2016/06/06
1月29日発売されるドリーム・シアターの新作The Astonishing」(ジ・アストニッシング)をチェックしました
1週間後に発売が迫ったドリーム・シアターの新作「The Astonishing」(ジ・アストニッシング)。僕もすでに予約をしていて、今からとても楽しみなのです。この、ドリーム・シアターの新作「The Astonishing」は、どういうアルバムなのか、調べてみました。
Contents
The Astonishingとはどういう意味なのか
まずは、「The Astonishing」とは、言葉自体が英語に堪能ではないので、どう言う意味なのか英辞郎で調べてみると、
astonishing
【形】
驚くべき、びっくりさせるような、思いがけない
というもので、ああ、なるほどという感じで、メッセージ性の強いバンドでもあるドリーム・シアターらしい、良いタイトルだなあと思いました。
ドリーム・シアターの新作「The Astonishing」はどういうアルバムか?
そもそも今回のアルバム「The Astonishing」は、まさに「驚くべき」ところがあって、早速どういうアルバムなのかということをチェックしてみました。
今回の「The Astonishing」は、特別サイトが出来上がっているほど、コンセプトアルバムの様相を呈していて、色々と調べてみると、フルオーケストレーションということなので、壮大なスケール感が味わえる予感がふつふつとします。
ドリーム・シアターの新作「The Astonishing」収録曲
今回はスタジオアルバムとしては2年ぶりなのですが、ドリーム・シアターの制作意欲を爆発させたような、2枚組という、すごいことになっています。収録曲は次のとおりです。
ACT1
- Descent of the NOMACS
- Dystopian Overture
- The Gift of Music
- The Answer
- A Better Life
- Lord Nafaryus
- A Savior in the Square
- When Your Time Has Come
- Act of Faythe
- Three Days
- The Hovering Sojourn
- Brother, Can You Hear Me?
- A Life Left Behind
- Ravenskill
- Chosen
- A Tempting Offer
- Digital Discord
- The X Aspect
- A New Beginning
- The Road to Revolution
ACT2
- 2285 Entr’acte
- Moment of Betrayal
- Heaven’s Cove
- Begin Again
- The Path That Divides
- Machine Chatter
- The Walking Shadow
- My Last Farewell
- Losing Faythe
- Whispers on the Wind
- Hymn of a Thousand Voices
- Our New World
- Power Down
- Astonishing
「The Astonishing」のコンセプト
アルバムのコンセプトとしては
かつては人間がやっていた仕事をロボットがするようになったけど、
でも音楽も機械が作り出して人間が作る必要がなくなってしまったら我々の魂や社会から何が失われてしまうのか
と言うもので、これもドリーム・シアターらしい、現在の状況に対する警鐘を感じさせます。ドリーム・シアターがこのアルバムに対してどれだけ力を入れているかといえば、特設サイトを立ち上げているということからもわかります。
『The Astonishing』特設サイト
「The Astonishing」公開されているムービーと曲
既に公開されている曲とムービーをご紹介します。かっこいいですよ^^
そして、昨日公開された曲「Moment Of Betrayal」
相変わらずのうまさと、曲の良さを感じられる作品です。
ドリーム・シアターの新作「The Astonishing」のバリエーション
今回このドリーム・シアターの新作「The Astonishing」にはどのようなバージョンがあるのかというと、ドリーム・シアターのストアだと色々なバージョンが売られていますが、日本で普通に国内盤と、輸入盤と、データーですね。
国内盤
輸入盤
データー
アマゾンではまだ発売されていないので、iTunesのリンクを貼っておきます。
として発売されてます。僕は面倒くさがり屋なので、データーでゲットしました。
ドリーム・シアターの素晴らしさとは何か
僕は、ドリーム・シアターのことは40年近く音楽を聴き続けてきたのに、全くスルーだったのですが、たまたま彼らがレインボーのスターゲイザーを演奏しているということを聞き、そのことで興味を持ったのがきっかけでした。このアルバムに収録されています。
そして、ライブDVD「Breaking The Fourth Wall (Live From The Boston Opera House)」を聞き、あまりの完成度の高さに驚いて、現在に至るという感じです。今、僕が一番好きなバンドは彼らですね。毎日ドリーム・シアターを聴いています。
僕がこのアルバムをどれだけ好きかということを書いているレビューはこちらです。
ドリーム・シアターの良さは
- 曲の良さ
- ドリーム・シアターのあまりにも大きいスケールの大きさ
- 卓絶した技術力
- 圧倒的なバンド感
この4つです。特に僕がすごいなあと思っているのは、バンド感ですね。ドリーム・シアターは、30年近く活動を続けていますが、アルバムを聴いていても、統一感があるのです。この場合統一感というのは、ローリング・ストーンズに通じるものがあって、バンドの統一感があると直感的な表現で申し訳ないのですが、音の洪水がどんどん流れてくるというイメージなんですね。
逆に言うと、一人だけが卓絶しているワンマンバンドだと、その人だけが目立ってしまうのです。まあ、これはワンマンバンドですから、それはしょうがないのですが、音楽的にはすごくその人と他のメンバーとの間に歴然とした「差」があるので、ロックの統一感が感じられない、アンバランスなものになってしまうのです。
ところが、ドリーム・シアターの場合は、何回かメンバーチェンジがあったもののの、30年近く活動を続けているので、一体感が半端ないんです。これはローリング・ストーンズも同じで、2年前に来日した時に、僕は音の洪水に流されてしまったくらい。それだけ僕にとってバンドの一体感はすごく大事で、一体感が高ければ高いほど、バンドの完成度が高くなると思っていまして、ドリーム・シアターの場合は、その一体感に加えて、演奏はうまいし、音楽のスケールが大きいし。。。という感じで、別格な存在です。
29日になれば、曲もダウンロードできるので、保存用にメディアを買ってもいいかなあと思ったりしております^^