2016/06/16
アル・ディ・メオラとの共演で有名なスペインのギタリスト、パコ・デ・ルシアが亡くなってしまいました
今朝ほど、ニュースをチェックしていましたら、なんとスペインの超絶ギタリストパコ・デ・ルシアがメキシコで亡くなったというとんでもないニュースが入ってきました。まずは故人のご冥福をお祈りします。
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パコ・デ・ルシアとは誰か
最近は音楽というと、ボーカルが主体担っていることがほとんどなのですが、僕が中学から高校にかけては洋楽にものすごく勢いがありました。その中で僕はディープ・パープルを聞いて、ギタリストの道を歩もうと真剣に考えたことがあったのですが、その頃、フュージョンブームでそれこそ凄いテクニシャンが登場してきて、メジャーなところで言えば、ラリー・カールトン、リー・リトナー、そしてアル・ディ・メオラという人たちが、僕らの目の前に登場してきました。彼らのギターの上手さというのは、リッチー・ブラックモアとか、そういうレベルを超えちゃってまして、僕もそちらの方に傾いてしまったことがありました。
その中で一番好きだったのがアル・ディ・メオラで、彼の速弾きのスタイルは恐らくロックギタリストに影響を与えているはずです。彼はもともとチック・コリアのリターン・トゥ・フォーエバーに在籍をしていて、そこから独立して二枚目のソロアルバムとして発表したのが
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これ、Amazonで991円で売っているので、ギターアルバムとしてはものすごくいいので、お勧めです。
で、このアルバムに昨日亡くなったパコ・デ・ルシアが参加しているんです。前置きが長くて申し訳ないです。このアルバムの中で「Mediterranean Sundance」というアコスティックギターが、アル・ディ・メオラとパコ・デ・ルシアがギターバトルを繰り広げていて、ここではアル・ディ・メオラがパコ・デ・ルシアに完璧に圧倒されちゃってる。それはもう凄いギターの弾き合いがあり、大変なものだし、世間一般にパコ・デ・ルシアがメジャーになったのはきっとこのアルバムのはずです。YouTubeに音源があったので、とにかく聞いてほしい。
これで世に登場したパコ・デ・ルシアはその後凄腕ギタリストと共演をしていて、例えばアル・ディ・メオラとジョン・マクラフリンとパコ・デ・ルシアのライブアルバムがあります。
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このアルバムも3人で大変な弾き合いが展開されています。これも991円なので、ぜひ買ったほうがいいですよ。
そんな凄い人が亡くなってしまって、このアルバムで青春時代を送った僕としては相当ショックを受けています。
ニュースの報道は
ちなみにニュースではどのように報道してるかというと、
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パコ・デ・ルシア のニュース検索結果
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朝日新聞 - 17 時間前スペインのギタリスト、パコ・デ・ルシアさん(本名フランシスコ・サンチェス・ゴメス)が心臓発作のため、メキシコで死去した。66歳。AFP通信などが26日伝えた。 フラメンコギターの世界的な巨匠。情熱的.
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読売新聞 – 18 時間前
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時事通信 – 14 時間前
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あまりメジャーな人ではないけれども、朝日や読売が報道してます。
Twitterでの反応は
Twitterでの反応はというと、
@zihen107gitaa http://t.co/7zIQVTdhDO
まだ66才だっていうのに残念です…スーパーギタートリオをいつか生で観ることが夢だったのですが…— とりしま (@oshirinoananity) February 27, 2014
スペインのフラメンコ・ギター奏者で、スーパー・ギター・トリオの一人として活躍したパコ・デ・ルシアがメキシコで亡くなったそうです。享年66歳。⇒http://t.co/aez91QpW6q 謹んでご冥福をお祈り致します。追悼の意を込めて⇒http://t.co/ELzZ5DPPjh
— The Walker’s 加瀬正之 (@TheWalkers27) February 26, 2014
パコ・デ・ルシアが亡くなったと、全てのスペインの新聞が一面トップ報道。まさか彼が亡くなるなんて、と驚きと失意を物語る。世界が異口同音に語るスペインが誇る天才ギターリスト。66歳で他界は若すぎた。10歳になる前からステージ既に活躍。http://t.co/bp7srlZcMD
— TertuliaJapón (@TertuliaJapon) February 26, 2014
こんな感じで、彼を知る人はたくさん悲しんでいます。僕もその一人でとても悲しい。ご冥福をお祈りします。