コンサートのチケットが定価で転売できるぴあのサービス
今朝の日経の「消費者BIZ」欄にぴあがコンサートのチケットを定価で転売できるサービスを提供することになったという報道。これはとてもいいサービスだと思いますね。
Contents
サービスのポイント
こちらの記事については、電子版でも読むことができてまして、
発券前チケット、定価で転売可能に ぴあ
このサービスのポイントとしては
- ぴあのサイトで購入したチケットであるということ
- まだ発見されていないということ
- 売れた場合に手数料が10%徴収されるということ
この3点です。
コンサートに行けなくなるということは多々あり、安いものではないので、買ってくれる人を探すというのは結構労力がかかるし、声をかけられても断る方もそれなりに相手に気を使うので、ビジネスライクにやりとりが出来るこの転売サービスというのは良い仕組みだと思います。ただ、ケチをつけるとしたら手数料が高過ぎる。感覚的には2〜5%くらいにしたほうがいいかなと思います。
コンサートのチケットというのは、購入層は基本的にアーティストのファンであるということから、価格が不合理なほどに高騰することはよくあること。一般的に値上がりするんだから、その最高価格が市場価格だという声を聞いたりしますし、この前中止になったポール・マッカートニーの武道館ライブが10万円というふざけた価格になる現状を考えると、画期的なサービスですね。
また、ぴあにしてもイープラスやローソンチケットなどオンラインチケット販売のサイトがある中で、こういうサービスを組み込むことで、ユーザーのロイヤリティを高めるという点もあります。万が一の時にコンサートにいけなくなっても、チケットぴあで買っていれば転売もしてくれるというのは、ユーザーにとっては大きなメリットになると思いますね。
この記事対するツィート
この記事関してのツィートはと言うと、僕のような賛成派と懐疑的な人にわかれました。
賛成派
これはいいシステム。 発券前チケット、定価で転売可能に ぴあ http://t.co/M3QviOA91o
— ささき(殺され屋とユンボ) (@disdisco48) 2014, 6月 30
むしろ、なんで今までなかったんだ! コレでオクに流れるチケット 減るかな? “@KYO290: 発券前チケット、定価で転売可能に ぴあ http://t.co/x7A4TYJV0t へー!”
— たままゆ(ΦωΦ) (@abesadawo1970) 2014, 6月 30
個人レベルでは直前まで発券しないでおいて行けなくなったら発券番号を人にメールするとかやってたが、公式手段があるのはいいな。 – 発券前チケット、定価で転売可能に ぴあ :日本経済新聞 http://t.co/zlkLLUoCVP
— ataru@都内 (@ataru_mix) 2014, 6月 30
懐疑的な人
ありだけど、ヤフオクへ流れるユーザーはスイッチング出来なそう。『発券前チケット、定価で転売可能に ぴあ』 http://t.co/3XX8iWYtIn
— 森島 芳治 (@yocchiyocchi) 2014, 6月 30
まー、チケットの個人間売買を商売にしている人にとってはショッキングなニュースですが、高くてもいい席で見たい!というニーズは当然あるわけなので、オークションでの販売が減るということはないにしても、リスクなくチケットが売れるというのはいいと思います。