2017年4月に来日するARW。ライブの見どころはやはりメンバーと魅力的なセットリストだと思う件
4月に来日するARW。この名前はメンバーのアンダーソン・レビン・ウェイクマンの頭文字をとったもので、僕はほとんどイエスには詳しくないのですが、メンバーとセットリストが魅力的ということもあり、ライブに参加をすることにしました。
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ARWとは
ARWというのは、プログレッシブ・ロックのイエスを構成したメンバーである、ジョン・アンダーソン、トレバー・ラビン、リック・ウェイクマンによるプロジェクトで、主にイエスのナンバーを演奏します。ARWの良いところは、何と言ってもイエスのいいとこ取りというところだと思います。ARWは、ボーカルはジョン・アンダーソンですし、キーボードもイエスの歴代のキーボードプレイヤーで最も存在感のリック・ウェイクマンであるということ。ギターがトレバー・ラビンと言うのは、ロンリーハーツでイエスを復活させた救世主という見方と、今までのイエスの雰囲気を変えてしまったという、正反対の評価がありますけれども、ギタリストとしての実力、コンポーザーの実力は相当なものです。イエスが復活したきっかけを作った人だと思います。そういう意味ではものすごいメンバーのプロジェクトで、実際に彼らのセットリストをチェックしてみると、本当にこれはすごいライブになることは十分期待できるかなあと思うのです。
ARWの演奏する音楽のカテゴリーはプログレッシブ・ロックである以上、当然個々のメンバーの演奏力は優れている。しかもギターがトレバー・ラビンでキーボードがリック・ウェイクマンであれば、相当レベルが高い演奏を楽しむことが出来ると思うのです。また、ボーカルのジョン・アンダーソンは、イエスの代名詞的な存在です。そこに演奏力と音楽性の高い二人が参加するのですから、これはものすごいパフォーマンスを期待できるでしょう。
僕がライブに行こうと思ったARWのセットリスト@2016年12月4日
僕はあまりイエスについてはそれほど精通してないというか、いわゆる全盛期の頃は全く知りません。イエス自体を聴くようになったのはトレバー・ラビンが加入した90125からです。ただ、ジョン・アンダーソンというボーカリストが素晴らしいということは、イエスを聴かなくても知ってましたし、リック・ウェイクマンがキース・エマーソンなどと並ぶ有名なキーボードプレイヤーであるということも知っていますが、この当時はハードロックばかり聴いていたのでプログレッシブ・ロックを聴く精神的な余裕がなかったというのが実際のところです。また、イエスのギタリストと言うのは僕にとってはスティーブ・ハウというよりもトレバー・ラビンだし、ギタースタイルもトレバー・ラビンの方がわかりやすくて好きです。そんなARWの一番直近のセットリストが2016年12月4日のもので、これをみると、やはり見に行きたい気持ちがこつこつと湧いてきたのです。特に個人的な思い入れとしてはやはりロンリーハーツは、ジョン・アンダーソンのボーカル、トレバー・ラビンのギターでライブを見てみたいのです。では、セットリストのご紹介です。
- Cinema
- Perpetual Change
- Hold On
- I’ve Seen All Good People
- Lift Me Up
- And You and I
- Rhythm of Love
- Heart of the Sunrise
- Changes
- Long Distance Runaround
- The Fish
- Awaken
- Owner of a Lonely Heart
Encore:
- Roundabou
ARWのセットリストに基づいてYouTube動画を集めてみた
僕は、冒頭に書きましたが、イエスのことはあまり良く知らないので、ライブを楽しむために、これらのセットリストに基づいてYouTubeの動画を集めてみました。これでライブを見てみると、かなり質の高い演奏であることがわかります。これはますますライブを楽しみになってきました。
Cinema〜Perpetual Change
オープニングはすごくドラマチックでかっこいいです。リック・ウェイクマン、マント着てますね^^
Hold On
I’ve Seen All Good People
Lift Me Up
And You and I
Rhythm of Love
Heart of the Sunrise
Changes〜Long Distance Runaround〜The Fish
Awaken
Owner of Lonely Hearts
Roundabout
こうやってみると、かなりスケールの大きな演奏だということがわかり、益々、来日公演が楽しみになってきました。
