2016/06/080 Shares

花燃ゆ第5話の視聴率がワースト記録を更新 それでも世話ないと思う件

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花燃ゆ志の果て01
引用:NHK花燃ゆFacebookページ

花燃ゆの第5話「志の果て」の視聴率が番組始まって以来ワーストを記録しました。僕は井上真央ちゃんや麻生祐未さんの熱演がとてもいいと思ってみてましたが、これはどういうわけなのか、色々と考えてみました。

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花燃ゆ視聴率ワーストを記録というニュース

まずは「花燃ゆ」でニュース検索をしてみると、

サイゾーウーマンの記事は、イエローペーパーですから、あまり気にしないのですが、それでも12%台の視聴率はファンとしてはすごく心配です。この「志の果て」という話では、松陰と密航を企てた金子重輔が岩倉獄に収監され、それを心配する母親ツルを麻生祐未が好演したので、素晴らしいと思ったのですが、世間ではあまり評価されなかったんですね。

ツィッターでは応援している人の声が目立つ

この件でツィッターではどういう声が聞かれるかというと、まず、花燃ゆはつまらないよ!と言ってる人はというと、もちろんいるんですね。この方のように。

ところが、チェックをしてみてみると、面白いよ!頑張れ!という声が実は意外と多いのです。これは真央ちゃん押しの僕としても意外な結果でした。

こんなかんじで、ファンはありがたいですね。こういうツィートこそ、低視聴率で責任を感じている人に見せて、勇気をあげたいと思います。

花燃ゆ」で引っかかってる事

確かに「花燃ゆ」で引っかかってる事は何件かあって、それは

  • イケメン路線
  • ホームドラマ
  • セクシー路線

とか余計な、小手先な事をしてるなあという感じはするんですよね。結局大河ドラマと言うのは、その次代の歴史において主人公がどれだけ頑張ったのかということが、結局多くの人に評価されているわけです。特に幕末において、国防という点で特に長州がヒステリー状態になったけれども、それは日本を守るためという大義があり、そのために命をなげうった人たちが多かったということも、我々の心を打つわけです。だから、その歴史がどうであったかということを知らない俳優を、ドラマに出しても緊張感がなくなってしまうんですよね。それこそ、東出昌大が久坂玄瑞のことをどれだけ知っているのかとか、そういうことがすごく大事じゃないのかなと僕は思うのです。

まずはきちんと歴史を描こう

つまり、僕が言いたいのは、イケメンだとかセクシーもいいけれども、俳優陣は日本で最も実力のある人達が集まっているのですから、まずはコンテンツです。幕末の日本を一番騒がせたのは、長州藩です。幕府と喧嘩したり、アメリカなど4カ国と下関で大喧嘩して負けたり、その後薩摩藩が救いの手を差し伸ばしてくれたことがきっかけで、瀕死の長州藩が復活して、一気に明治維新を進めていくというのは、日本の歴史で最もダイナミックなところであり、その中心になったのが松下村塾の出身者であったということを、もっともっと描いていくべきです。特に逆境から何度も這い上がってきたところは、我々に勇気を与えてくれると思うのですよ。だから、そういうことをもっとドラマの元にしていかないと。

やはり、大河ドラマを見ている人たちは、そこそこ歴史を知っている人たちも結構多いはずなんです。そうすると、ドラマではどういう描き方をするのかというのを注視しているわけでして、そのあたりをしっかり描いて欲しいんですよね。

ここ数年の大河ドラマで失敗したのは、「江~姫たちの戦国~」と「平清盛」ですけれども、「江~姫たちの戦国~」は脚本の田渕久美子が篤姫で成功したために、変な野望を持ったことが大きな失敗に繋がりました。「平清盛」に至っては、とにかく汚いし、話が難解ということもあり、失望させてしまった。

花燃ゆ志の果て02
引用:NHK花燃ゆFacebookページ

「花燃ゆ」の場合は、歴史がいい時だし、井上真央ちゃんも素晴らしい。後はきちんとした脚本だけなんです。この辺りはきっちりやってあげないと、本当に井上真央ちゃん自身の女優生命に関わることですから、まじめに作って欲しいと思いますね。