BlogとTwitter
とにかく今は、仕事でものすごい数のECサイトを見てます。
もちろん、これは仕事でなんだけど、そこでもったいないなと思うのは、恐らく70%以上のECサイトがブログを持っていなくて、ましてやTwitterをやっていないということ。
Googleが他のネット会社を圧倒しているのは、インターネットを熟知しているということです。
このブログでもGoogleの事をたくさん書いているんだけれども、これはGoogle抜きではインターネットは語れないからです。
Googleがネット企業として偉大なのは、優れたサイトの指標を見つけたことです。それは何度も書いたけれども
- 関連キーワードが豊富にあるサイト
- 更新頻度の高いサイト
- 被リンクが多いサイト
この3点です。
Googleツールバーをインストールすると、わかりますが、GoogleのツールバーにはPage Rankを表示します。これは、グーグルの指標でサイトのランク付けが表示されるのですが、検索結果の順位というのは、Googleの評価が高い順番で表示されるようになってます。
ブログはというと、書いている人の関心のあることしか基本的には書かれない。
例えば、僕はモーニング娘のことを書けと言われても書かないし、というか、書けない。僕が好きなことは仕事ではネットマーケティングやブランディング、それ以外は歴史のことや80年代の洋楽が中心になるし、それをこのブログでも書いているつもりだ。当然ネットマーケティングだったら、Googleを外すことはできないから、必然的にこのキーワードが出てくるワケで、それはわざと書いてるわけではなくて、普通に書いていれば、自然に出てくる。
ということは、これをECサイトのビジネスブログに置き換えれば、もし、僕が北海道の食べ物のサイトの店長だったら、いかにうちが扱っているカニが美味しいとか、生以外でもこういう料理をするとすごく美味しいというようなことを書いて、そこから本体サイトに誘導するね。つまり、北海道の名産品のことしかかけないし、それで十分いい記事が書けます。それにまずいものを売ってるわけじゃなくて、誰が食べても美味しいものを売ってるわけすからね。
普通ホームページというのは、HTMLの知識がないと更新が難しいです。変なことをしちゃうと、全体のレイアウトも壊れてしまうので、結果的に更新というのは、CMSという更新用のASPを使わないとまず無理。ということは結果的に更新はしにくいという難点があります。
ところが、ブログは、レイアウトなんか関係ないCMSだから、そこで記事を書いちゃえば言いわけです。パソコンからも更新ができるし、携帯電話からもできます。このブログで紹介するしょこたんのブログはほとんどが携帯からです。それだけ簡単だから、月に1000回近くも更新ができる。1000回ですよ。ここがすごくみそで、結局更新をすれば、その分ページ数が増えるということだから、その分検索エンジンの評価が高くなるわけです。関連キーワードが多いということは、ページのボリュームがあるということだし、情報の鮮度も常に新鮮だと。僕は、しょこたんのファンでもないですから、こういう説明の時にしか言及しませんが、ファンに取っては完璧です。月に1000件も自分のことをアピールしてくれるアイドルなんて今までいませんでしたし、ファンに取っては自分の好きなアイドルの最新情報を常にアイドル本人が発信してくれる。
ちなみにタレントとかのブログだと、好きで書いている人は別にして、これから自分のブランドをアップしていこうという人はほとんどブログを持っています。僕の大好きなフリーアナウンサーは多くの人がブログで情報を発信しています。これは、多くの人に自分を知って欲しいということで、今人気のセイントフォースのフリーアナウンサーはほとんど持ってます。
とにかくこのブログというのは、自分のブランドを高めるにはこれほど良いツールはなくて、これを使わないのは、ほんとーにもったいない。
話はがらっと変わって、最近はTwitterがテレビで特集をされることが多くなった。
僕もこのブログでよくわからないと書きましたが、最近ちょっとわかってきて、あまり僕自身はつぶやかないのですが、ま、見ていると、個人のつぶやきに関しては、読み流すことが多いです。それは、お腹すいたとか、これから酒を飲むとか知らない人のそんなつぶやきを読んでも意味ないし。ただ、たまーに、おお!というような情報がつぶやかれることがあります。
また、勝間和代や広瀬香美は、いまやTwitterでも有名になっているけれども、彼女たちのつぶやきは、勝間は自分の本の宣伝、広瀬は自分の曲の宣伝。これをやってます。これ、凄くポイントで彼女たちのファンにとっては、これはたまらないわけです。彼女たちの最新情報は、彼女たちしかしらないわけだし、それを本人がつぶやいているわけだから、これはまたマーケティングの立場から言うと、今のTwitterをマーケティングとしては面白い。
ちなみに昨日のCNET Japanでは面白い記事を掲載しています。
結局デルのTwitterをフォローしている人というのは、デルの動向が気になるワケで、そこから発せられるつぶやきは、当然お買得セールとかタイムセールをしますよとか、オンラインショップの告知をここでやるわけであって、当然それを見てサイトにいく人は、興味がなければ行かないので、当然僕は販売促進に当然つながると思います。
ちなみに日本でも、有名どころのサイトがTwitterのアカウントを取ってやってます。詳細は、こちらを見てもらえれば、いいですけど、有名どころをピックアップしておきます。
と、まあ、こんな感じですね。僕は、ECサイトをやっている人は、絶対にTwitterをやるべき。色々なアイディアが浮かびます。
このTwitterの使い方を見ていると、プレスリリースというのが、高いお金を払ってやるよりも、こっちの方が全然便利だし、お金もかからなくて、いいんじゃないかと思ったりします。