2016/06/10
週刊文春NHK「朝ドラ」人気ランキング 1位はあまちゃんでした!
今週の週刊文春はB級記事が充実してまして、「朝ドラ」のランキングも発表されていて、チェックしましたけれども、なかなかおもしろい結果となっています。
僕のベスト3
僕は週刊文春のメルマガを購読をしていまして、ここ2ヶ月位から週刊文春から好きな「朝ドラは何?」というアンケートが来てました。僕自体はそんな昔からこのシリーズは見てなくて、ハマったのはゲゲゲの女房からです。なので、アンケートには
3位:ゲゲゲの女房
2位:おひさま
1位:あまちゃん
で投票をしました。
好きな「NHK朝ドラ」ベスト20
1位はあまちゃん!
もうランキングが見えていますが、これを拡大すると、
1位はダントツであまちゃんでした。これはもう純と愛でダメになった朝ドラを復活させた作品ですから、当然といえば当然ですね。記事には読者の声もそうですが、関係者の声が掲載されているので、面白いです。例えば1位のあまちゃんで方言指導をした菊地伸枝さんの声。
現場での能年さんはキラキラに輝いてました。あの笑顔は絶品。撮影が朝から夜中までかかってもぜんぜんかわらない。
なるほど。彼女はこのブログで何度も書いていますが、ちょっと存在感が別格だし、NHKもよく発掘したなと改めて思います。民放には絶対にできない。
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2位はゲゲゲの女房
2位はゲゲゲの女房で、ファンの声を紹介すると
どの人物も善人で、安心して見られた
これ、大事です。朝のドラマですから、悪い奴は余り出て来ないほうがいい。何度も取り上げますが、純と愛はそういう意味では革新的と言うか嫌悪感が覚えるほど悪いやつしか出てきませんでした。
ゲゲゲの女房は、この方が言うように良い人しか出て来ないし、ストーリー展開も現実的だったし、音楽も良かったです。僕はこのドラマをきっかけに本格的にいきものがかりを聴くようになりました。主演の松下奈緒のコメントがとても良いです。引用します。
久しぶりに昭和を舞台にした作品。そして夫を支える献身的な妻がヒロインということもあり、今までと違った形の朝ドラになるのではと着たいと不安がたくさんありました。でもいつしか水木夫妻を暖かく見守ってもらい、小さな幸せを大きな幸せに変えていく、そんなホッとできる、そして誰しも感じたことのある夫婦愛、家族愛に共感していただいたことは嬉しかったです。
松下奈緒という人はお育ちがいいし、頭のいい人でもあるし、こういう優等生的な発言を読んでも不快な印象を与えないのは彼女の人徳だと思いますね。
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おしんが3位ですが、知らないし、橋田壽賀子とか泉ピン子は嫌いなので、全く興味なし。すいません笑
ベスト10内の印象的な作品
ベスト10の中で印象的なのは、
カーネーション:尾野真千子のキャラが強烈
梅ちゃん先生:堀北真希ちゃんの圧倒的な可愛さ
ちりとてちん:朝ドラにしてはコメディ色が強く、面白かった
の3作品で特にちりとてちんは良かったです。マイナス思考のヒロインが落語家になり…というストーリー展開はよかった。ただ、師匠が亡くなると話が冗長化してしまって、だらだら感はありました。
意外と人気がないおひさま
意外なのはおひさまの16位。記事にもなっていない。この作品は、ストーリーも音楽もキャスティングも完璧だったと思いますけどね。特にこの3人娘は完璧でした。ただ、戦争が絡んでくるドラマは、必ず戦死というものが出てくるんだけど、おひさまはそういう戦争の悲しさが強調されたところは否めなかったかも。でも、夫が戦地から帰ってきて、ヒロインの陽子が腰を抜かすシーンは秀逸でした。
このドラマで俳優として開花した人は、まずは井上真央ちゃん。この人は20代の女優では圧倒的な存在です。次回の大河ドラマ「花燃ゆ」のヒロインに選ばれました。また満島ひかりも女優として完全に独り立ちをしました。今や演技派女優でその存在感は凄く大きい。
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今テレビが面白くないと言われて久しいけれども、その中で気を吐いているのが朝ドラです。民放は安易だから、ここで人気の出た新人を起用してスカスカな作品を作るのをやめて自分たちで、良い人を発掘しろよと言いたいですね。そうじゃないと民放の存在意義は本当になくなる。