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スコーピオンズ単独ライブは、さすが50年続けていることもありバンドの一体感はさすがでした。また、サプライズもありましたよ。

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スコーピオンズ単独ライブ 2016-01

LOUD PARK2016にトリで出演することになっていたスコーピオンズが、単独公演を行う事になったので、2016年10月6日、ZEPP DYVERCITY TOKYOに行ってきました。ライブは予想以上にバンドの一体感があって満足しました。

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2016年10月6日スコーピオンズ単独ライブのセットリスト

スコーピオンズ単独ライブのセットリストは、とてもバラエティに富んでいました。最新の曲はもちろん70年代のメドレー、アコスティックメドレー、80年代のヒット曲など、これでもかという感じで素晴らしいセットリストでした。それとアコスティックメドレーが終わったあとに、ボーカルのクラウス・マイネがなんと荒城の月を独唱して、びっくり。このライブでの一番のサプライズで、僕は思わずほろっと来ちゃいました。また、ツィッターでは、セットリストを入手した人がいたので、こちらも引用しておきます。

  1. Going Out With a Bang
  2. Make It Real
  3. The Zoo
  4. Coast to Coast
  5. Top of the Bill / Steamrock Fever / Speedy’s Coming / Catch Your Train
  6. We Built This House
  7. Delicate Dance
  8. Always Somewhere / Eye of the Storm / Send Me an Angel(Acoustic)
  9. 荒城の月
  10. Wind of Change
  11. Rock ‘n’ Roll Band
  12. Dynamite
  13. Overkill(Motörhead cover)
  14. Drum Solo(Mikkey Dee)
  15. Blackout
  16. Big City Nights

Encore:

  1. Still Loving You
  2. Rock You Like a Hurricane

ツィッターでファンの声をチェック

今回のライブでは、プロ仕様のカメラは使わないでねということで、携帯による撮影はOKでしたので、ツィッター上ではファンの素晴らしい写真がアップされていますので、ご紹介します。

まずはスコーピオンズの公式アカウントからです。

次にライブ直前のツィートをチェックしてみましょう。

まず、グッズ売り場です。僕もタオルとTシャツをゲットしました。

こちらは僕のツィートです。僕は2階席にいたのですが、1階のスタンディングは凄いことになっていました。

ライブが始まると、もうすごくて圧倒されました。今回は事実上写真はOKでしたので、臨場感たっぷりの写真がアップされているので、こちらをご紹介します。

バンドの一体感がやはりさすがだったスコーピオンズ

バンドの一体感を体験したくてチケットをゲット

スコーピオンズ単独ライブ 2016-02

スコーピオンズに関しては、セカンドアルバムの時から知っていますから、僕もずいぶん古いです。ただ、何故かスコーピオンズとの縁はなく、ライブを見たことがありませんでした。僕はここ数年ロックはバンドという考えを持っていて、それを体感したくて、ライブに参加をしています。そういう流れで、スコーピオンズをみるというのは個人的にも必然的だったので、スコーピオンズ単独公演!ということになった時に、早速チケットの抽選に申し込みました。

オープニングソング、Going Out With a Bangはすごくいい

スコーピオンズ単独ライブ 2016-03

スコーピオンズのライブに関しては、この1,2年のオープニングソング、Going Out With a Bangはすごくいいですね。80年代のスコーピオンズのように、ギターを思いっきり歪ませて鋭角なカッティングではなくて、どちらかと言うと、レイド・バックした感じが僕にはすごくあっていて、僕はこの曲を聴いて、スコーピオンズが引退を撤回したというのはよくわかりました。それは、いつまでも鋭角な音楽をやっていても続かないから、ローリング・ストーンズがハードロックをやったら、こういう曲を演奏するだろうという印象を僕は持ちました。あの、オープニングのカッティングは、年齢を重ねていなければ絶対に出来ないギターです。リターン・トゥ・フォーエヴァーは名盤だと思います。

ローリング・ストーンズとスコーピオンズ

ルドルフ・シェンカー

ただ、スコーピオンズの素晴らしさは、レイド・バックしたところだけではなく、70年代のメドレーを演奏したり、80年代の最もスコーピオンズが乗っていた頃の曲を演奏したり、アコスティックメドレーを演奏したりと、僕らオーディエンスを全く飽きさせない素晴らしいセットリストでした。

ライブ全般で言うと、何度も書いてありますけれども、やはりバンドの一体感を感じられるかどうかということでした。結論から言うと、予想を超えたバンドの一体感で、僕は圧倒されました。それで思ったのは、結果的にスコーピオンズとローリング・ストーンズに共通点があるなあと思ったのです。それは、この2つのバンドが長い間活動を続けているということと、バンドの中心がボーカリストとサイドギタリストであるということです。ロックと言う音楽を演奏するということは、個性の強い人達が集まっているということですから、当然メンバー間の衝突が必ずあります。そういうこともあるから、ロックバンドは解散してしまう。でも、この2つのバンドは、50年もの間ロックの第一線で活躍しているというのは、奇跡としか言いようがないと思います。

そしてバンドの中心がボーカリストとサイドギターであることも、スコーピオンズとローリング・ストーンズはよく似ています。スコーピオンズはクラウス・マイネとルドルフ・シェンカーのコンビが圧倒的な存在感を放っているし、ストーンズでもこれは言うまでもなくミック・ジャガーとキース・リチャーズの二人は圧倒的です。普通ロックバンドだとリードギタリストがバンドの主導権を握ることが多いのに、この2つのバンドはそういう点でも異彩を放っています。

クラウス・マイネのサービス精神が本当に素晴らしい

クラウス・マイネ

話をスコーピオンズのライブに戻すと、フロントマンのクラウス・マイネのサービス精神は素晴らしくて、曲が終わるたびに、「ありがとう!」というMC。これはベテランならではでしょうね。それとセットリストのところでも書きましたが、荒城の月を独唱し始めたのはびっくりでした。スコーピオンズの公式のセットリストを見ても、荒城の月は書かれていません。あれは、クラウス・マイネがいきなり歌ったのかなあと勝手に喜んでいます。

スコーピオンズ単独ライブ 2016-04

今回のスコーピオンズのライブを見て思ったのは、やはりロックはバンドだなあということ。年齢は関係ありません。本当に素晴らしかった。余裕があれば、もう一度みたいなあと改めて思いました。