2016/11/11
OZZFEST2015のオオトリ、オジー・オズボーン&フレンズのあまりにも豪華すぎるセットリストとパフォーマンスはファンを圧倒したようです
11月21日から行われているOZZFEST2015。昨日11月22日はオオトリにオジー・オズボーン&フレンズが登場。圧倒的なセットリストでファンの心をオープニングから掴んでしまったし、メンバーも凄くて、圧倒的なParanoidの披露しました。さすがオジー・オズボーンです。
Contents
オジー・オズボーン&フレンズセットリスト@OZZFEST 2015
まずは、オープニングはランディ・ローズ時代の名曲I Don’t Knowから始まる、ヒット曲のオンパレード。さすがオジー・オズボーンという感じです。まずはセットリストをご紹介です。
セットリスト
- I Don’t Know
- Mr. Crowley
- Bark at the Moon
- Suicide Solution
- Flying High Again
- Shot in the Dark
- Iron Man(Black Sabbath song)
- N.I.B.(Black Sabbath song)
- Snowblind(Black Sabbath song)
- Behind the Wall of Sleep(Black Sabbath song)
- War Pigs(Black Sabbath song)
- Fairies Wear Boots(Black Sabbath song)
- I Don’t Want to Change the World
- Crazy Train
Encore:
- Mama, I’m Coming Home
- Paranoid(Black Sabbath song)
このセットリストをみると、今更だけれども、オジー・オズボーンという人は一流の個性を持っているということがわかります。前にもホワイトスネイクのライブのところでも書きましたが
デヴィッド・カヴァーデイル以外にBurnを歌える人がいないように、Paranoidを歌えるのはオジー・オズボーンしかいません。
ロニー・ジェイムズ・ディオがブラック・サバスに加入をした時、ライブでParanoidを歌いましたが、やはりしっくり来なかった。そういう曲をオジー・オズボーンもたくさんもっているので、今回のライブはまさにそういう曲の集合体という感じもして、これは見に行けばよかったと改めて思いました。
また、今回のオジー・オズボーン&フレンズのメンバーがすごかったですよね。ご紹介をすると、
- Geezer Butler (Black Sabbath)
- Tom Morello (Rage Against the Machine)
- Zakk Wylde (Black Label Society)
- Dave Navarro (Jane’s Addiction)
- ふなっしー
さすがのメンバーで、この人達が出てきたら、すごいライブにならないわけがないですよね。僕は個人的にはZakk Wyldeが見たかったなあ。
ライブで演奏された曲の収録アルバムはこれだ!
今回のライブは、オジー・オズボーンの出身母体であるブラック・サバスとソロアルバムから演奏されました。早速収録されたアルバムをチェックしましたが、さすが御大オジー・オズボーン。いいアルバムに作ってると改めて思いました。
まずはソロ活動のアルバムから。
I Don’t Know、Mr. Crowley、Suicide Solution、Crazy Train
Bark at the Moon
Flying High Again
Shot in the Dark
I Don’t Want to Change the World、Mama, I’m Coming Home
次にブラック・サバス時代のアルバムから。
Rat Salad、Iron Man、War Pigs、Fairies Wear Boots、Paranoid
N.I.B.、Behind the Wall of Sleep
Snowblind
ツィッターで会場の様子をチェックしてみた
ツィッターでは、ファンのツィッターも素晴らしいですが、何よりもソニー・ミュージックのツィートが素晴らしいのです。関係者がこれだけ積極的にライブの実況中継をしているのって、僕は初めてみました。まずは、ソニー・ミュージックのツィートをご紹介します。
#オズフェス も終盤戦!
2日間の大トリはオジー・オズボーン・アンド・ブレンズ!featuring
ギーザー・バトラー
トム・モレロ
ザック・ワイルド
デイヴ・ナヴァロ
ふなっしーという最高の布陣!!燃える! pic.twitter.com/MDTB6qu1NG
— ソニー・ミュージック洋楽 (@INTSonyMusicJP) November 22, 2015
嵐のような歓声に包まれ「帝王」オジー・オズボーン登場!!#オズフェス 大トリ!コール&レスポンスの応酬で、ボルテージ最高潮のスタート! pic.twitter.com/ETkEFaf9Bg
— ソニー・ミュージック洋楽 (@INTSonyMusicJP) November 22, 2015
初っ端からオジー・オズボーン永遠の名曲3連発!
トム・モレロ節のGソロが響き渡ってます!観客大盛り上がり!
1. I Don't Know
2. Mr. Crowley
3. Bark At The Moon#オズフェス pic.twitter.com/LXlqzh0hcx— ソニー・ミュージック洋楽 (@INTSonyMusicJP) November 22, 2015
オジー・オズボーン、放水中☔️
晩秋でも容赦ありません!6曲目は、80年代後期の名曲Shot in the dark! #オズフェス pic.twitter.com/PwqqUKbmv6— ソニー・ミュージック洋楽 (@INTSonyMusicJP) November 22, 2015
ブラック・サバス タイム!
