TBSドラマ「仁」
日曜日の夜は、坂の上の雲もあるし、昨日終了した「仁」もあり、めったにドラマを見ない僕も8時からはテレビに釘付けです。
で、「仁」ですが、最終回は、なんかいまいちでした。というか、これは続編があるんですかね。今まで疑問に感じていた謎が最終回ではクリアされませんでしたからね。そう思って、検索して遊んでいたら、映画化という話があるらしいです。
今回のキャスティングで良かったのは、まず内野聖陽の坂本龍馬。これは、ばっちりでした。来年NHKで「龍馬伝」が始まりますが、福山雅治だとちょっと力強さがないな。これはきっとミスキャスティングになると思う。
とにかくの内野聖陽を使ったことは大正解。大変かっこよかったです。僕は知らなかったんだけれども、NHKの大河ドラマの「風林火山」で主役をはってるんですね。すごい俳優だったのです。
次に良かったのが、綾瀬はるか。今の若手で宮崎あおいと同じくらい良い女優さんじゃないでしょうか。特に、節度の武家の娘は、ぴったりとはまっていました。
あと、良かったのは、麻生祐未。
彼女は最近はお母さん役が多いけれども、昔はスゴクきれいだった。今もきれいだけど僕の世代だと、オールナイトフジ(若い人達は知らないだろうけど、昔は女子大生が夜中司会をしている番組があったんですよ。3流大学にいた僕は、羨望のまなざしで見ていたものです。)の司会者としての麻生祐未というイメージが強いですな。彼女は確か青学だったと思うけれども、本当に手の届かない人というイメージがあるし、とにかく昔は僕派持てませんでしたからね。今もだけど。今回のああいうヒステリックなお母さん役ってなんかちょっとイメージが狂ってくるのです、僕の中では。
もちろん、ケチをつけてるわけじゃなくて、ドラマとしては大変面白かったです。
現代からスリップしたところが、幕末という日本の歴史では一番面白い時期で、そこで南方仁と龍馬や勝海舟、緒方洪庵なんかと色々とやり取りをするというのは、想像しただけでも楽しそう。
この原作は漫画らしいのですが、今度落ち着いたら買ってみようと思います。
集英社