2016/06/12
最高に面白かった大友良英さんの放送事故級のノイズ・ミュージック
のけぞる佐渡さんと本間アナ(引用:題名のない音楽会) |
昨日のテレビ朝日で放映された「題名のない音楽会」で、ゲストに「あまちゃん」の音楽を担当した大友良英さんが登場して、ご自身が嗜好するノイズ・ミュージックを展開して、久々に楽しませてもらいました。
番組側の佐渡裕さんと本間智恵さんを大友良英さんが、こんな朝早くからこんな音楽をかけちゃっていいんですかね〜みたいな感じで圧倒してしまい、お二人はこの大友さんの独自の世界に二の句も告げられない状況でした。
この状況を本間アナのブログから引用しますと(状況をわかっていただくために絵文字もそのままです。)、
実は大友さん、ノイズ・ミュージック界では、世界的に知られた方なんです。そもそも、ノイズ・ミュージックって何? という方にはぜひ、大友さんの“ノイズ・ミュージック愛”
にあふれたお話しやコレクションの数々を楽しんでいただきたいと思うのですが……
この日のスタジオは、上の写真の佐渡さんの微妙な表情からも分かるように、途中から何とも言えない空気が漂い始めます。大友さんが、なぜかうれしそうにおっしゃった言葉を借りれば
「共感できない状態(笑)」大友さんによるノイズ・ミュージックのギター演奏はさらに衝撃的佐渡さんのロック好きはもうおなじみですし、実は私もロックが大好きでパンクやオルタナティブといった音楽を聴いてきたので、それなりに激しいギター演奏には免疫があるつもりでしたが、想像を超えた爆音に思わず…
僕も大友さんのあまちゃんのサントラを聞いていると、たまに不協和音が聞こえる時があるのです。この音は明らかにギターの音なのですが、まさにノイズで、ああ、この人はこういう音楽をする人なんだなということがよくわかります。
テレビでは大友さんがノイズ・ミュージックを実際にギターで弾いてくれてるのですが、僕も全く共感出来ない方でして、やはりメロディがないと音楽は聴けないですね。それこそずっとハードロックを聞いてきましたが、ハードロックはシャウト!するだけじゃないし、まずはメロディがきちんとしてないと、音楽として飽きてしまうのですが、その辺り時間があれば、もう少し大友さんの話が聞きたかった。
このテレビで紹介していたの音楽はというと、
ジミヘンの「The Star Spangled Banner」
SMJ (2010-12-08)
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このジミヘンのソロは、僕もやってみました。これ弾いてる方は凄く陶酔するんです。この音にもならないギターソロは、リッチー・ブラックモアがメイド・イン・ジャパンで「チャイルド・イン・タイム」と「スペース・トラッキン」で演奏してます。
Warner Bros / Wea (1988-10-12)
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高柳昌行・阿部薫「集団投射」
ディウレコード (2001-02-12)
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BiS階段「好き好き大好き」
実験音楽なんでしょうか、僕にはよくわからないです。ただ、大友さんのテンションは素晴らしくて、名前の残すミュージシャンはああじゃないとダメなのかなと。
ちなみにあまちゃんのサントラでも、大友さんのノイズ・ミュージックを再現している曲が軋轢という曲で、アキが傷心で里帰りをした時に、ユイと大げんかをしている時にかかる曲です。
どれだけすごかったかというと、youtubeにアップされているので、貼り付けておきます。
Twitterではどうなっているかというと
放送事故っぽくて素敵!「題名のない音楽会 大友良英」/ https://t.co/0Jk7K75hk2
— 大岡寛典 (@oooka) April 14, 2014
見てたけどタモリ倶楽部が始まったのかと思った あまちゃんの作曲家・大友良英が「題名のない音楽会」でノイズミュージックを特集して日曜の朝が破壊される.. – http://t.co/LKluh3zVKr
— ゆーた@筋肉で消費するのです (@yuta_sky_) April 14, 2014
やたらと面白い必見回でした (ΦωΦ) あまちゃんの作曲家・大友良英が「題名のない音楽会」でノイズミュージックを特集して日曜の朝が破壊される。 http://t.co/Vd5aFP3UQV
— まみやなつき (@eindebelle) April 14, 2014
この音楽は、同じことを演奏できるんでしょうかね。この歳になって全く新しい音楽ジャンルを聞くことが出来て幸せでしたが、僕から買うことはないだろうなあ^^