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今年のIT業界の注目

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あっという間に2010年も3日になってしまった。まだ、今年の目標とかは、決めていませんが、朧気ながら心に決めていることはあります。それがいい方向に行くかどうかはわからないけど、これ以上悪いことはないだろうと思いつつ、今年は本当に頑張ろうと思っています。

そこで僕が所属するこのIT業界。この業界は、ツールに振り回されることが多くて、例えば去年はTwitterががーっと行きましたが、Twitterに関する本も出て、だいたい出てくるのはTwitterの衝撃とかなんかもう新しい爆弾が出てきたようにいう人がいます。それでも僕のようにやっとなんとなく外郭がわかっただけで、恐らくこれらに精通していない人には、これほどつまらないものはなくて、それに踊らせる人がいかに多いかということは、日本人が熱しやすくて冷めやすい民族の証だと思う。まるでTwitterをやっていない人は駄目だみたいなことを言ってる人もいますが、これも魔女狩りの一種のようなもので、いずれ沈静化します。

ただ、このブログでも書きましたが、何かを伝達するということではこれは良く出来ているツールなので、今年もさらにブレイクするでしょう。特に去年末からソフトバンクの孫さんや、鳩山総理が使うようになったので、マスコミの目ももっと注目されて行くに違いないと思います。それでも、コンテンツや使い方は、きっと淘汰されて行く事は間違いない。なぜならば、Twitterでつぶやかれるつぶやきは、赤の他人にとっては、ほとんどがゴミだから。つまり、僕がですよ、個人的なことを書くと、昨日から鼻血が出てまして、それを鼻血がでちゃったとつぶやいても、だれもフォローはしないのです。それと同じようなことがTwitterではつぶやかれている。それでも、利用者がたくさんいるので、それをどうにか統計をとって、データーベースを使って簡単に見れるとビジネスには役立つし、Twitterリーダーが、英語版がほとんどなので、だれか日本語仕様の使い勝手のいいTwitterリーダーが出てくると、もう少し利用者が増えると思う。

次に僕が注目をしているのは、アマゾンのキンドル。これも速く日本語の書籍も読めるようにして欲しい。

iPodが、これだけ多くの人の利用が増えたのは、音楽の聞き方を根本から変えてしまったことです。ソニーがウォークマンで音楽を携帯できるようにした。そしてiPodは大量の音楽を携帯できるようにしたということです。ですから、僕は、いつでもホイットニーヒューストンも聞けるし、ディープ・パープルも聞けるし、リー・リトナーも聞けるし、爆笑問題のポッドキャストも聞ける。

キンドルについても、本のデーターをいつも持ち歩くことが出来るわけだし、検索もできるので、たくさんの本を携帯出来る。これは僕のような本好きにはたまらないことです。あとは、書籍のダウンロード代がいくらになるのか。これがクリアできれば、本はもっと売れるようになるでしょうね。ただ、リアルの本屋さんがどうなるかという問題もあるけれども、音楽自体が今やダウンロードが主流になりつつあるけれども、HMVやタワーレコードとかは今でも頑張ってるわけで、何かしらのサービスがさらに充実して行くと思う。とにかくキンドルについては期待大です。

それとシステムのクラウド化は、さらに進むと思いますが、それに連動してサーバーというものがますます重要になると思います。遅くてもだめだし、不安定でもだめ。堅牢なサーバーの技術が更に進んで行く。

ただ、ここでも一番大事なのは、クラウドコンピューティングが優れているのではなくて、それに接続する我々にとっていかに使い勝手のいいものになるのかということが一番重要です。今年の元旦の日経新聞にグーグルとアップルに圧倒されそうなマイクロソフトという記事が掲載された。マイクロソフトも、Windows Azureを昨年発表しましたが、25GBもあるスカイドライブやMicrosoft Office Liveの使い勝手の悪さからすると、まだまだマイクロソフトの復活については期待出来そうにありません。

今年も元旦早々、アメーバブログから個人情報が流出するという事件がありました。サイバーエージェントの藤田社長は未だにコメントはされていないようですが、それにしてもサーバーをいかに堅牢にして行くことが難しいか、しかし、クラウドコンピューティングを発展させていくためにもサーバーの強化は重要だし、そのサーバーを提供している事業者は、その辺りをしっかりやってほしいと思うです。

とにかく今年も使い勝手の良さ。これを僕はすべての点で注視して行きたいと思います。