2018/08/15
Sons Of Apollo待望の来日が決定。僕は全公演行こうと思います^^
先日、Facebookを見ていたら、クリエイティブマンの書き込みがあり、なんと、僕が心から待ち望んでいたSons Of Apolloの来日が決定とのことで、テンションが思いっきり上がっています。
Contents
Sons Of Apollo日本公演の概要
まずは、クリエイティブマンのFacebookでの書き込みをご紹介します。
Sons of Apollo、来日、素晴らしいですね。会場のことはまたあとで書きますが、オールスタンディングということもあり、結構近いところから彼らを見ることが出来ると思いますね。日程と会場ですが、
9月10日OSAKA BIGCAT
9月11日と12日恵比寿LIQUIDROOM
ということになります。オールスタンディングで9,000円だから、これだけの大物としては安いと思いますね。あとは、個人的には2時間近くスタンディングはきついかなあと思うけれども、ライブの場合、ずっと立ってますから、大丈夫でしょう、きっと。チケットぴあでは売り出してますね。リンク、貼っておきます。
Sons Of Apollo関係者のSNS上のアナウンス
Sons Of Apolloのメンバーは、結構陽性の人ばかりなので、SNSでも積極的に来日についてアナウンスしてます。まず、マイク・ポートノイは、自身のTwitterで来日をアナウンス。
JAPAN!!! 🇯🇵 Sons Of Apollo are coming for you in September! Get your tickets immediately before they sell out: https://t.co/jHBvmpDrQg pic.twitter.com/QW6aNbYAoh
— Mike Portnoy 🤘 (@MikePortnoy) 2018年3月6日
デレク・シェリニアンも同様に来日をアナウンスです。
JAPAN!!! 🇯🇵 Sons Of Apollo are coming for you in September! Get your tickets immediately before they sell out: https://t.co/yRHpD7sDFv pic.twitter.com/00XcENHSnF
— Derek Sherinian (@DerekSherinian) 2018年3月6日
ロン・サールは、インスタで来日をアナウンス。
JAPAN!!! 🇯🇵 Sons Of Apollo are coming for you in September! Get your tickets immediately before they sell out: https://t.co/yRHpD7sDFv pic.twitter.com/00XcENHSnF
— Derek Sherinian (@DerekSherinian) 2018年3月6日
ジェフ・スコット・ソートとビリー・シーンはFacebookでアナウンスしてます。まずは、ジェフ・スコット・ソートのFacebookで来日をアナウンス。
ビリー・シーンも来日しますよーと言う感じですね。
後は、是非VIPパッケージを売り出してくれないかなあと思ってるんですよね。Sons Of Apolloの公式サイトを見てみると、
今のところ、日本では発売がアナウンスされておらず…。興味深いのはノースアメリカ公演ではVIPチケットは、100ドルなので、日本でもこのレベルで売り出してくれると、ファンとしては嬉しいところです。
Sons Of Apolloの個別のアーティストをチェックしてみる。
以下は僕の勝手な憶測ですけれども、Sons Of Apolloの中心人物は、マイク・ポートノイとデレク・シェリニアンの元ドリーム・シアターのメンバーですが、恐らく二人はドリーム・シアターを強く意識をしていると思います。その理由としては、マイク・ポートノイがドリーム・シアターに戻りたいと言う気持ちが凄く強いんじゃないかということです。その証拠に自身のバンドでもある、Mike Portnoy’s Shattered fortressは、ドリーム・シアターのカバーバンドですし、そもそもShattered fortressはドリーム・シアターの楽曲名でもあります。ワイナリー・ドッグスはすごくいいけれども、キーボードがいないので、楽曲自体に壮大さを表現することは難しい。
