2016/06/170 Shares

昨日の軍師官兵衛ー官兵衛試される→鶴ちゃんと田中哲司が素晴らしい

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昨日の軍師官兵衛では、羽柴秀吉が官兵衛のことを買い、そのことを竹中半兵衛に話をして、半兵衛も官兵衛がどれだけできるのかということを確認するために、官兵衛に難問を突きつけたというものでしたね。

結果的に官兵衛は、別所氏、赤松氏と話をして、播磨の大名は織田方につくということに話しをまとめたということで、評価を上げることになります。小寺政職は、最初は別所と赤松が岐阜に行けば自分も行っていたのにもかかわらず、行かないと言い出して、官兵衛を困らせました。最終的には竹中半兵衛の発案で荒木村重軍が播磨に来ることで威圧をかけて、やっと小寺政職はやっと重い腰を上げるというストーリー展開でした。荒木が威圧をしたというのは、創作だとおもいますけどね。

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鶴ちゃんが素晴らしい

軍師官兵衛でどちらかと言うと残念なキャストが多いと思っているんです。
ミスキャストを上げると

  • 明智光秀→春風亭小朝
  • 柴田勝家→近藤芳正
  • 丹羽長秀→勝野洋

などはひどいもので、そもそも春風亭小朝の眉毛がないというのもひどい感じがする。そんな中で片岡鶴太郎のバカ殿ぶりは凄く素晴らしいです。Twitterでも

鶴ちゃんはこんな感じで評価が高いんです。こういういい人を使わないとドラマは締まらないです。鶴ちゃんだと、篤姫の時に岩倉具視を演じた時はすごく違和感を感じたのですが、今回の小寺政職はすごくいい。

田中哲司に期待

後は、やはり田中哲司は演技がうまいです。彼はどちらかと言うと、繊細な役が多かったのですが、今回は自分の実力だけで這い上がった戦国大名を演じていて、新境地だと思います。ただ、荒木はのちに、信長に対して反旗を翻して、かつ、それを諌めに行った官兵衛を幽閉してしまいます。

しかも、その反旗を翻した原因は、毛利が荒木を味方をするというものでしたが、毛利に味方についていた宇喜多が官兵衛の調略で織田方についてしまったために、毛利自体が救援できなくなったということもあって、最終的には自滅します。それは地理的な本拠地を書いておくと
西から
毛利→宇喜多→羽柴・黒田→荒木
という位置関係にあって、宇喜多が味方であれば毛利と荒木で羽柴・黒田を挟み撃ちにするという戦略でしたが、宇喜多が織田に寝返ったために、毛利が荒木の元へ行く交通が断絶してしまったという背景があります。

ここで難しいのは、荒木は織田の圧力に耐え切れず、一族郎党だけでなく家来も全て捨てて、単独で逃亡してしまい、残された者達は織田に公開処刑されるに至ります。しかも、のちに荒木は天下をとった秀吉から招かれてその御伽衆になるという、生き恥をさらすという生涯を選ぶので、そのくらい複雑な演技を田中哲司に期待したのでしょうか。彼だったら出来そうな感じはします。

Twitterでも評価が高くて、

軍師官兵衛は、前作の八重の桜と比べると演技力を重視してキャスティングをしているので、ドラマ全体が締まってきてだんだん良くなったきました。あとはあまり黒田家内のエピソードよりも歴史に忠実にやって欲しいです。来週は、毛利が小寺家を攻めにきます。面白そうです。