ARWのセットリストを構成するアルバム
去年12月ARWのセットリストをチェックしてみて、どのアルバムから曲が使われているのかチェックをしてみました。さすがに一番多いのは、トレバー・ラビンが在籍した頃の名作「90125」と名作「Fragile」です。曲の多い順にご紹介をします。
名作であり問題作でもある「90125」
演奏された曲:cinema、Hold On、Changes、Owner of a Lonely Heart
歴史的な名作「Fragile」
演奏された曲:Heart of the Sunrise、Long Distance Runaround、The Fish、Roundabout
イエスサウンドを確立させたとされる「The Yes Album」
演奏された曲:Perpetual Change、I’ve Seen All Good People
イエスが8人になったと話題になった「Union」
演奏された曲:Lift Me Up
「Close to the Edge」
演奏された曲:And You and I
「Big Generator」
演奏された曲:Rhythm of Love
「Going for the One」
演奏された曲:Awaken
ARW来日に際してツィッターでファンの声をチェック
今まで書いてきたようにARWのメンバーはすごいメンバーですから、来日公演を期待している人が結構多くいます。もちろん僕もその一人です。そこで、ARW来日に際してどのような声がアップされているのかチェックしていました。
まずは、僕から^^
これから見たいライブだけど、キングクリムゾンが見たい。あと4月に来日するARWは、ぜひ見たい。前売りを買い逃したので、チケットキャンプでチェックしているところ。15000円払えば、かなり前列の席が買えるので、値下がりするのを待っているところ。
— Eisuke Minezaki (@hhighwaystarrr) 2017年2月5日
はい、チケットキャンプで11,000円のチケットを14,000円で購入しました。こちらは後ほど詳しくお話をします。では、ファンの声を何件かご紹介。全体的にはARWの来日歓迎の声に満ちている感じです。
さっきまで久しぶりにYesの「時間と言葉」を聴いてた。ハウ師匠もウェイクマンもいないけどやっぱりアンダーソンの声が「Yesの声」なんだよな。スクワイア存命時の来日公演に行けば良かったかな、と思ってけどやはりアンダーソンが歌わないとYesじゃないのかな(自分はね)。ARWが楽しみ。
— コタ (@david_watts_02) 2017年1月22日
はぁ…ARW来日は行こう…いつ二度と観れなくなるか分からん pic.twitter.com/vniGD4P89V
— 待ちガイル (@cityguile) 2017年2月1日
今度ARWの来日楽しみだ~♪
ラビン日本来るの超久々か~Yes – Love Will Find A Way (Official Music Video) https://t.co/FMnZNtEyIx
— YU-KKI(ユキ) (@moonyanthem) 2017年2月9日
(@_@)4月に来日するARWのVIPチケット買っちゃった🎫
よ、よんまんえん!
働くぞ!いっぱい働くぞ!— ターコ (@ta_koizu_) 2017年2月9日
手がすべって早くも購入してしまったwww
Anderson, Rabin & Wakeman 東京3日目に参加予定~
トレバー・ラビンのギター大好きだし、ベースのリー・ポメロイも見たかったのでとても楽しみだ! pic.twitter.com/VAGozPa12j— 国分巧 (@kokubutakumi) 2016年12月11日
これもなー。かつてのギター少年としてはほんとは行かなきゃ…トレバーラビン大好きなんだ!✨ pic.twitter.com/BhwBDAtD9y
— はっくん (@masa_lennon) 2017年2月1日
ARWのチケットはチケットキャンプで14,000円で買いました
僕はウドープレミアムの会員なので、ウドーの来日アーティスト情報は一般の人よりも3日ほど早く入ってきます。ARWも当然その流れで知っていましたが、たまたま買いそびれていて、結局チケットキャンプで購入しました。
当初はジェフ・ベックのライブが終わった後にウドーが来日アーティストのチケットを販売するので、そこで買うつもりでいたのですが、席が前から24列目ということでやめました。ライブはできるだけ席に近いに越したことはないので、24列目はない。そうすると、チケット仲介サイトでゲットをするしかなくなり、ずっとチェックをしていました。席は前から6列目ですから、恐らくミュージシャンの大きさは肉眼で見れるはずなので、ライブはきっと興奮すると思うので、今から期待をしてます。
