大河ドラマ真田丸は視聴率の調子も良く、ヒットする予感がプンプンしてきた件
昨日1月24日の大河ドラマ「真田丸」は、草刈正雄を演じる真田昌幸が曲者ぶりを発揮したということと、これからドラマの中心人物の一人でもある長澤まさみも登場しました。まだ3回目の真田丸ですが、ヒットする予感がしてきました。
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真田丸の視聴率
真田丸の視聴率をチェックしてみると、まずは最新ニュースが報道されていて、真田丸の長野県の視聴率が30%超えということです。まあ、そうでしょうね。真田家は郷土の英雄です。
頑張れ真田丸!
視聴率30%超え連発、大河「真田丸」に長野県が熱狂 – LINE NEWS #linenews https://t.co/XM25wIi2PB— だいげん (@greeeenboy00) January 24, 2016
まあ、これは地元ですから、当然の結果と言うこともあると思うのですが、日本国内ではどうのかというと、
NHK大河「真田丸」第2回で視聴率20%に乗せる https://t.co/whqUS4OOGE #真田丸
— 日刊スポーツ (@nikkansports) January 18, 2016
初回の真田丸の視聴率が19.9%なので、これは上々のスタートだと思います。
真田丸の視聴率が好調な理由
真田丸の視聴率が順調な理由は、ずばり、NHKが面白い作品を作るという当たり前のことに気がついたことです。つまり、NHKが三谷幸喜を起用したことに尽きると思います。
篤姫以降、大河ドラマが冴えないのは、結局ちゃんとしたストーリーが書けない人を延々と起用していて、見た目のかっこよさを追求してみたり、意外な人物を選んでみたりしたことによります。僕自身篤姫以降面白かったのは、軍師官兵衛で、特に豊臣秀吉と組んでから以降は特に良かったです。これにもう少しキャスティングにひねりがあれば、完璧でした。
NHKの失敗についてもう一度振り返ってみると、見た目のかっこよさを追求したのが、龍馬伝と平清盛でした。この2つのドラマに共通していることは、ひたすら埃が無意味に表現されていて、とにかく汚くて、コミュニケーションはいつも叫んでるだけでした。せっかくキャスティングがNHKでいい人を呼んできているのに、ストーリーが完全にぶち壊し。特にいまでもひどかったと思うのは、龍馬伝でお元が隠れキリシタンでイギリスに亡命させるという荒唐無稽なもので、一気に見る気持ちがヘナってしまった思いがあります。
もう一つの意外な人物を主人公にした例で言うと、直江兼続、江姫、楫取 美和子。特に気の毒だったのが楫取 美和子を演じた井上真央ちゃんで、花燃ゆの失敗を一手に背負わされてしまいました。NHKが花燃ゆを失敗したと認めてませんが、実際に去年の紅白歌合戦の司会は綾瀬はるかで、もし花燃ゆが成功をしていれば、間違いなく井上真央ちゃんで決まりでした。これも、全く普通の女性を選んだことで、ストーリーがメタメタになってしまった。一般人だから、政治には全く関与してないんですよね。だから、桜田門外の変があっても、明治維新があっても、ほとんど無関係でしたし、どうして美和子が奥に入ったのかも意味がわからないところがありました。
真田丸の特にいいところは4つあります
真田丸のいいところは、まず、ストーリーが面白いということです。これは三谷幸喜が劇作家でもある以上、当然どうすればいいかということはすごく意識をしてるなあと感じます。ドラマはこれが全てですよね。それは、今まで3回しかやっていないので、なんとも言えませんけれども
- 主人公の幼少期を放映させなかった
- 笑いが取れる俳優には笑いを取らせている
- 放映がスタートすると、そのまま主題歌を流している
- かなり史実を調べていて、それに基いて脚色をしている
ということをあげられますね。幼少期を放映しなかったということと、放映時間が始まると、前フリをしないで、そのまま音楽をスタートさせていることで、ドラマ全体がしまっていて、冗長感がなくて良いです。
笑いが取れるという点では、今のところ、高畑淳子さんの独壇場ですが、昨日初登場した長澤まさみもいい味を出しているし、僕は木村佳乃が結構好きです。今回の作品でいい味を出してると思いました。
史実については、温水洋一演じる武田勝頼を裏切った小山田信茂が織田方につくべく織田信忠に会いに行ったけれども、武田家への不忠を指摘され、処刑されるというシーンがありました。小山田処刑は、は実際にあった話だということは僕も調べて初めて知りました。そういうシーンがさり気なく入っていて、これは勉強になりますし、歴史好きとしてはたまらない。
また、昨日も真田昌幸の戦略が、先の先を呼んで行われるために、味方さえも騙してしまうというシーンもありましたね。あれは、真田昌幸であれば、たしかにやりかねない行動で、これは歴史に対する深い理解力がないとなかなかああ言うシーンを物語に追加するのは難しいような気がしますね。ここ数年の大河ドラマはどちらかと言うと、歴史に詳しい人がストーリーに参加してなかったような気がしますね。その点、歴史ファンを満足させることの出来る手腕もあり、よろしいと思いますね。
ヒロイン登場ー長澤まさみと黒木華
昨日の回ではヒロインとなるべき重要な女優が登場しましたね。長澤まさみさんと黒木華さん。まずはファンがツィッターにアップしているので、ご紹介をします。
高梨内記の娘 きり #長澤まさみ #真田丸 pic.twitter.com/ZPKjeM2as8
— ナンガ(^O^)σ (@NANGA2110) January 24, 2016
長澤まさみはさすがに美しい。
https://twitter.com/mickey228/status/691192076931694592
黒木華ちゃんも個性的でいいですね。僕は純と愛の時から注目をしていましたが、今や大変な女優に成長しましたね。この人は年をとればとるほどいい女優になると思います。
今後の真田家は、関ヶ原まで真田昌幸を中心に動いていくと思うのですが、織田信長との出会いがあり、豊臣秀吉との出会い、そして徳川家康との戦いなど、想像しただけでも楽しみになります。