2016/06/08
20年ぶりくらいにレインボーのボックスセット「A Light In The Black1975-1984」をゲット、凄くいいし、懐かしいです^^
リッチー・ブラックモアが率いたレインボーの未発表テイクなどを収録した5CD+DVD「A Light In The Black」を入手しました。想像を越えた中身でコアなファンとしては涙モノでした。
Contents
「A Light In The Black」の中身
まずはこのアルバムにはどういう中身になっているのかというと、5枚のCDとDVDがついていて、CDのジャケットはコンサートのパンフレットの表紙が使われています。懐かしさが溢れてしまいました。
[CD1]:ボーカルがロニー・ジェイムス・ディオ
- Black Sheep Of The Family 3:22
- Sixteenth Century Greensleeves 7:33
- Snake Charmer 4:33
- The Temple Of The King 4:45
- Tarot Woman (rough Mix) 6:06
- Stargazer (rough Mix) 9:09
- Run With The Wolf (rough Mix) 3:49
- Mistreated (live In Osaka, Japan / 1976) 11:10
- Purple Haze / White Christmas / Lazy / Man On The Silver Mountain / Blues / Starstruck (live In Osaka, Japan / 1976) 16:18
[CD2]:ボーカルがロニー・ジェイムス・ディオ
- Sensitive To Light (rough Mix) 3:04
- The Shed 4:46
- Rainbow Eyes (rough Mix) 7:06
- Jesu, Joy Of Man’s Desiring (bob Daisley Rehearsal Tape) 1:41
- Long Live Rock N Roll (L.A. Rehearsal / 1977) 6:57
- Do You Close Your Eyes (bob Daisley Rehearsal Tape) 6:19
- Still I’m Sad (with Organ Intro / Bob Daisley Rehearsal Tape) 10:07
- Gates Of Babylon 6:48
- Catch The Rainbow (live/1976 / With Applause) 22:02
- Long Live Rock ‘n’ Roll (live In Munich, Germany / 1977) 3:32
- L.A. Connection (live In Munich, Germany / 1977) 5:13
[CD3]:ボーカルがグラハム・ボネット
- Eyes Of The World (instrumental Outtake) 6:51
- Ain’t A Lot Of Love In The Heart Of Me 5:00
- Lost In Hollywood 4:52
- Danger Zone 4:30
- Since You Been Gone (album Version) 3:21
- Bad Girl 4:52
- Over The Rainbow / Eyes Of The World (king Biscuit Flower Hour Radio Broadcast / Live At Calderone, New York / 1979) 9:23
- Love’s No Friend (king Biscuit Flower Hour Radio Broadcast / Live At Calderone, New York / 1979) 8:10
- Ode To Joy (king Biscuit Flower Hour Radio Broadcast / Live At Calderone, New York / 1979) 5:42
- All Night Long (single Remix Version) 3:50
- Weiss Heim 5:19
- Stargazer (live At Donnington/1980) 8:33
[CD4]ボーカルがジョー・リン・ターナー
- Midtown Tunnel Vision 4:33
- I Surrender (album Version) 4:03
- Magic 4:08
- Vielleicht Das Nachster Mal 3:20
- Jealous Lover 3:13
- Spotlight Kid (live At Hammersmith Odeon, London / 1981) 5:07
- Rule Britannia / Fire (live At Hammersmith Odeon, London / 1981) 2:50
- Death Alley Driver 4:45
- Bring On The Night (Dream Chaser) 4:06
- Stone Cold (album Version) 5:18
- Power (live In San Antonio, Tx/1982) 4:39
- Miss Mistreated (live In San Antonio, Tx/1982) 4:26
- Tearin’ Out My Heart (live In San Antonio, Tx/1982) 8:20
[CD5]:ボーカルがジョー・リン・ターナー
- Can’t Let You Go (album Version) 4:21
- Desperate Heart (album Version) 4:35
- Anybody There (outtake / Polar Mix) 2:51
- Drinking With The Devil (outtake / Different Guitar Solo) 3:43
- Make Your Move 5:26
- Snowman 4:32
- Street Of Dreams (album Version) 4:27