ARWの場合はものすごくメジャーというわけでもないので、チケットもあまり売り物も出ていません。いい席をゲットしたのであれば今のうちだと思います。チェックしてみると、3列目の席があったりして、僕ももう一日見に行きたいと思っているので、相変わらずチェックをしてます。とりあえずチケットキャンプのリンクを貼っておきますので、興味のある人は是非。
- Anderson, Rabin & Wakeman 17/4/17 (月) オーチャードホール
- Anderson, Rabin & Wakeman 17/4/18 (火) オーチャードホール
- Anderson, Rabin & Wakeman 17/4/19 (火) オーチャードホール
- Anderson, Rabin & Wakeman 17/4/22 (土) 広島クラブクアトロ(CLUB QUATTRO)
- Anderson, Rabin & Wakeman 17/4/24 (月) 日本特殊陶業市民会館
ちなみに僕が狙っているチケットは、すべてオーチャードホールになりますけれども、ご紹介しておきます。
- Anderson, Rabin & Wakeman 17/4/19 (水) 13,000 円/1枚あたり 1階 6列 1~10番
- Anderson, Rabin & Wakeman 17/4/18 (火) 14,500 円/1枚あたり 1階3列~6列 5番~15番の範囲内の1枚
- Anderson, Rabin & Wakeman 17/4/18 (火) 14,980 円/1枚あたり 1階 3~5列 20~35番の中から2枚連番。
- Anderson, Rabin & Wakeman 17/4/18 (火) 14,980 円/1枚あたり 1階 3~6列 1~12番の中から2枚連番。
- Anderson, Rabin & Wakeman 17/4/17 (月) 14,980 円/1枚あたり 1階 3~7列 15~30番の中から2枚連番。
- Anderson, Rabin & Wakeman 17/4/18 (火) 15,980 円/1枚あたり 1階 5列 20番台
14,000円割れすると買い時という感じでチェックをしているところです。
ARWライブの見どころについて
僕の方で引用したARWのYouTube動画を自分でもチェックをしていますと、リック・ウェイクマンのキーボードによって音楽そのものが実に壮大なものに仕上がっている感じで、正にプログレッシブ・ロックの王道を感じます。そこにジョン・アンダーソンの美しいボーカルと、エキセントリックでテクニカルなトレバー・ラビンのギターが絡んできて、何やら異空間にいる感じがすごくしました。
このまえ来日したジャーニーにしても、クィーン+アダム・ランバートでもそうですけれども、前任者のボーカルが強烈だとその後継ボーカリストは色々と大変です、色々と言われますから。ところがARWの場合は、そういうことを言われそうなのはトレバー・ラビンくらいなもので、ジョン・アンダーソンはイエスのボーカリストとしてイエス=ジョン・アンダーソンのような代名詞的な存在ですし、リック・ウェイクマンもイエスの歴代のキーボードプレイヤーでは最も評価の高い人ですから、古いファンも安心して見れるプロジェクトだと思います。
冒頭にも書きましたけれども、僕のプログレッシブ・ロック歴は浅くて、プログレッシブロック全盛のときはハードロック少年でしたから、どちらかと言えば聴かず嫌いというところがありました。ただ、年を重ねると良いことがあるのは、音楽に対する偏見を簡単に払拭することが出来るんですよね。良いものはしっかり受け入れられるのは、音楽を聴く方としてはすごく感受性が刺激されて嬉しいところです。
そんな僕がこのARWのライブを見たいと思ったのは、イエスを思いっきり変えてしまったトレバー・ラビンという人を見たいし、彼が携わったロンリーハーツを生で体験したいという気持ちが凄く強かったからです。それと僕もギター弾きなので、トレバー・ラビンの素晴らしいギタープレイも聴きたいという気持ちもありました。もともと幻想的なプログレッシブ・ロックだったイエスに超絶ギターソロを組み込んだのはトレバー・ラビンですから、とても革新的なミュージシャンでもあります。僕はギターの上手い人は大好きなので、そういう点でもトレバー・ラビンは要注目をしています。
そして、このライブを参加するために、ARWの様々なライブ動画を見て、これは見ないと絶対に後悔をすると思ってチケットをゲットしました。ARWの場合は、リック・ウェイクマンの包み込むようなキーボードに、美しいジョン・アンダーソンのボーカルと、ある意味攻撃的なトレバー・ラビンのギターが三位一体となっているので、完成度はすごく高いと思うんですよね。ですから、そういう期待を持って当日のライブに参加しようと思っています。