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都知事選が始まりました

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猪瀬さんがあっさり都知事をクビになり、大変な費用をかけて、次の都知事を決める選挙が始まります。今更だけど、前回の都知事に猪瀬さんを投票しなかったのは本当に正しかったと僕は思っているのです。選挙戦が始まるので、ミーハー的には小泉さん見てみたいなとは思っておりますが笑


猪瀬さんに関しては、徳洲会から5000万円をもらっていて、その仲介をした人に500万円を渡しているわけだから、これは明らかに公職選挙法違反なので、逮捕されるべきだと思うね。その猪瀬さんを推薦した元都知事の石原はノウノウと田母神さんを応援している。本人ももう80過ぎてるし、ボケッきっちゃってるんだと思います。

80過ぎの老人が選挙応援という公の場で、人のことを馬鹿という傲慢さ。いいのって思うのですよ。人は年をとると子どものようになるって言うけど、その典型的な人物。田母神さんもこんな人から応援してもらっているということ自体が、自分のブランドが低下すると思ったほうがいい。
「やめろ、やめろとバカが2人そろって」 石原慎太郎氏
老耄ってこういう人のことを言うんだと思う。

今回の選挙に関して言うと、不思議に思ったのは、2020年の東京オリンピックが論点の一つになっているんだけど、どういうわけだか、オリンピックに反対したということがなにか国賊扱いのように報道しているマスコミが多い。オリンピックに反対しているなんてなんて非国民なんだ!!という様相を呈している。

チョット待ってくれっていいたい。このオリンピック構想って石原慎太郎が自分の失政続きを挽回と、自分の名前を歴史に残そうという妙な色気をだしてぶちあげたもので、東京を再構築しようとか、停滞している東京を盛り上げようということでやったものじゃない。そういう状況でもあるにかかわらず、あそこまでお祭り騒ぎをしている。ひどいなと思ったのは、猪瀬さんがプレゼンテーションで日本では財布を落としても必ず見つかりますという嘘。

そんなこんなでこの選挙は、宇都宮さん、田母神さん、舛添さん、細川さんの4人が今までの実績を考えると4人で争うことになると思うけど、いわゆる実績をしっかりあげているのは宇都宮さんと田母神さん。田母神さんの主張は、安倍政権と連動するということと、東京をテロから守るとか言ってましたが、この二つだけでも突っ込みどころが満載だし、石原慎太郎が応援しているというだけでもうマイナスなんだけど、やっぱり自衛隊のトップに上り詰めたというのは、やはりさすがという感じはします。言ってることは外れきってますけど。

宇都宮さんは、弱者を守るという点では、この4人の中では飛び抜けてる。サラ金多重債務の問題でグレー金利撤廃を推進して、払いすぎの利息を取り戻させたし、オウム真理教殿戦いや年越し村村長などを務めていて、とても立派な人物だと思うのですよ。ただ、応援団が共産党と社民党なので、他の野党が嫌っただろうし、世間的にも左寄りと見られるのが気の毒。一番我々のような末端のものには一番ちかい人物だと思うのですよ。僕もこの人を応援してます。

その宇都宮さんが怒ってるんです。何を怒っているのかというと、ツイッターで
https://twitter.com/utsunomiyakenji

候補者のテレビ討論が何度も中止になっている。恐らく弁の立つ宇都宮さんに圧倒されるのを他の候補者が嫌ったんだと思いますよ。これに対する反論も他の候補者から出てこないというのは、今更だけどどうなのっていうことです。

舛添さんに関しては、あまりにも舛添さん自身と自民党の節操の無さを感じるのですよ。この選挙戦を見ていると、政権与党はあまりこの選挙に力を入れてないんじゃないかなと思うね。舛添さん自身は、民主党政権が出来た時に自民党の存在意義がなくなったと言って、新党改革の代表になり、自民党から除名をされている。ところが、何故かこの両者が都知事選で繋がってしまった。

舛添さん自身も弁が立つし、発信力があるから、いいとは思うけど、信念のなさというのが一番ダメなんじゃないかなと思うんですよね。しかも、街頭演説では厚生労働大臣の経験とお母さんの介護の経験から、東京の福祉を充実させると言ってましたが、揚げ足をとってごめんね。舛添さんって、元々は国際政治が専門だったと思うんだけど、そのあたりはアピールしないんだろうか。このようにちょっと自分の発言や姿勢にブレが見られるのです。自民党はなんで小泉進次郎を立てなかったんでしょう。彼だったら、若いし、発信力はあるし、誰が立候補しても絶対に負けないし、史上最年少都知事で話題になったと思うのに、もったいない。

細川さんに関しては、僕のブログで2回取り上げてまして、結構多くの人に実は読まれているのです。

物理的に考えた場合に、細川さんは76歳。任期が終わった時にはもう80歳。総理をやめた時も9ヶ月で内閣を放り出してしまった時に、あれだけ期待されて内閣ができたとものすごく期待したのに、この時の喪失感は凄く大きかった。実に無責任だと思うのです。細川さんはウェブサイトでも「殿」を標榜しているけど、やはり育ちが極端に良い人に政治という俗な仕事は向いてないんじゃないかなと思う。側近政治が横行しそうです。

取り急ぎ4人のウェブサイトのリンクを張っておきます。

インターネットを一番上手に使っているのは、宇都宮健児さん。ウェブサイトも一番良く出来てると思います。一方でネーミングと追い風が吹いているのは細川さん。僕はこの二人の一騎打ちになると思います。