何十年もヘビーメタルのトップで居る理由がわかったジューダス・プリーストのライブでした
僕にとっては初めてのジューダス・プリーストのライブ@グランキューブ大阪ですが、大阪まで着てライブを体験しました。率直な感想をいうと、やはりさすがという感じで、ロブ・ハルフォードのカリスマ性とリッチー・フォークナーの存在感に目を奪われた感じ。実に見ごたえのあるライブでした。
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ジューダス・プリーストFirepowerツアーセットリスト@グランキューブ大阪
ジューダス・プリーストがすごいのは、あれだけのベテランバンドであるにもかかわらず。コンスタントに新作を発表して、その新作に基づいたライブを実現できるところにあると思うんですよね。通常だと、以前自分たちが発表したアルバムの再現(これはこれでファンとしては嬉しいとところなんだけれども)とか、あとは今まで自分たちのヒット曲を演奏するということがほとんど。それは以前のアルバムのほうが勢いがあるから、演奏する側としてもいいパフォーマンスをしやすという利点があります。一方でファンとしては常に優れた新作を聴きたいわけでして、それがなかなか現実的には難しいところなんだけれども、その難しいことをいとも簡単にちゃちゃっとやってしまうところに、ジューダス・プリーストの凄さを感じました。オープニングは正にFirepowerですから、いかにジューダス・プリーストがこのニューアルバムに自信を持っているということがよくわかりますよね。では、セットリストの紹介です。
- Firepower
- Running Wild
- Grinder
- Sinner
- The Ripper
- Lightning Strike
- Desert Plains
- No Surrender
- Turbo Lover
- The Green Manalishi (With the Two Prong Crown)
- Night Comes Down
- Rising From Ruins
- Freewheel Burning
- You’ve Got Another Thing Comin’
- Hell Bent for Leather
- Painkiller
Encore:
- Electric Eye
- Breaking the Law
- Living After Midnight
SNSでジューダス・プリーストのライブをチェック
今回のジューダス・プリーストは、プロ仕様のカメラは使わないで下さいということでしたので、スマホでライブを撮影して、それをSNSでアップしている人は結構います。僕もその一人で、インスタにアップしました。まずライブ前にTシャツに着替えました^^
今回利用しているリーガロイヤルホテルは、グランキューブの隣ですので、すぐに付きます。
そしてライブが始まると、すごいことになりました。
では、他の方のツィートをチェックしてみることにしましょう。ファンの写真は臨場感があって、僕は見ているだけでも楽しいです。
JUDAS PRIERT@OSAKA
安い方にしたら大分遠め。しかし!Freewheel Burnningとかやっぱテンション上がるわ。喉痛いっす。Metal God 、thanks!!! Wish you to come back with Gleen #JudasPriest #osaka pic.twitter.com/QewUM7MwcD— パパヒロシ(HIROSHI) (@mipapahiroshi) November 26, 2018
https://twitter.com/JUDASPRIEST_69/status/1067059907348725760
最後シビれた☆ #judaspriest #osaka pic.twitter.com/sZC2NLCGs4
— BJ_HALE/びいじぇいヘイル (@withBJ4E) November 26, 2018
鋼鉄神大阪降臨。
まさにへヴィーメタルな最高の一夜でした。
しかし、ロブは凄い。
#JudasPriest pic.twitter.com/hTnBlXP9en— ピロロー (@piroro1110) November 26, 2018
いやー、改めて見ると、本当にすごいライブでした。
30年以上スルーし続けたことを後悔するライブが目の前で行われた。
前の記事でも書いたのですが、僕はジューダス・プリーストというバンドはデビューのときから知っているのですが、途中でジャズに傾倒してしまったということもあり、いわゆるヘビーメタルには疎遠になってしまって、その時期がジューダス・プリーストの活躍とかぶってしまい、結局ここ何十年もスルーしてしまっていました。ですから、僕が彼らの持っているアルバムは、ファーストとセカンド・アルバムだけで、それ以降のジューダス・プリーストというバンドの真骨頂を体験することがなく月日が流れてしまったというのが、僕のジューダス・プリースト体験ということになります。
では、どうして今頃になって彼らを見たいと思うようになったのかというと、一つはバンドの離散が激しいハードロックやヘビーメタルの世界で何十年もトップの位置にいられたのはどうしてかということと、もう一つはカリスマとしてのロブハルフォードのステージングでした。
ジューダス・プリーストのバンド自体としてはグレン・ティプトンが抜けて(東京公演に登場するという噂もありますが)K.Kダウンニングがいなくなってしまったこともありますが、今回のライブを見る限りでは僕にとって優れたバンドだけが醸し出すことの出来る音の洪水も十分体験できましたし、あとは、やはりロブ・ハルフォードは並じゃない素晴らしいパフォーマンスで、さすがカリスマと言うキーワードが陳腐に見えるほど、圧倒的な存在でしたね。
あとは、個人的にはリッチー・フォークナーがギタリストとしてなかなか良かったですね。完全にバンドの一員というか、もしかしたら音楽的なリーダーはリッチー・フォークナーと思われるほど、すごくバンドにマッチしていたし、いいギターを見ることができました。
あっという間の1時間半でしたが、素晴らしいパフォーマンス。さすがという感じでした。