2016/07/060 Shares

4月にTOTOの来日に備えて

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2014年4月の後半に入ると、今度はTOTOが来日をします。今回のツアーのタイトルは35周年記念ツアーということで、去年のヨーロッパのライブのセットリストを見ていると、古い曲も演奏するということでこれはかなり楽しみ。

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結成35周年になるTOTO

TOTOも結成して35年になるんですね。彼らがデビューした時から知ってますが、デビューした時は、ボズ・スキャッグスのバックバンドがデビューするという噂があり、恐らくフュージョン系のバンドだろうと予想する向きだったのですが、実際には凄いロックじゃんという感じでびっくりした記憶があります。

ただ、スタジオミュージシャンがロックを演奏するというところで、なんとなく気負いは感じましたけど、その違和感が微妙にいい感じがしました。そのボズ・スキャッグスのアルバム「Middle Man」には、TOTOのメンバーも当然加わっていて、その後のTOTO色が濃厚に出ていて、僕はボズ・スキャッグスのアルバムの中では一番好き。

Middle Man

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この名盤がなんと991円!We are all aloneに匹敵するバラードソングYou Can Have Me Anytimeはサンタナがギターソロを弾いてます。もちろん、スティーブ・ルカサーも弾いていて、ラリー・カールトンが好きだって彼は言ってますが、まさしくラリー・カールトンっぽいソロが随所で見受けられていて、よく出来ているアルバムです。

今回のTOTOのライブはライブインポーランドのDVDをチェックすべし

僕はTOTOのアルバムは、ブレイクする前のファーストアルバムとHydraが一番好きで、一番ロック色が強いと思ってます。一番人気の出た4枚目は、僕にはちょっとポップすぎて聴きにくかったです。今回のライブも色々と調べていると古い曲が中心に演奏されるということになっていて、しかも去年のポーランドのライブDVDが4月に発売されるのですが、色々と調べてみると、このDVDに収録されている曲がほぼ演奏されそうな匂いがプンプンします。そのDVDがこちら。こちらもかなりこの2枚のアルバムから多くの曲が演奏されてます。

収録曲は以下のとおり。

  1. On the Run / Goodbye Elenore
  2. Goin’ Home
  3. Hydra
  4. St. George and the Dragon
  5. I’ll Be Over You
  6. It’s a Feeling
  7. Rosanna
  8. Wings of Time
  9. Falling in Between
  10. I Won’t Hold You Back
  11. Pamela
  12. 99
  13. White Sister
  14. Better World
  15. Africa
  16. How Many Times
  17. Stop Loving You
  18. Hold the Line

Encore:

  1. Home of the Brave

Encore 2:

  1. Pamela
  2. White Sister

このうち、ファーストアルバムから演奏されるのは、

  1. Goodbye Elenore
  2. Hold the Line

Hydraからは

  1. Hydra
  2. St. George and the Dragon
  3. 99
  4. White Sister

僕はギタリストなので、スティーブ・ルカサーのギターは結構チェックしていまして、この内White Sistarのギターソロはテクニックと言い、ドラマチックな展開と言い、歴史的な名演だと思います。昔、一生懸命コピーをしました。

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個人的な感想を言うと、僕はアイソレーションも好きだったんですけど、このDVDに収録されてないんですよね。こちらもロック色が強くてすごく好きでしたが、アイソレーションのメインボーカルだったファーギー・フレデリクセンが亡くなってしまったから、難しいということもあるんでしょうか。

アイソレーション

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このアイソレーション、実は過小評価されていて、あまりセールス的にはうまくいかなかったアルバムなんだけど、どうしてなんでかね。アマゾンのレビューでもかなり高評価でして、

形式:CD
 1984年の秋にリリースされた5thアルバム、前作が大ヒットし、グラミーまで獲得しているので、地味なセールスに終わった本作はどうしても前作に比較されてしまうアルバムである。しかし、改めて聞き返して見ると、クオリティは下がるどころか、前作以上に緊張感がみなぎり、捨て曲が皆無で、実に丁寧に仕上げられたアルバムだと感じる。

 

形式:CD|Amazon.co.jpで購入済み
 甘く優しい4枚目とうってかわって、ロック全開のアルバムです。研ぎ澄まされたその音は、流れるようにロックを奏でています。
 「ターン・バック」が好きな私は、このアルバムが大好きです。新加入のフレデリクセンも、このアルバムにはあっていました。「カルメン」、前ボーカリスト・ボビーとの共作の「ライオン」、シンセ・ベースとペイチのボーカルが光る「ストレンジャー・イン・タウン」、駆け抜ける「エンジェル・ドント・クライ」。あげればきりがないほど、良い曲が詰まっています。

僕も全くこのレビューの通りだと思います。来日ステージではぜひアイソレーションからもやってもらえると嬉しい。