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ここに来てインターネットが凄くなってきた

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インターネットがここに来て、色々と面白いことになってきました。いまさら、web2.0ということが言われていましたが、個々に情報を発信すると言うことが定着してきた。そのひとつが、なんといってもブログが牽引していると言っても良くて、色々な人が自ら発信することができるようになった。

そして、ここ数カ月の動きですが、Twitterを外すことができないですね。これは未だに何をつぶやいていいのか分からないと言う人が多くいますが、これは「つぶやき」という日本語の表現がおかしいのであって、僕は「Tweet」するで、いいような気がします。

Twitterの難しいところは、敷居が高いケースとそうじゃないと言うケースと言うところにあると思います。

今も、書いたけれども、何をつぶやいていいのかわからないって良く聞きます。僕もそう思います。ただ、分からないまでも自分がこういうことをいいたいということをつぶやいていけば、いいんじゃないかなと思います。よくミニブログとかいいますけれども、そういう要素もあるし、あとは知り合いとコミュニケーションのやり取りでもいいと思うんですね。とにかくこのTwitterが広場みたいなものですから、そこで知り合いの話していることを読んで納得したり、或いはこれを転送して他の知り合いに知ってもらったりとか、そういう性格のものです。

ただ、まだまだ利用者が300万人ということで、全然足りないし、まだまだ使いにくいと言うところが、このTwitterにはあって、ぼくもまだまだ良くわからないところではあります。ただ、Twitterのいいところは、APIを公開しているので、それに準拠したクライアントソフトが豊富だというところです。PC用でもいいのがあるし、ブラウザ上でみるのもあるし、もちろん、iPhoneにもある。TwitterをするためにiPhoneを買ったとか、ミセスインディは行ってましたが、まあ、嘘だな。

一方で、やっぱりTwitterのそういう専用アプリケーションが、日本語化されていないと言うことも、もっともっと広がらない要因だと思う。でも、NECでだしているんですよ。ツイッぷると言うものです。これ、ネーミングがださいよね。どうかと思うよ。ソニー当たりが作ればきっとカッコいいものが出来そうな気がします。

僕がこの1ヶ月やってみて思ったのは、コアな情報を収集するには、結構メリットがあります。僕は今回小沢報道があったでしょ?政治と金の問題です。Twitter上では、このことがかなり話題になっていて、フリージャーナリストのつぶやきは、結構真摯な内容で信用できるものでしたよ。Twitterの流れというのは、

  1. まず、面白いつぶやきをチェックしてみる
  2. 次にその人がどういうつぶやきをしているのチェックする
  3. 次に本人のTwitterのページを見てみると、自己紹介が書いてあるので、URLをクリックしてみる

こんな感じでしょうか。

つまり、僕が言いたいのは、個人で発信することが、不特定多数の人に見てもらえる時代になったと言うことです。

Youtubeも自分が撮影した動画を、個人で情報を発信するし、それなりに影響力はあります。最近だと、スーザンボイルとかは、Youtubeから生まれたスターです。あとは、ジャーナリストの上杉隆さんが書いていたけど、記者クラブ主催の記者会見があって、上杉さんは記者クラブを批判しているので、締め出しを食ったらしいんだけれども、それをYoutubeで流したら、海外のメディアから取材の申し込みがあり、記者クラブの閉鎖性に風穴を開けるきっかけになったとのこと。これは、今までのメディアではありえなかったということ。

今は、USTREAMというのがあります。

これはなにかというと、動画をリアルタイムで実況出来るシステムです。しかもiPhoneがあればすぐできちゃうと言うもので、やろうと思えば、色々な障害があるかもしれないけど、自分が放送局になることが簡単に出来るようになったわけで、これはこれで画期的なことだと思います。

それから後は、デジタル書籍が今年からブレイクするでしょう。それは、アマゾンのキンドルだったり、先日大騒ぎになったiPadでもあり、デジタル書籍をよめるハードは整いつつあります。ただ、これが革新的ではなくて、ハードを販売する側と、本を書く側の間に取次が入らなくなる可能性が非常に高いというところにあります。既にアマゾンはそういう動きをしていて、アマゾンと著者が直でやり取りをした場合には、印税も70%を著者に支払うということになる。従来は著者に10%の印税と言う慣習があったけれども、このアマゾンのやり方は従来のやり方を大幅に変えるものだ。

また、最近良く耳にするクラウドコンピューティングもさらに進化していくでしょう。データーもクラウド側に保存するようになり、まだまだ容量が少ないと思いますが、もう少ししたら大容量で無料のサービスが提供されると思う。使い勝手も、今は、ソフトウェアを使わないとフォルダ毎でバックアップできないので、Windowsスカイドライブも25GB無料とか言ってるけれども、これは早晩100GBとかにきっとなる。

ただ、一方でセキュリティの問題はもっと深刻になるでしょうね。これは、トカゲの尻尾切りみたいなもので、そのあたりはずっとおっかけっこが続くと思います。ちなみに本日発売の日経トレンディ3月号は、僕が今書いたことを上手に整理しています。めったに、こういう雑誌を僕は買ってまで読まないんだけれども、今回はスゴク良くできている。おすすめです。

日経 TRENDY ( トレンディ ) 2010年 03月号 [雑誌] 日経 TRENDY ( トレンディ ) 2010年 03月号 [雑誌]
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