次にSons Of Apolloのデビューアルバム「Psychotic Symphony」を聴いて思ったドリーム・シアターの違いは、Sons Of Apolloの方がハードロック色が強いということです。
それは、リズム隊がワイナリー・ドッグスのメンバーということもあって、ハードロックならではのシンプルさとデレク・シェリニアンのギタリスト的なキーボードが絡み合った独自のサウンドを築いていると思うのです。大作主義という点では、ドリーム・シアターの方がプログレ色がと良い感じですが、ロックのシンプルさという点ではSons Of Apolloかなという感じです。曲は非常に良いですね。随所でレインボーやディープ・パープルの匂いも僅かにするのも、おじさんとしてはノスタルジックなところもあって、嬉しいところです。次にここのメンバーについてお話をしたいと思います。
力強いボーカルが好みです:ジェフ・スコット・ソート
ジェフ・スコット・ソートは、かつてあの速弾きギタリストのバンドに在籍していたということで、個人的にはあまりいいイメージがなくて、聴かず嫌いで、今回Sons Of Apolloで初めてジェフ・スコット・ソートのボーカルを体験しましたが、力強くていいボーカリストだし、Sons Of Apolloにはものすごく合っていると思いますね。今回Sons Of Apolloライブでも、クイーンの曲を上手にカバーしていて、本当にびっくりしたのです。これだけ力のあるボーカリストがこれほど見事なパフォーマンスを見たことありません。このパフォーマンスは、ライブでは是非見たいところです。今から期待しています。
ドリーム・シアターのジェイムス・ラブリエとの違いだけれども、二人とも実績のあるボーカリストですし、タイプが全く異なるので比較のしようがないです。ジェイムス・ラブリエは高音に特徴のあるボーカリストですし、ジェフ・スコット・ソートも野太い声に特徴があります。
ギタリストも超絶 ロン・サール
こちらも全く不勉強で、僕はロン・サールのことを全く知りませんでした。実際にSons Of ApolloのPVを見ているとかなりオリジナリティのあるギタリストだということがわかりますね。まずは、ツインネックギターをメインで弾いている人で、これはガンズ・アンド・ローゼズのころも、既にツインネックギターを弾いてました。
ロン・サールのギターのネックを見ていると、一つがフレットレスになっていて、ギターでフレットレスギターというのは初めてみました。フレットレスベースは結構多くのベーシストがいますが、フレットレスギターというのは見たことありません。ギタリスト的には、エディ・ヴァン・ヘイレンやスティーブ・ヴァイのようなタイプのギタリストですね。つまり、ギターという楽器の可能性を引き出すタイプで、実に個性的です。ロン・サールは、当然テクニカルなギターも弾くのですが、例えば速弾きの場合も、ドリーム・シアターのジョン・ペトルーシやイングヴェイ・マルムスティーンとかは、ピッキングに指が追いかけていくと言う感じです。ですから、ギターソロはどちらかと言うと力強い感じになります。ロン・サールの場合は、全てのフレーズをピッキングするのではなく、指の運用で弾くタイプです。技術で言うとハンマリング・オンやプリング・オフを主体としたギターですね。ワイナリー・ドッグスのリッチー・コッツェンも同じタイプです。特徴はフレーズが流れる感じです。それは文字だけだとわからないので、YouTubeの動画でご案内します。
すごい人だと思います。
ギタリストのようなキーボードプレイヤーデレク・シェリニアン
この人も実は不勉強で、どういう人なのかジョーダン・ルーデスの前にいたドリーム・シアターのキーボードとしか知らなかったのですが、Son Of Apolloの結成で調べてみると、実に派手なキーボードプレイヤーだということを知りました。しかも、ロックには珍しくバークリー音楽大学出身ということもあって、テクニック的には全く申し分がありません。デレク・シェリニアンを調べていて驚いたのは、彼のソロ・アルバムBlack Utopiaです。このアルバムには、イングヴェイ・マルムスティーンやザック・ワイルド、あとなんとアル・ディ・メオラが参加しているのです。
キーボードプレイヤーとしては、ハードロックの申し子のような実に攻撃的なソロを弾きますね。こちらも結構タイプですし、Sons Of Apolloの中心人物でもあるので、こちらもライブが楽しみです。この人もキーボードの可能性を見出そうとうするタイプの人で、それは次の動画をみてもらとわかります。
