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アフィリエイトとドロップシッピングのトラブル

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昨日の日本経済新聞でアフィリエイトやドロップシッピングのサイトを作ると儲かるといわれ、高額な製作費を払ったけど、全然売れない!と国民生活センターに苦情の申し出が急増しているんだそうです。

日本経済新聞

フィリエイトなどのネット上の副業について全国の消費生活センターに寄せられた相談は、2005年度の63件が08年度は379件に急増。今年度は9月までの半年間で356件に上る。相談者は30代が36%、20代が30%、40代が20%で比較的若い世代に多い。職業別では会社員56%、主婦22%、学生6%など。契約金額は平均約70万円で、500万円を支払った人もいた。

んー、これはひどい。500万円は、きっとものすごいサイトができます。


ちなみにホームページ制作はものすごく金額が下がっていて、相当グレードの高いものでも、かなり安くなります。もし、自分でホームページを作りたいと言う人がいたら、マッチングサイトを使うといいですよ。おそらく10P程度のものでも、制限をしていなければ、1日で20社くらい提案がきます。マッチングサイトで有名なのは、楽天ビジネスとかあとはさぶみっと!ホームページ制作マッチングとかあります。


楽天ビジネス
さぶみっと!ホームページ制作マッチング
https://hp.submit.ne.jp/


このアフィリエイトというのは、成果型報酬広告のことで、広告をクリックしてもらったり、その広告をクリックして成約になると、その広告の場所を提供しているホームページのオーナーに広告費が支払われるというシステムです。


ドロップシッピングというのは、ネットショップの一種ですが、商品の仕入れや配送等はすべて業者が行うもので、簡単にいうと自分でホームページのスペースを作って、そこに商品を陳列するもので、メリットとして在庫や配送事務などの作業がないこと。デメリットとしては、利益率が低いし、特定商取引法の表示で、自分の名前を出した場合には、その商品に対する責任を取らないといけないということです。アマゾンインスタントストアがその範疇にはいるだろうか。これ、ぼく、近々やってみようと思います。今考えているのは、「司馬遼太郎&80年代のハードロックCD専門店」。売れるんだろうか笑



これだとちょっと説明しにくいので、wikipediaをみて理解してくれ笑


ちなみにこのblogには、記事の後にGoogleの広告が張られていますが、これもアフィリエイト。これをクリックしてもらうと、僕にお金が入る仕組みです。これはAdSenseといいます。

ただ、悲しいことにこれをクリックしてくれる人は昨日現在で、15回です。まー、そんなものなので、過剰に期待はできないのです。だから、ホームページを持てたら、収入が増えるとか、ブログを更新すれば儲かるとかは迷信で、収入を得るためには、それは現場担当者は血のにじむ努力をしてますよ。どれだけ同業他社が多いかということであって、それはマーケティングの立場から言うとレッドオーシャンというのですが、競合と勝つために胃の痛む思いをしてるんですよ。

例えば、携帯電話だって、ユーザーに忘れられないように新機種はどんどん出すわ、広告はガンガン出すわ、ユーザーを確保するためにそれはもうしのぎを削ってます。つまり、前にも書きましたが、インターネットだから特別じゃないのです。自分が提供するコンテンツに対して共感を持ってくれる人を多く集めないと商売にはなりませんし、その前に自分のホームページが広告媒体になるかどうかということをよく考えるべきです。実際にクリックしてくれる割合というのは、おそらくページ表示数の1%は満たないです。せいぜい0.3%~0.5%と思った方がいい。

ブログから生まれたスターというとしょこたんがいます。

彼女はかわいいけれども、今までのことを考えるとどちらかというとマイナーだけど一部熱狂的なファンがいるというタイプのタレントだと思うのですが、紅白歌合戦の出場を果たし、誰でも知っているタレントにのし上がった。

それは彼女がタレントとして優秀であるということもありますが、これはブログのおかげでもある。このブログの下まで見ていくとアーカイブがありますが、見れくれ。このすごい更新頻度!
今年の5月だと、1000回以上更新をしてる。おそらくしょこたんがブログが好きなんだと思うのですが、趣味と実益を兼ね備えているということもあると思うんだけれども、それでもあの忙しい人が、100回も更新をしてるわけですから、それは検索エンジンの評価はあがります。(更新の頻度は、優れたサイトのチェックポイントのひとつです)

それで国民生活センターでアフィリエイトとドロップシッピングの記事をみると、
一部を引用すると

2008年度は379件(2007年度の約2倍)、2009年度上期では356件(2009年9月末日までの登録分)と、前年同期(2008年度上期:100件)に比べ3.5倍に急増している。

去年の3倍か。ひどいものだな。

僕がいいたいのは、自分が提供するブログやホームページでどれだけ共感を持ってもらえるか。そのためには多くの人に見てもらえるような投資や努力をしないといけないわけで、それにはブランディングを上げるということで、それは地道にやらないといけないし、それはどの商売でもいっしょですよね。


この国民生活センターの消費者へのアドバイスとしてこんなことが書かれています。


(1)自分で努力せずにお金が儲けられるなどという話は信じない

(2)高額な費用が必要になる場合、契約するかどうか慎重に検討する
(3)契約前に仕組みについて十分に説明を受け、契約書類を確かめる
(4)自分の仕事の事業者的性質に注意する
(5)最寄りの消費生活センターへ相談する

こういうことです。おっしゃる通りだと思いました。