Ronnie James Dioが癌!
今日はお客さんと日本橋で打ち合わせをして、いつもの通り丸善に行き、雑誌を立ち読みしていた。
僕は、ハードロックが大好きだけど、今更雑誌を買わないので(すいません)、BURRN!を立ち読みしていたら、なんとRonnie James Dioが癌だと報道されていました。若い人は、このRonnieという人はもちろん知らないと思いますが、ハードロックボーカリストの重鎮です。もう、彼も67歳。もうおじいちゃんなんですが、個人的にはもう高校のときからずっと聞いてきたボーカリストだし、レインボー、ブラック・サバス、ディオと常に日本でライブをしてくれて、僕もすべて見たいと言う、僕はもう彼のことが大好きで、その彼が癌という、大変な病気にかかってしまい、50間近にして大変ショックを受けました。
このRonnieという人はですね、絶対音感のあるボーカリストで、他のハードロック系のボーカリストでは珍しく自分でも曲の書ける人です。だいたい、イアンギランも書けないし、グラハム・ボネットも書けない。逆に成功するボーカリストは自分で曲を書ける人。デビッド・カバーディルやオジー・オズボーンなんかそっちのタイプ。それでRonnieは、大変パワフルで大変太くて澄んだ声です。レインボーを結成したときに、リッチー・ブラックモアが自分で歌を歌えるんだったら、Ronnieのように歌いたいと行ったくらいいい声をしてます。
彼を知らない人のために僕のおすすめのアルバムを紹介します。
Rising Rainbow Universal Motown 1999-04-27 |
このアルバムは、前にこのブログで紹介しましたが、これはもう最高です。この人のボーカルを満喫するためには、オープニングのTarot Woman、5曲目のStargazer 6曲目のA Light In The Blackが素晴らしい。
On Stage Rainbow Universal/Polygram 1999-04-27 |
このアルバムは、ほとんどの曲が日本で行われたライブを収録しているんだけれども、Ronnieはライブボーカリストなので、どの曲も素晴らしいボーカルを聴かせてくれるのですが、敢えていうのであれば、オープニングのKill The Kingとか、あとは、ラストのStill I’m Sadが素晴らしい。もう一つおすすめということになると、Catch The Rainbowで、これはレインボーには珍しくバラードなのですが、ハードロックのライブらしくどんどん盛り上がって行くところが素晴らしい。この曲は、リッチーのギターも大変素晴らしいです。
Heaven and Hell Black Sabbath Warner Bros. 2008-10-07 |
このアルバムも、このブログで紹介しました。こちらもオープニングのNeon Knightと タイトル曲のHeaven and Hellが特に素晴らしい。この2曲は、Ronnieが後に独立をしてDioを結成しても、ライブでは必ずやる曲です。ちなみにブラック・サバスはこのメンバーで来日して、僕も中野のサンプラザに見に行きました。
The Last in Line Dio Warner Bros. 1990-10-25 |