Iron Manで大合唱!!!ギーザー・バトラー、トム・モレロ爆演中。#オズフェス pic.twitter.com/ruWXKaO5jB— ソニー・ミュージック洋楽 (@INTSonyMusicJP) November 22, 2015
https://twitter.com/INTSonyMusicJP/status/668406561987956737
https://twitter.com/INTSonyMusicJP/status/668413381271904256
何かをオジー・オズボーンにかけられるふなっしー笑
オジー・オズボーンに放水されてるふなっしー pic.twitter.com/jQcF6HlLk8
— ピピピ! ピスチャン (@pppheyyou) November 22, 2015
TOKIOの後 Ozz fest! Baby Metal, Jane's Addiction & Ozzie 見れた!Psycho!!! 最後にトム・モレロ、デイブ・ナバロ、ギーザー・バトラー、そしてザック・ワイルドが全員でパラノイドを演奏!スーパー楽しかった!
— Chris Peppler (@ChrisDPeppler) November 22, 2015
Ozz Fest Japan終了。ザバスじゃないから迷ってたけど、やっぱり行って正解。最後のパラノイドの豪華なギターソロ回しはなかなか日本じゃ見ることが出来ないよ!オジーはすごく元気で楽しそうだったな! pic.twitter.com/6nP9D4X3bT
— まっちゃん (@led_mattsuelin) November 22, 2015
本当にこの方の仰るとおりだと思いますね。このメンバーでParanoidをライブで見たら、ゼッタに圧倒されるに決まってます。
オジー・オズボーン&フレンズは、通常のメンバー以外に、ザック・ワイルドが出てきたり、トム・モレロが出てきたりと豪華絢爛だったですね。まー、当初からふなっしーが登場するということになっていたけど、これは、キッスがももクロ呼んできたのと似てる感じがする。
オジー・オズボーンと僕
僕がオジー・オズボーンを知ったのは、まだブラック・サバスにいた頃で、その時にテクニカル・エクスタシーを聴いて、オジーのボーカルの無機質さとトニー・アイオミのリフとギターソロには唖然とした記憶があります。もちろん、これはすげーという意味でです。このアルバムです。凄くいいです。特にオープニングのBack Street KidsとYou Won’t Change Meは素晴らしい。僕の中学からの友人で、ロックギタリストになった人がいますが、彼はこの時の衝撃からずっとSGを使い続けたほどです。SGというのは、ブラック・サバスのギタリスト、トニー・アイオミが使っているギブソンのギターです。
YouTubeにフル・アルバムがアップされていたので、もし興味があれば是非^^
ただ、このアルバムは商業的には成功せず、その後のアルバムも売れないために、オジーは脱退して、ブリザード・オブ・オズを結成して、大成功をするんですよね。オジーが成功した理由は、彼がショーマンであると言うこともありますけれども、良いギタリストを見つけてくるのが物凄くうまいということと、やはり曲がいいということだと思うんです。特にランディ・ローズの才能を開花させたのは、オジー・オズボーンですからね。その辺りは、本当にすごい。僕もギターを弾くので、やはりギタリストは凄く気になるのですが、オジー・オズボーンが他のボーカリストと違うのは、無名だけれども優秀なギタリストを育て上げて、一端のミュージシャンに育て上げてしまうことです。
その後、オジー・オズボーンと一緒に演奏をした新人ギタリストは、みんな一本立ちしてるんですよね。ギタリストを見抜く眼力は相当のものだと思いますね。今回のライブでも、後半にザック・ワイルドが登場すると、異様な空気になったそうです。ザック・ワイルドも、オジー・オズボーンとやるまでは無名の新人だったし、ジェイク・E・リーもそうでした。。そういった意味で、この人のそういう才能は本当に素晴らしい。
今回のOZZFEST2015のオオトリは、ブラック・サバスで来日するということでしたが、それが中止になり、非常に危ぶまれました。実際にお客さんが集まってないんじゃないかという声も聴かれたほどです。ですが、実際にはライブは盛況だったし、オジー・オズボーンもオジー・オズボーン&フレンズとしての参加ですが、すごいメンバーを集めてきて、すごいパフォーマンスをやってのけたというのは、オジー・オズボーンならではという感じがしますね。
先日のデフ・レパードも参加できずに残念だったのですが、今回のオジー・オズボーンはそれ以上に残念。一部では音程が…という声も聞かれましたが、ライブなんていうのはそんなもの。デビカバもグラハム・ボネットもそうでした。音程が狂わないのは、ロニー・ジェイムズ・ディオくらいじゃないかなって思います。いずれにせよ、次回は是非来日した時は行きたいです。