2016/06/09
2014年を振り返るー音楽編ーいきものがかり、ローリング・ストーンズ、ドリーム・シアターが僕を魅了した。
2014年もあと10日ちょっと。忘備録ということも含めて、今年僕が夢中になったモノを紹介していこうと思いますが、まずは音楽。今年は久しぶりにのめり込んでしまう作品と出会えたことは実にラッキーでした。
2014年における僕の音楽的な嗜好は、ますますバラバラになっていくのですが、時系列的に言うと、年間通して聴いたり、注目をしていたのは、やはりいきものがかり。今年の3月に日本で抜群のライブを披露してくれたローリング・ストーンズ。そして、この夏以降でしたが、ドリーム・シアターの驚異的な完成度の高い演奏に驚愕した年でした。
Contents
いきものがかり
まずは、この1年間を通じてよく聴いたのはやはりいきものがかりでした。iTunesでは聴いた回数をカウントしてくれるのですが、
ベスト20のほとんどがいきものがかり。それ以外には薬師丸ひろ子さん、絢香が入ってます。いきものがかりの場合は、彼らの曲の良さは素晴らしいし、僕にはしっかりツボにはまっています。また、2013年に発売したアルバム「I」の出来がすごく良かったので、ひたすら聴き続けてるという感じ。
いきものがかりに関しては、12月24日にニュー・アルバム「FUN! FUN! FANFARE!」が発売されますが、その内の収録曲の6曲ほどはシングルカットされていて、それらの曲はどれもいいので、ニュー・アルバムは楽しみです。彼らの場合は、見事に駄曲がないので、良いと思いますね。
また、来年スタートするライブも、ファンクラブに入ったおかげで3か所のチケットもとれたので、これは今から楽しみです。
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ローリング・ストーンズ
今年2月のアブダビからスタートしたローリング・ストーンズのワールドツアーですが、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、チャーリー・ワッツ、ロン・ウッドのメンバーの年齢が70歳という、すごいおじいさんたちが、世界を駆け巡ったのですが、日本でのライブでもそれはもう圧倒的なパフォーマンス。本当に圧倒されましたし、今更ながらよくチケットがとれたなと改めて思います。
ローリング・ストーンズというバンドは、はっきり言って他の追随を許さないというくらい、バンドの格が世界一だと思うのですが、そんな彼らのファンへの態度は素晴らしい。僕は東京で彼らのライブを見て、ますます好きになり、その後のアジアツアーからヨーロッパ、オーストラリア・ニュージーランドツアーは、すべてチェックしたのですが、ローリング・ストーンズほど、インターネットを駆使してファンサービスをするバンドはいません。
TwitterやFacebookなどで演奏する曲の投票をファンに促すことはもちろん、その日のライブで何を演奏したのかということをしっかり伝えてくれるし、場所場所によってライブのポスターもローカライズして、実にファンのことを思っているということがよく分かるので、僕はますます彼らのことが好きになりました。
彼らくらいのレベルになれば、ヒット曲が山ほどあるから、ニューアルバムを出さなくても、生の彼らが見れればそれで十分というレベルですし、彼らがすごいのは、どんどん年をとってパフォーマンスが落ちるのは当たり前のことなんだけど、全くストーンズにはそれが当てはまらないのです。もちろん、年齢が年齢だから無理がきかないということはありますし、ライブの日程の間隔があくということはあります。それはもう70歳の人達だから当然のこと。
でも、さすがにもうワールドツアーはないかなあとはおもっていますが、すごい人たちですし、ひたすら追い続けていきたい。
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ドリーム・シアター
ドリーム・シアターは数年くらい前から聞いていたのですが、今年の夏に発売されたライブDVD「Breaking the Fourth Wall」を見て、こんなに完成度の高いライブを見たことがなく、即効で日本でのライブのチケットも取り、圧倒されてしまいました。
元々、僕自身がギターを弾き、高校の時からうまい人が好きで、ずっと音楽を聴き続けてきましたが、曲の良さと、音楽のスケール感、メンバーの圧倒的な演奏力、そしてバンドとしてものすごい一体感。どうして僕は彼らのことをもっと早く好きになれなかったんだろう後悔するくらいで、今年一番のめりこんだバンドはドリーム・シアターでした。
どれくらい彼らにのめりこんだかといえば、「Breaking the Fourth Wall」を見るだけで飽きたらなかったので、デジタルミュージックもゲットして、iPhoneに当然のごとく入れて、さらには彼らの演奏をもっと大迫力で聞きたいという欲求にかられた僕は、beatsのヘッドホンまで買ってしまいました。
更には、当初僕はドリーム・シアターのジェイムス・ラブリエには厳しい見方をしていて、ドリーム・シアターの唯一の弱点はボーカルだと方言をしてたのですが、彼のソロアルバムを聴いて、全くそれが誤りだということをここで明言しておきます。すいません。ジェイムス・ラブリエは偉大なボーカリストでした。ボーカルが弱いなんて本当に申し訳ない。
ドリーム・シアターがすごいのは、プレーヤーとして、ギターのジョン・ペトルーシとジョン・マイアングは、バークリー音楽大学の卒業生だし、ドラムのマイク・マンジーニはそのバークリーでドラムを教えている。更にはキーボードのジョーダン・ルーデスに至ってはジュリアードスクールで本格的に音楽を学んでいる人たちなので、普通はそういう音楽をやった人たちはハードロックとかやらないんですよね。普通はクラシック。或いはジャズの方に行く人が殆どで、僕が知っている限りで、これだけ音楽的な学歴の高い人達が、ハードロックをやるなんて言うのは初めてなのです。
しかし、現実には彼らドリーム・シアターというバンドがいて、しかも彼らは平気で10分とか20分とか演奏をして、普通ロックは5分前後で終わることから考えると、異例の大作を演奏するのですが、全く聴いてて飽きが来ないのは、それだけ彼らの演奏や音楽の密度が高いということを表していると思うのです。
今年のライブは、急遽決まったので、オールスタンディングという病み上がりの僕には実に厳しい環境だったので、来年以降は是非武道館あたりでやってくれるとありがたいのです。
ドリーム・シアター
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総括
今年の音楽生活を総括すると、個人的にはまだまだ新しい音楽を受け入れることの出来る、自分の感受性に満足した年でした。来年も新しくいい音楽を体験したいし、すごい人が来日しないかなと思います。