2016/06/10
【銀座ランチ】近畿大学水産研究所銀座店ーレストランの理想型のようなお店でした
今日は所用で銀座に行ったので、テレビでも評判の近畿大学水産研究所銀座店に行ってきました。ここは近畿大学が自分たちで養殖したマグロをお客さんに提供しているお店で、教育機関がレストランを出店したというところでも有名です。
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夜は11月まで予約でいっぱい
このお店がどれだけ人気があるのかというと、食べログのこのお店のトップページに行くと
もう1ヶ月先のディナーは満席!ということで、これはすごいと思ったけれども、お店に行って納得しました。どうして納得できたのかは、後ほど書きます。
近畿大学水産研究所銀座店
ここは11時半が開店なので、少し前に行ってみるとすでに行列が…。
それでも5分ほど並んで、すぐお店に入れました。
ランチメニュー
ランチメニューは3品のみです。
- 近大マグロと選抜鮮魚のお刺身ご膳 2480円
- 近大マグロと選抜鮮魚の海鮮丼 1850円
- 近大マグロと和歌山産しらすの紀州丼 1650円
僕は海鮮丼好きなので、2にするか3にするか、ものすごく悩みまして、というのはしらすはこだわりというか随分好きなので、本当にどうしようか迷ったのですが、せっかくお刺身を食べに来たのだからということで海鮮丼にしました。
近大マグロと選抜鮮魚の海鮮丼
注文をしてから10分もかからず料理が登場。
海鮮丼
小鉢
お味噌汁
海鮮丼は、ご飯の上にきれいにお刺身がのっているのですが、左側が近大マグロ、右にシマアジ、ブリ、鯛、その他がのっていまして、写真の通り、きれいに仕上げてくれています。
お店も
こんな感じで黒を基調にしたとてもシックなお店でした。
美味しければ養殖も天然も関係ない、と思う
メインとなるマグロは養殖ということで、特に何も問題がないというか、普通に美味しく食べられたし、今後の新しい漁業の一つの結果がこれかなと思いました。つまり、僕は美味しいものが好きだけれども、養殖と天然の違いは全くわからないから、美味しく食べられるのであれば、そういうことには全くこだわらないし、一般的には多くの人が同じ思いなのではと思うのです。
それによく考えて見れば、いわゆる牛や豚、鶏もそうだし、野菜だって、人工的に育てているわけだから、魚だって同じような「生産方法」は全く問題がないと思うのです。実際に近大マグロはとても美味しいかったし、海鮮丼1850円という価格は一般的に安いとは言えないけれども、料理やこのお店のサービスの高さを考えれば、決して高くないと強く思いました。
マクドナルドと真逆の方向性
先日マクドナルドのことをブログ(今朝の日本経済新聞「マクドナルド営業赤字」という記事について考えてみた)に書きましたが、マクドナルドが利用者の支持を失ったのはレストランの本来の姿を棄て去ってしまったところにあると思うのです。それは
- 料理がまずい
- 食べれば食べるほど健康被害をまねく
- 店員の態度が悪い
これではさすがにお客さんは行きません。金を払って死のうという人はまずいない。
ところが、この近畿大学水産研究所銀座店は、料理はもちろん美味しいし、お刺身だからヘルシーであるし、何よりも従業員の意識が凄く高いです。つまり、接客業としてのプロ意識が高い。それはお店全体からも感じることが出来ました。
まず店員の対応が素晴らしい。とても親切ですし、まるでホテルのレストランのようです。また、お店の対応においても、これだけの人気店だと普通相席は当たり前だし、お客の方もそれは仕方がないということで納得してしまう。ただ、食事する方としては本当に食べるだけで、ここは一人でも二人席に案内をしてくれるので、環境的に落ち着いて食事をすることができます。これは、最近巡りあったことのないお店だったので、すごいなと感動してしまいました。
冒頭で11月の夜の時間は予約でいっぱいになっているというのは、こういうお店だったら当然のことだと思いましたね。本当に素晴らしい。また、行こうと思います。今度は紀州丼にしよう。
近畿大学水産研究所銀座店
食べログ:近畿大学水産研究所銀座店
東京都中央区銀座6-2 東京高速道路山下ビル 2F
03-6228-5863