2016/06/12
夏菜、女優としては崖っぷち?という記事
このブログは、去年はあまちゃんのネタを散々やっていたのですが、あまちゃんの前作だった「純と愛」は、本当にひどくて、あれは相当見てて気分を悪くする内容でした。その後のあまちゃんは御存知の通り、非常に面白くて、僕は未だにDVDやNHKオンデマンドで楽しんでおります。それでも、ヒロインである夏菜のことは気になっているので、チェックしてみました。
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夏菜が崖っぷちだって?
今日、たまたまgooを覗くことがあって、気になる見出しを発見。
早速見てみると、日刊ゲンダイのサイトにリンクが張ってあり、
「ポスト矢田亜希子」も今や崖っぷち 夏菜は“促成栽培”がアダ
http://gendai.net/articles/view/geinox/147469
先日スポーツ新聞で夏菜のセミヌード写真集が発売されたという報道があり、連続テレビ小説のヒロインだったのに、かわいそうにと思ったのが率直な感想。本来であれば、こういうことというのは、事務所でとめてあげるようにしないと本人が可愛そうです。
夏菜、集大成ショット!写真集で“最後の水着姿”
http://www.sanspo.com/geino/news/20140122/gra14012205030000-n1.html
で、日刊ゲンダイの記事で演劇関係者(演劇関係者って何って突っ込みたくなるけど)、
朝ドラ女優といえば近年でも井上真央、松下奈緒、堀北真希のように出演後は出世がほぼ約束され、黙っていてもオファーは向こうからやってくる。ところが、夏菜の場合、そうはいかなかった。問題になったのは演技力。井上や堀北と比べたら二枚も三枚も落ちるのは否めない。昨年秋には主演舞台の話もありましたが、流れてしまいました。厳しい演出家の下でイチから鍛えなおさないと女優としては崖っぷちでしょう
井上真央ちゃんや堀北真希ちゃんと夏菜を比較しているけれども、二人とは「格」は違うけれども、演技力はそんなに変わらなかったというよりも遜色はありませんでした。
夏菜が悪いのではなく、「純と愛」が最悪だった
一番問題だったのは、夏菜が「純と愛」というひどいドラマのヒロインだったということで、これは夏菜に取ってアンラッキーだったとしか言い様がない。あのドラマはあれだけネガティブな事象を取り上げるドラマは本当に未だかつてなくて、それこそものすごく実験的なドラマでした。朝のあの時間じゃなくて、夜とかだったらまだ良かったかもしれない。
- ヒロインが行くところが全てダメになる
- 父親は溺死
- 母親は若年性アルツハイマー
- パートナーは植物人間
思いつくだけでも、これだけ絶望的な要素があり、救われるところが全くないのです。夏菜本人もこのドラマが放映中にインタビューを受けて、どういうことを言われているのかわかってますからと言ってましたが、ヒロインとしては相当傷ついたと思うのです。
しかも、NHKはこのドラマの脚本を遊川和彦に書かせて、遊川和彦がそれを飲む条件として演技にも口出しをさせてもらうということで、そのために夏菜はかなり遊川から怒鳴り散らされたらしいですね、たかが脚本家なのに。
純と愛は悲劇しか起こらない
あまちゃんの一番のポイントは東日本大震災をどう描くのかということだったんだけど、宮藤官九郎は出演者は誰も死なせないということにしたというのは、本当に素晴らしかった。しかも、被災しているけど、北三陸のみんなは元気!という状況もとても良かった。
ところが、純と愛に関しては、純が勤める会社は外資に買収されたり、火事になったり、台風で吹き飛ばされたり、挙句の果ては実の父親が海で溺れて死ぬというように、全く救いようがない状況で、これは脚本家の人柄のちがいだと言われても、しかたがないのです。
役者は作品でブランドが変わる
夏菜に話を戻すと、このことで彼女のせいじゃないのに著しくブランドが低下をしました。主人公が不人気なドラマに出ると、ブランドは一気に下がるのです。例をあげると、
- 江~姫たちの戦国~の上野樹里
- 平清盛の松山ケンイチ
夏菜もこの二人の仲間入りみたいなものです。
あとは事務所も何とかしてあげないと、可愛そう。先日も何かのバラエティの司会をしてたりしました。頑張って朝ドラのヒロインをゲットしたほど素質のある人なのだから、映画中心に仕事を選んであげればいい。別に主役とかじゃなくてもいいと思う。それはカーネーションの尾野真千子も、映画にでいてるけど、主役級もあるけど、そうじゃない役で出ていたりするわけで、そのあたりは夏菜のプライドを尊重しながら、上手に仕事を振り分けてあげないと、可愛そうだと思うね。手ブラのセミヌードなんてやめさせてあげないとッて思う。