2016/06/080 Shares

能年玲奈さん主演映画「海月姫」の興行成績が低迷している件

海月姫

最近いくつかのメディアで報じられているのが、能年玲奈さん主演映画「海月姫」の興行成績が低迷しているというもので、ファンとしては聞き捨てならないということもあって、どういう状況なのか調べてみました。

低迷していると報じているのは、サイゾーウーマンとオリコン。それぞれの記事をご紹介をします。

サイゾーウーマンの記事

能年玲奈、『海月姫』大コケ&「日テレ出禁」!? 『あまちゃん』一発屋化で大ピンチ!

サイゾーウーマン:能年玲奈、『海月姫』大コケ&「日テレ出禁」!? 『あまちゃん』一発屋化で大ピンチ!

サイゾーウーマンの記事はタイトルからして、何か敵意的なものを感じる嫌な記事でして、実に一方的なコメントが掲載されていて、しかも記事の署名もない。ま、イエローペーパーみたいなものだと思いますが、ファンからすると実に気分の悪い記事でもあります。この記事で掲載されているコメントを引用すると、

能年はバラエティ対応が不得手であるどころか、“コミュ障”を疑われかねない挙動不審さでしたからね(笑)

『あまちゃん』以降、能年の所属事務所による慎重すぎる仕事選びが、完全に裏目に出ています。このままじゃ『あまちゃん』一発屋女優で終わってもおかしくないですね

特に2番めのコメント。今の戦略は僕は正しいと思いますね。出し惜しみというようなところがあるかもしれませんが、「華」のある女優という点では、宮崎あおいや井上真央、綾瀬はるかと同じレベルのある女優さんだから、これからも作品は選ぶべきだと思います。この3人の路線でよいです。

良く有村架純ちゃんと比較されますが、タイプも違うので、今の状態でいいし、逆に変なバラエティに出る必要は全くない。年末、篠原ともえと変な番組に出させられてましたが、あんなことをする必要は全くありません。役者としての実力はピカイチなんですから。

オリコンの記事

逆によく書かれていたのが、オリコンの記事でした。
能年玲奈、主演作に明暗 『海月姫』と『ホットロード』の違いとは?

能年玲奈、主演作に明暗 『海月姫』と『ホットロード』の違いとは?

個人的に言うと、どうしてホットロードがあれだけ成績を残したのか、未だにわからないのですが、この記事ではいいところに目をつけています。ホットロードが成功したゲインについては、

  • ホットロードの上映があまちゃん終了から10ヶ月経っていたので、ファンには待望感があった
  • EXILEの3代目JSBの登坂広臣が準主人公として出演している
  • 松竹が全国302のスクリーンで上映している
  • 日テレが製作委員会に参加
  • 尾崎豊の曲を流すCMが頻繁に流れた

というもので、
海月姫に関しては

  • 中堅配給会社のアスミック・エースが全国216スクリーン
  • 制作委員会にテレビ局が入っていない
  • 上映日が12月27日ということで、「妖怪ウォッチ」「ベイマックス」とバッティングした

というもので、これは良く出来ている分析で、特に大きいのは、上映スクリーンの絶対数かなと僕は思いますね。海月姫の上映スクリーンは、ホットロードの2/3であり、これは絶対数が違ってくる。それと年末のこの時期は師走だからみんな忙しいし、家族持ちは子供優先となるから、お客さんが他の映画に流れてしまうと思いました。

作品として海月姫はどうか

こちらに関しては、レビューを書きましたが、

また見に行きたい!面白かった!能年玲奈らしさ全開の「海月姫」
去年の12月27日にロードショーの能年玲奈さん主演の映画「海月姫」。やっと時間が出来たので、行ってきました。面白かったです。リピ...

少なくともホットロードよりは面白かったです。ホットロードは、恐らく製作委員会において日テレが入っているということもあって、力関係から言うと、当然キャスティングへの発言力もあったと思うのです。それが登坂広臣を起用したというのが、そのひとつで、僕のようなファンからすると、どうして相手役がEXILEなのか不思議で仕方がなかったです。あとは、その他のキャスティングが劣悪で、この人だれ?という人がほとんどで、それは恐らく見る方を能年さんと登坂広臣に集中させようという目的があるんでしょうけれども、僕としてはそのことで映画としての厚みに欠けた感じがしました。

一方で、海月姫に関して言うと、尼〜ずのキャスティングに必然性があったし、敵役の片瀬那奈の枕営業もじさない地上げ屋を見事に演じていたし、平泉成さんもいい味をだしていて、コンテンツ的に見るとやはり海月姫の方が上だったように思います。DVDを買うとしたらどちらにすると問われれば断然海月姫ですね。ホットロードには、こういう脇役が1人もいませんでした。特に暴走族関係はもう少しお金を使ったら?と言いたくなるようなひとばかり。

時期と競合にディズニーと妖怪ウォッチがいたこと、それと上映スクリーンの絶対数が少ないというのが、興行成績に大きく影響しているんじゃないかなと思いますね。あと、プロモーションにお金をかけられないというのであれば、もう少しインターネットを使ってムーブメントを作ればよかったんじゃないかなと思います。

素材とキャラクター、後はストーリーは面白いので、ぜひ続編をすすめてほしいです。

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