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圧倒的な演奏力と斬新さで圧倒されるジョン・ペトルーシとジョーダン・ルーデスのライブAn Evening with John Petrucci and Jordan Rudess

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Evening With John Petrucci & Jordan Rudess

先日僕のギターヒーローのジョン・ペトルーシについて、記事を書かせていただきました。その時にジョン・ペトルーシとジョーダン・ルーデスのライブでAn Evening with John Petrucci and Jordan Rudessというのがありますよと言われ、早速聴いてみると、あまりの素晴らしさにびっくり。

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An Evening with John Petrucci and Jordan Rudessとは

An Evening with John Petrucci and Jordan Rudessは、ドリーム・シアターのギタリストであるジョン・ペトルーシとキーボードプレイヤーのジョーダン・ルーデスの二人だけで演奏しているライブアルバムです。演奏しているのは、ジョン・ペトルーシとジョーダン・ルーデスだけなので、ベースもドラムも、もちろんボーカルもありません。ギターとキーボードだけで演奏している、あまり聴いたことのないパターンです。

僕がこのアルバムを知ったきっかけは冒頭にも書きましたとおり、年明けにジョン・ペトルーシの記事がきっかけです。

僕のギターヒーロー、ジョン・ペトルーシのベストプレイベスト3を独断と偏見でご紹介します^^

この記事をFacebookで紹介をしたところ、ファンの方からこのアルバムを知っていますか?と言われて、早速YouTubeでチェックをしたところ、あまりに素晴らしい出来だったので、早速ポチった次第です。

次にAn Evening with John Petrucci and Jordan Rudessの素晴らしいところはたくさんあるのですが、ゲットしてよかった3つの点をご紹介します。

An Evening with John Petrucci and Jordan Rudessの素晴らしいところー曲が素晴らしい

僕がこのアルバムAn Evening with John Petrucci and Jordan Rudessを気に入ったところは、何よりも曲の良さですね。もちろん、ジョン・ペトルーシとジョーダン・ルーデスのインストゥルメンタルアルバムですから、Liquid Tension Experimentのような圧倒的な演奏を期待しました。演奏メンバーが2人だけですから、Liquid Tension Experimentというわけではないのですが、やはりこの二人が演奏をしているので、凄いのです。こちらは後ほど詳述します。それよりもAn Evening with John Petrucci and Jordan Rudessは、曲が良い。すごく聴きやすいですし、超絶テクニックなところもあるので、そういうところも聴き入ってしまいますが、やはり曲が良くないと、何度も聴きません。An Evening with John Petrucci and Jordan Rudessについて言えば、曲が良いので、何度も聴いてしまいます。

An Evening with John Petrucci and Jordan Rudessの素晴らしいところー演奏構成が斬新

An Evening with John Petrucci and Jordan Rudessでは、アルバムのタイトル通り、ジョン・ペトルーシとジョーダン・ルーデスだけで演奏をしてます。ギターとキーボードだけです。アコスティックギターとアコスティックピアノでの演奏があるというだけでも意外な思いがありますが、面白いのは、ドリーム・シアターの演奏のように、ギターをディストーションでガンガン歪ませて、凄い速弾きをしている一方で、ジョーダン・ルーデスはピアノを引いている採った演奏があるところです。普通こういうパターンのときは、ドラムやベースと言ったドラム隊がいるんですけれども、そういうリズム隊はなく、ジョン・ペトルーシとジョーダン・ルーデスがひたすら楽器を演奏し続けるという、ちょっと不思議な空間です。ただ、難解ということは全く無く、そこは曲の良さがしっかりカバーをしているので、聴いてて、心地よいのです。聴いた感じとしては、アル・ディ・メオラと亡きパコ・デ・ルシアの名演「Mediterranean Sundance」に似てるなあということでした。

An Evening with John Petrucci and Jordan Rudessの素晴らしいところー凄いテクニックです

ドリーム・シアターの演奏を聴いてもらえばわかりますが、演奏のレベルが普通のロックを遥かに超えています。それはこの二人のバックグラウンドを知れば当たり前のことなのですが、ギターのジョン・ペトルーシはバークリー音楽学院卒業だし、ジョーダン・ルーデスに至ってはジュリアード音楽学院卒ですから、普通そういうところを卒業している人は、ジャズの世界に行く人が多いんですよね。そういうバックグラウンドの人がロックをやっている事自体不思議なのですが、実際にドリーム・シアターで演奏される演奏はちょっと異空間の世界というくらいすごい。

そんなものすごいドリーム・シアターのバンドの中核であるジョン・ペトルーシとジョーダン・ルーデスが、演奏をしているのですごい演奏になるのは当然といえば当然なんですよね。僕が結構驚いたのは、ジョン・ペトルーシがすごくアコスティックギター、うまいのですよ。アコスティックギターと言うのは、僕もギター弾きなのでよくわかりますが、エレキギターとは別物というくらい違う楽器です。エレキギターはアコスティックギターと比べると弦の張りがゆるいので、すごくピッキングがしやすいのですが、アコスティックギターはそういうわけにはいかず、しっかり抑えないとその時点でちゃんと音が出ません。ましてや、アコスティックギターでアル・ディ・メオラ張りの速弾きは、よほどギターの技術がしっかりしていないと無理です。それを見事に弾いてしまっている、ジョン・ペトルーシのギターの技術は底知れない感じがします。改めて凄いと言うしかないのです。

年明け早々に素晴らしいアルバムを紹介してもらって、なんとも幸先の良い新年を迎えることが出来ました。ありがとうございます^^