- Stranded (live At St. David’s Hall, Cardiff/1983 / With Applause) 5:51
- Power (live In Cardiff/1984) 4:30
- Fire Dance (live In Cardiff/1984) 4:26
- Fool For The Night (live At The Tokyo Budokan/1984) 3:59
- Difficult To Cure (live At The Tokyo Budokan) 11:17
- Smoke On The Water (live At The Tokyo Budokan/1984) 4:42
[DVD]
- All Night Long (live At Monsters Of Rock, Donington Park, Uk / 1980) 7:56
- Catch The Rainbow (live At Monsters Of Rock, Donington Park, Uk / 1980) 5:06
- Eyes Of The World (live At Monsters Of Rock, Donington Park, Uk / 1980) 1:23
- Lost In Hollywood (guitar Solo / Live At Monsters Of Rock, Donington Park, Uk / 1980) 3:32
- Will You Love Me Tomorrow? (live At Monsters Of Rock, Donington Park, Uk / 1980) 3:15
- Long Live Rock ‘n’ Roll (live At Monsters Of Rock, Donington Park, Uk / 1980 / Pt. 1) 2:29
- Kill The King (live At Monsters Of Rock, Donington Park, Uk / 1980) 3:29
- Long Live Rock ‘n’ Roll (live At Monsters Of Rock, Donington Park, Uk / 1980 / Pt. 2) 2:20
という感じで、結構コアなファンにとっては涙モノの内容になってます。
ぼくがボックスセット「A Light In The Black1975-1984」を購入した理由
僕がこのボックスセットを買おうと思ったのは、ロニー時代とグラハム・ボネット時代のライブがそこそこ収録されているということと、やはりモンスターズ・オブ・ロックのライブがDVDとして見れるというのは、ちょっと夢の様な話です、昔から知っている人間としては。CD1〜3までは実に素晴らしくて、特にこれは!!と思っているのを紹介します。(因みに僕は個人的にジョー・リン・ターナーのボーカルスタイルは、没個性的という感じで、それほど興味が無いのです。申し訳ないですm(__)m)
ロニー時代のライブ
CD1のPurple Haze。これはジミ・ヘンドリックスの名曲ですが、これをリッチー・ブラックモアがライブで披露している公式な音源は、このボックスセットが初めてだと思います。
CD2は、L.A. Connectionは「Gate Of Babylon」に収録されている渋い曲ですが、これがライブ音源も珍しい。このアルバムのセールスが悪かったことが、ロニーのせいにさせられて、結局首になってしまうんです。これが、リッチー・ブラックモアの最大の失敗だったと思ってます、今でも。
グラハム・ボネット時代のライブ
CD3については、リッチーにしては珍しくライブのオープニングソングをスピードのある曲にせず、Eyes Of The Worldにしてます。ディープ・パープルでは、イアン・ギランがボーカルの時は、Highway Starですし、デヴィッド・カヴァーデイルがボーカルの時はBurn。レインボーでも、ロニー・ジェイムス・ディオの時はKill The King、ジョー・リン・ターナーの時はSpotlight Kids。
グラハム・ボネットがいた時のレインボーが来日するときは、Lost in Hollywoodかなと思っていたのですが、実際にステージが始まると、Eyes Of The World。これは結構衝撃でしたが、確かにこの曲とグラハム・ボネットのボーカルは凄く合ってるのです。また、グラハム・ボネットが歌うStargazerが収録されていますが、これは、コージー・パウエルが辞める前にこの曲を演奏したいという要望をリッチーが飲んだという話を聞いたことがあります。リッチー自体がこの曲をライブで演奏するのを嫌がっていたので、ライブ自体が珍しいのです。
「A Light In The Black」のDVDーモンスターズ・オブ・ロック
DVDに関してはざっと見ましたが、懐かしい顔が出ていて、思わず見入ってしまいました。この頃のリッチーは本当に素晴らしかったと改めて思いました。
リッチーです。
グラハム・ボネット。若かったねえ^^
リッチーがギターを壊してます。リッチーはライブではギター壊しのパフォーマンスをよくやってました。
今は亡きコージー・パウエルの勇姿。コージー・パウエルはこのステージを最後にレインボーを脱退します。
レインボーへの思い入れ
僕がレインボーを知ったのは、1976年のアルバム「Rising」。当時タイミングが良かったのは、このアルバムで一気にレインボーの人気が上がり、さらにその年の年末に初来日をするというものでした。
今でも思い出すのは、追加公演が千駄ヶ谷の東京体育館で行われて、オープニングに当時未発表曲だった「Kill The King」。このかっこ良くてスピーディな曲は何だ??と思ったものです。その後1時間半の夢のような時間があっという間に過ぎてしまいましたが、その時の鮮烈だった記憶は今でも残っています。その後ずっと彼らを僕は追い続けてました。
レインボーに関しては、ドゥギー・ホワイトが加入したものまで見ましたし、レインボーを脱退したロニー・ジェイムス・ディオもブラック・サバスも、ディオも見に行きました。それだけ、このレインボーというバンドは僕にとってはとても大事なバンドでして、今回このボリュームのあるボックスセットも、タイトルを聞いて一発で買うことを決めたくらいです笑
ざっと見ましたが、よく出来てます。特にコアなファンはものすごく満足できるコンテンツが収録されています^^