後はSons Of Apolloのアルバムを聴いてると、ギタリストっぽいキーボードプレイヤーですね。これはどういう意味かというと、ハードロック系のキーボードプレイヤーは全般的にギタリストに押されている感があり、あのジョン・ロードでさえも、リッチー・ブラックモアには圧倒されていたように、どちらかと言うと物静かな人が多いですが、ギタリストはギタープレイがハードロックの華でもことから、やんちゃ系の人が多い。デレク・シェリニアンは、そういう中で極めて個性的だし、テクニックもある上に押しが強い感じのプレイをしますね。キーボードプレイヤーが音楽的な主導権を握っていることは、全体を把握する上でいいことだと思います。
ベーシストに徹しきっているビリー・シーンの凄みを感じる件
これも僕の憶測でしかないんですけれども、ベースのビリー・シーンは、マイク・ポートノイに対して年齢的にも兄貴分的な存在だと思うんですよね。この二人は、昔から色々なプロジェクトでも一緒に仕事をしているし、ワイナリー・ドッグスでも鉄壁のリズム隊として頑張っていて、お互いに気心知れている関係だと思います。そんな二人だから、やんちゃ系のマイク・ポートノイの言うことを聴いて、お前がそんなにプレグレハードロックをしたいんだったら、手伝ってやるよと言う機微の人間関係じゃないのかと勝手に想像じています。
ベーシストとしてのビリー・シーンは、Sons Of Apolloの演奏は楽しいんだと思うんです。何よりもテクニカルだし、変則なリズムを多用するし、ギタリストやキーボードプレイヤーとの高速ユニゾンなどがあったりして、なかなか手応えがあるんじゃないかと勝手に憶測してます。今回のステージなどで見てみると、これだけ派手なベーシストが、本当にバンドの一員としてベーシストに徹しているというところが、すごく凄みを感じるんですよね。僕は彼が世の中に出てきた頃から知っていますけれども、ロックの世界でベーシストとして個性を出してきた人は、彼以外にいません。特にデイヴ・リー・ロスのソロプロジェクトは本当に面白かった。ビリー・シーンの場合は、ポップなMr.Bigで儲かっているので、他のプロジェクトでは売れようが売れまいが好きなことをやらせてもらうと言う感じがします。
念願のバンドを結成したマイク・ポートノイ
マイク・ポートノイと言う人ほど、ハードワーカーなアーティストはいないと思うくらい、いつもどこかで演奏してます。それがあまりにも昂じすぎてしまって、ドリーム・シアターを脱退することになってしまったんじゃないかと、これも僕の憶測です。でも、とてもテクニカルなドラマーだし、そもそもドラマーにとどまらないスター性がこの人にはあります。それと、彼自身がテクニカルなキーボードのなかでの壮大なハードロックを演奏したいと言う気持ちが強くて、それが、マイクにとってはドリーム・シアターの楽曲になってしまうんですよね。それは前述しましたが、個人で続けているMike Portnoy’s Shattered fortressに現れていると思うのですが、このバンドはまさにドリーム・シアターの曲を演奏するバンドだし、Sons Of Apolloでもドリーム・シアターの曲を演奏しているように、マイク・ポートノイにとってドリーム・シアターは欠かせない要素でもあるのですが、そのバンドにはマイク・マンジーニがいる以上は戻れないので、そこで結成したバンドがSons Of Apolloと言うところに最後は落ち着くわけです。バンド自体は今までご案内した以上に強力なメンバーなので、マイク・ポートノイは満足してるじゃないかと思います。
以上、僕個人の憶測ばかり書き連ねましたが、Sons Of Apolloはメンバーもすごい人達だし、実際にいまアメリカでツアーをしていますが、抜群に評判が良いです。これだけのメンバーが揃っているし、曲も良いから、多くのファンが受け入れてくれるんだと思います。今から9月の来日公演までずいぶん長いですが、心待ちにしたいと思いました。
2018年7月8日のセットリスト
Sons Of Apolloはアルバムを発表したあと、早速ツアーを開始していて、実に精力的です。セットリストは当然ファーストアルバムから演奏されていますが、そこはドリーム・シアターの元メンバーが2人いるだけあって、ドリームシアターの曲も演奏しています。Sons Of Apolloの来日も1ヶ月を割りました。楽しみです^^