Twitterがいまいち浸透しない理由
今年の1月4日にITプラスでTwitterの利用者の記事が掲載されました。
「ツイッター」利用率3.7%、居住地は東京・神奈川に集中 民間調査
まだまだ4%しか利用されていないわけで、この記事を引用すると
世代別では20歳代が男性の6.5%、女性の5.3%と最も多く、次いで30歳代、40歳代と続く。男女比では男性が57.5%とやや多い。ツイッターへのアクセスに使う端末はパソコン(94.3%、複数回答)が最も多く、携帯電話は42.5%、高機能携帯電話(スマートフォン)は39.1%だった。
とのことで、まだまだこれからという感じです。
まずひとつは、専用のリーダーっていうんですかね、まだまだ英語圏で作られたものがほとんどで、、敷居が高いということがまずあります。
ただ、biglobeが専用のクライアントを出していて、ツイっぷるというのがあります。名前の付け方が、NECらしくださいのですが、それでも日本語で利用できるリーダーはないので、これはおすすめかも。自分がフォローしている人のつぶやきも、リスト化出来ますし、リーダー上でフォローするのを外すこともできるので、これ、いいと思います。
次にTwitterが使いにくいのは、専門的なことがまだまだあって(すいません、僕もTwitter初心者なので、説明がわかりにくいですよね。)、例えばRTとかQTとかあとはハッシュタグとか、もう分からない。検索してもいまいちヒットしないし、結局使っている人に負担をかけるところが、まだまだある。
ITの悪いところは、わかってる人がわかっていればいいというところがあって、それは最初から利用しないでくださいねっていってるもので、それがまだわからないんだよな。これ、すごくマイナスポイント。
ちなみにRTというのは、ある人の発言を転送する感覚かな。このつぶやきいいからみなさん読んで!みたいなときに使うようだ。詳細はこちらを見てくれ(笑)いちいち、こういう事をしないと分からないというところが、ユーザービリティが悪いということになる。インターネットでこの使い勝手が悪いというのは、もう最悪ですから。一発でブランディングが下がります。
あとは、これはもう何度もかきましたが、つぶやきなので、ほとんどが赤の他人にとってはゴミだということです。世の中忙しいのに、牛丼はやっぱり吉野家とか言われても、返事のしようがないでしょう。こう言うのはものすごく多いです。この中から有益な情報を見つけ出すというのは、難しい。
ただ、全部が全部ゴミとかいう訳じゃなくて、たまにですけど、おおというのがあります。マイクロソフトの会長だった古川さんを僕はフォローしてるんだけれども、昔ヤフーに出資をソフトバンクの孫さんから申し出があったけど、本社からOKが出なかったとか、Windowsモバイルの裏話とかたまにつぶやいて、それはそれで面白い。
孫さんは、坂本龍馬が大好きだから、最近は龍馬ネタが結構多かったりしてる。政治家も結構最近やっていて、鳩山総理も始めて、自民党の加藤さんにやめろとか言われていたけど、若い政治家は自分のブランディングに利用しているケースが多い。
ちょっと引用してみると
ウィルコム+シャープのWindows Mobileデビューを妨害してまで、htc製のWindows Mobileを日本で流行らせようとしたMSの米国幹部は、今日のhtc製アンドロイド携帯やhtc製NEXUS Oneの隆盛を見てどう思うのだろう。
孫さんが、Yahoo!に対して出資をする時に、ビル・ゲイツに「この若い会社(人)に一緒に賭けてみないか、技術動向としてもマイクロソフトにとって重要な柱になると思うが」と提案して頂いたが、残念ながらビルは当時その価値を理解できなかった。
これは古川さんのつぶやきですけど、ある程度会社をしっかり経営された方の発言は、さすがに重いです。
あと楽天の三木谷さんもやってますね。この方も大企業の大社長ですから、つぶやきのレベルが相当高いです。政治経済、さすがだなという感じです。
ホリエモンもやってる。ただ、彼の場合は、やっぱり何かアピールしたくて仕方ないみたいで、堀江さん自身が嫌われているということもあり、攻撃手なメッセージをされてるみたいで、よせばいいのに、そういう人ともやりあっていたりして、勝間和代もそうだけど、どうしてこんな人が会社をあそこまで大きくできたのか、今更ながら不思議です。平気でバカとかそういうことを発言しますからね。公共の場だし、元経営者である以上はそういうところはやっぱり控えるべきだと僕は思うんですけどね。
あとは、ここは技術的な範疇になると思うんですが、複数のウェブアプリケーションと連携が簡単にできるので、これはいいですね。だから、さっきの、ツイっぷるでも予めTwitterにログインをしていたら、ワン、ツー、スリーで使えるようになるので、これは全般的にいえることみたい。便利なところは、、すごく便利なんだけど、文字周りのところはすごくまだまだ使い勝手とかを考えてみた方がいいような気がします。