0 Shares

ちょっと変だよ、ソニー

スポンサーリンク

僕は、もともとはマックユーザーなのですが、ここ10年近くはウィンドウズを使い続けていて、何回か富士通とかデルを使ってみたけれども、基本的にはソニーのVAIOを使い続けている。理由としては、ソニーの作るPCは、やっぱりかっこいいし、ソニーと言うブランドが好きだと言うところがあるしね。実際に、VAIOがでてから10年近くになるけど、ソニーのPCってすぐ壊れるんだけど、商品開発のコンセプトが好きと言うか、やっぱりNECや富士通のPCというのは、PC臭いところがあって、カッコ悪いんだよね、僕にとって。その点VAIOは見た目がカッコいいところもあり、ミーハーな僕にとっては他のメーカーはちょっと使いにくい。

ただ、この数年、ソニーは妙に変だ。

妙に変というのは、やたら閉鎖的なんですよね。例えば音楽でいうと、ソニーのアーチストは、iTunesで買えないんですよね。僕の好きなアーティストだと、例えばエアロスミスとかジェフ・ベックもそうだし、オジー・オズボーンのバーク・アト・ザムーンが聞きたい!と思っても、買えないんですよ。前に楽曲を提供すると言うニュースを聞いたことがあるけど、未だにその動きがでていない。

先日テレビ東京のルビコン川の決断で、「ソニーウォークマンの逆襲」というのがやったんですが、これが思いっきりソニーよりの内容で、色々と試行錯誤をして遂にiPodを抑えてデジタル音楽プレーヤーの1位を取ったというもの。
これは、僕が知っている限りは、ウォークマンが1位になったのは、たまたまアップルのiPod Nanoが新製品を出すので、出荷を控えていると言うことだったはずと思いつつ見ていました。

そしたら、やっぱり同じように思っている人がいて、しかもJ-Castのニュースにまで出てしまった。
テレ東番組「ルビコンの決断」 「ウォークマンの逆襲」はやりすぎ
こちらには、あまりにも偏った内容と書かれています。ちなみにBCNのランキングを見ると、明らかにアップルが優勢です。こちらがそのグラフです。

こういう感じで、実際にTwitterで「ルビコン川」で検索をしてみるとやはり同意見。これはやっぱり問題ありです。

それともう一つ。今朝の日経で
マイケル映画「THIS IS IT」DVD、レンタルせず
と言う記事が。そのまま引用すると、

 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)が、急死したマイケル・ジャクソンさんの記録映画「THIS IS IT」で、強気のDVD販売戦略を立てている。27日発売のDVDはすべて売り切りで、レンタルビデオ店などには出回らない。CATV網などによる有料配信は利用できるようにする。

「THIS IS IT」の興行収入は全世界で200億円を突破。日本ではとりわけ好調で、昨年10月の公開以降、全世界の約4分の1、およそ52億円を稼いだもようだ。(07:00)
これも、どうしてこういう事をするのかなと。

著作権の問題があるのかよくわかりませんが、ものすごく売れるから強気と言う根性が気に入らない。レンタルだっていいじゃないかと思うのは、僕だけでしょうかね。

マイケル・ジャクソン THIS IS IT デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD] マイケル・ジャクソン THIS IS IT デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2010-01-27
売り上げランキング : 1

Amazonで詳しく見る by G-Tools

インターネットビジネス時代(と言う言葉はありませんが)は、そのビジネスの潮流としては、フリーであり、もうひとつは僕は開放だと思うんです。これは成功例はいくらでもあるけど、iPodにしてもWindowsで使えるようになって、ものすごく広まったと言う事実は大きいと思いますよ。ウォークマンだって、ファイル形式を汎用性のないものにしたことで、結局iPodに抜かれてしまったわけで、そのあたりがソニーもわかってないような気がしますが、これって穿った見方でしょうか。

今日のiPadの発表を、今朝のモーニングサテライトのゲストがいみじくも言ってましたが、こう言う製品を日本発で出て欲しいと言ってましたが、本当にその通りで、ウォークマンが音楽の聞き方のスタイルを変えてしまったように、そういう製品が早く日本からも出て欲しい。それを出せるのは、日本ではソニーしか見当たらないし、それはわかっていると思うんだけど、どうでしょう。

あ、そうだ。今日、しごとで門前仲町に行き、お参りに行ってきました。

ついでに厄年の看板が立っていたので、そちらの写真も撮った。