的に見つけ出すというメリットもあります。