2016/06/13
エリック・クラプトン、ローリング・ストーンズ、ボブ・ディランの来日
来月から、大物アーチストが来日しますね。大物の頭の上に超がつくくらいすごい人達がやってきます。クラプトンは来月に来日するし、ローリング・ストーンズは3月、ボブ・ディランも3月から4月にかけて日本に来ます。凄いですね、しかし。ミュージシャンのレベルがあまりにも高すぎる。しかも、ボブ・ディランに至ってはライブハウスで行われるわけでして、ファンだったら卒倒モノです。
ちなみに僕はエリック・クラプトンとローリング・ストーンズは見に行く予定なんですけども、両方共ほぼ同世代であり、ということは年齢的に70近くになるので、恐らくライブで見られるのは最後でしょうと言われていて、僕も全くそのとおりなんだと思います。
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エリック・クラプトン
僕は高校の時からギターを弾いていたので、クラプトンはギタリストとしては別格なのです。ただ、高校の時は当時のクラプトンのように緩い音楽よりも、リッチー・ブラックモアとかアル・ディ・メオラと言った弾きまくるギタリストが好きだったので、なかなかブルース・ギターというのは避けていたところがありました。また、今から30数年前のクラプトンは薬や酒でボロボロになっていたということもあって、特に好きなアーティストではありませんでした。
彼のことを好きになるのは、大学卒業をして25歳前後の頃かなと思います。ちょうどこの頃、フィルコリンズがプロデュースをしたアルバム「ビハインド・ザ・サン」を発表して、ここが僕はクラプトンの転機になったような気がするのです。明るくなったような感じがしました。
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その後クラプトンは「アンプラグド」を発表して、ボーカリストとしての地位を築いたように思います。いいアルバムでしたね。
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個人的には、2002年に発売された「One More Car, One More Rider」。このアルバムは当時のクラプトンの集大成といえる、誰が聞いても楽しめるベストアルバム的なライブで、クラプトンのバックメンバーの素晴らしい演奏とクラプトンのギターが堪能できる素晴らしいアルバムです。僕にとってはベストアルバム。特に「River of tears」のギターソロは歴史的名演じゃないかと思えるくらい、素晴らしいギターソロです。あと、スティーブ・ガッドのドラムも素晴らしい。
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DVDは映像だけにもっと素晴らしいですよ。
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その後のクラプトンは、ますますブルースに傾倒している感じがするけど、それでもいい感じで年をとってる。若いころもカッコ良かったけど、年をとって凄く枯れた感じがするね。いいと思います。
ローリング・ストーンズ
そしてストーンズ。この人達が信じられないのは、まさしく70歳なんだけど、全くパワーが衰えないということです。ハイドパークで行われたLIVEは本当に素晴らしいパフォーマンスです。とにかくこの動画を見てほしい。
ストーンズの名曲、ジャンピング・ジャック・フラッシュですが、イントロをキース・リチャーズがテレキャスターで刻む。この人は昔から存在感が半端ではありませんでしたが、いるだけ大物という感じで、かっこ良すぎちゃう。そこにミック・ジャガーが絡んでだみ声のボーカルで歌う。このくらいのレベルになると、上手い下手が関係ないんですよね。それくらいすごい。
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この人たちは何がすごいかといえば、年齢的にかなりの年齢なわけですよ。ミック・ジャガーはなんと70歳!!!キース・リチャーズも70歳!!こんな老人いるの?というくらいすごいです。ふたりとも1943年生まれなんだけど、同世代でどういう人がいるのか調べてみました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/1943%E5%B9%B4#.E8.AA.95.E7.94.9F
著名人だと、アントニオ猪木、北大路欣也、ロバート・デ・ニーロ、カトリーヌ・ドヌーブなどなどいるのですが、既に鬼籍に入ってしまった人もいるし、それにしてもすごい70歳としか言い様がない。
音楽の分野は違うけど、引退状態の人がたくさんいる中、まだまだ第一線にいるというのは素晴らしい。才能ってすごいって思うのです。