2016/06/10
NHKウィークリーステラ花子とアンメモリアルブックードラマを再確認できる良書でした!
Amazonから花子とアンのメモリアルブックが発売されるよ!という連絡があり、あまちゃんのメモリアルブックの出来が良かったこともあって、購入しました。中身をざっと見ましたが、思い出のシーンなどがあり、それほどファンでもない僕でも楽しめました。
花子とアンは結局最初から最後まで観たのですが、好きな人とそうじゃない人の差が僕のはありました。これは今まで朝ドラを見てきた中で、この点は他の作品とは違うところです。
僕にとってそうじゃない人たち
好きな人の方よりも先にそうじゃない人のことを書こうと思いますが、問題だったのは、主要人物に無用に美男子を配置したことですね。特に重要だった花子の夫と蓮子の夫のキャストをは失敗したと思います。特に蓮子の夫に関して言えば、中島くんが悪いとは言わないけれども、このキャストは恐らく美輪明宏さんの意向が強く反映されている感じがしますね。もともと中島くんは美輪さんの「黒蜥蜴」に出ていた人で、恐らく才能はある人なんだろうけど、結局彼があまりにも美男子ということで、ドラマの緊張感がなくなっていると僕は感じましたし、NHKは美輪さんの意向を取り入れすぎ。実際の宮崎龍介氏は
こういう感じの人で、とても朴訥なタイプ。僕がプロデューサーだったら、濱田岳君を起用したと思います。ちなみにJOAKの黒沢さん役の木村彰吾くんも美輪人脈です。美輪明宏コンテンツは視聴率が取れるそうだし、僕も人格的に好きでしたが、こういうやり方を見てると、いやらしい感じがします。才能以上にそれ以外の感情で決まったキャストと言う印象です。
で、好きな人のことを書くと、このドラマで良かったのは、1に吉高由里子、2に吉田鋼太郎、3に仲間由紀恵が演じた白蓮の存在でした。このメモリアルブックではこの3つの部分はすごく満足できる内容なので、ご紹介します。
圧倒的な存在になった吉高由里子
以前も書きましたが、このドラマで吉高さんはものすごく成長しているし、このドラマのために撮影された写真などを見てみると、凄く美しい。もともと「いい女」キャラではあるにしても、美しいというキャラではないと思いますが、ドラマで内面が充実したんでしょうね。すごくきれい。その一部をご紹介。
巻頭に花子のポスターとインタビューが掲載されてます。
本当にドキッとするほど綺麗になっちゃってますね。以前もブログで紹介をしましたが、トリスハイボールの吉高さん。彼女は今25歳かな。これからどんどん女性として美しくなっていくんだと思います。頑張れ!という感じです。
吉田鋼太郎の鬼気迫る演技
次は吉田鋼太郎。演技力のある人が本気で演技をするとすごいなあと思いました。
宮本龍一と取っ組み合いをするシーン。僕は心情的にわかりました。良かったです。
そして最後の最後で蓮子と別れるときの抱擁シーン。これはアドリブだったようですね。さすがという感じです。
このドラマで吉田さんは仕事がどんどん舞い込むでしょうね。
村岡花子を完全に凌駕してしまった白蓮
そして白蓮。花子とアンは村岡花子の生涯を描いたドラマですが、白蓮の存在が花子を凌駕してしまったところが凄くあると思いましたね。それはアマゾンで白蓮関連の本がどれだけあるかというと、360冊以上!
その白蓮を仲間由紀恵が見事に演じきった。
ただ、僕は思うに、この人を演ずるのは難しい。お嬢様で、心に傷があって、美人で…というのだと若いころの黒木瞳とか良かったかもね。この白蓮がどれだけマスコミの気持ちを煽ったかというと、10月に発売される婦人画報でも、特集記事が組まれているようです。
100年前のことが書かれているようです。
おまけ
おまけという点では、僕は山田望叶ちゃんが凄くかわいくてよかった。このドラマの後「私の男」に主人公の幼少期を演じてます。可愛かった、本当に。
この本は、あまちゃんの時もそうでしたが、NHKもすぐ発売をしなくなるので、欲しい人は早めにゲットしておくことをおすすめします。