ロニー・ジェイムス・ディオが参加したBlack SabbathのHeaven And Hellはハードロックの不朽の名盤
Black SabbathのHeaven And Hellは、今までバンドのフロントマンだったオジー・オズボーンが脱退して、その後釜にRainbowをくびになったロニー・ジェイムス・ディオが参加したアルバムで、結局ハードロック史上の名盤の1枚となりました。
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リッチー・ブラックモアの功績はロニー・ジェイムス・ディオを発掘したこと
僕はロニー・ジェイムス・ディオという人は、彼のRainbow時代から大好きなボーカリストで、リッチーブラックモアがギタリストとして偉大なのは、当時無名だったロニー・ジェイムス・ディオを発掘したということだと思っていて、よくもまあこんなすごいボーカルを見つけてきたものだと今でも思います。
このリッチーという人は、新人ボーカルを探してくるのが大変凄くて、Deep Purple時代はイアン・ギラン、それとデビッドカバーディル、Rainbowのときには、このロニー以外にグラハム・ボネットというハードロックのボーカリストのくせにオールバックをしているという凄い人を発掘したり、大変なボーカリスト眼のある人です。
ロニー・ジェイムス・ディオの参加でブラック・サバスは蘇った
そのロニー・ジェイムス・ディオがBlack Sabbathに初めて参加したこのアルバム、前のオジーオズボーンがいたときは、とにかく暗い、底冷えのあるサウンドでしたが、このアルバムは元気印のロニーの参加により、明快などちらかというと明るい感じのする一方で、ギタリストのトニー・アイオミのSGから弾き出される重厚なリフも素晴らしい。
何と言ってもバンドとしての一体感があるので、ハードロックでよく見かけるワンマンバンドで見られるちぐはぐさが全くないのです。このトニー・アイオミという人も、なかなかメジャーになりきれないギタリストですが、ギタリストとしての技量は相当なものだし、コンポーザーとしてもいい曲をたくさん書いているので、もう少し評価されてもいいんじゃないかと思うのです。
で、このアルバムのセットは以下の通り。
1. Neon Knights
2. Children of the Sea
3. Lady Evil
4. Heaven and Hell
5. Wishing Well
6. Die Young
7. Walk Away
8. Lonely Is the Word
Heaven And Hellはロニーにも重要なアルバムになった
Neon Knights
この動画は、確か立川の屋外ライブだと思いますが、見に行きました。凄く良かったです。このスピーディ感がたまらないです。
これ以外にはHeaven And Hellも必ずDIOのライブでは演奏されました。
ロニーの場合は、すごいバンドに在籍したので、いい曲がいくらでも演奏できるというのは強みでしたね。いいボーカリストでした。彼の最もいい時のボーカルがこのアルバムに収録されているので、悪いわけがないのです。
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