オジー・オズボーンが在籍していたBlack Sabbathの最高傑作はTechnical Ecstasyだと思う件
オジー・オズボーンが在籍した頃のブラック・サバス最高傑作は「Vol.4」と言われているのですが、僕にとっては「テクニカル・エクスタシー」が最高傑作で、オジーの無機質なボーカルとトニー・アイオミの重厚なリフがたまらないのです。
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どうして売れなかったのかわからない「テクニカル・エクスタシー」
僕にとってのブラック・サバスの初めてのアルバムが、この「テクニカル・エクスタシー」でして、あまり評判が良くなく、売れなかったようで、その流れを組む「ネバー・セイ・ダイ」はさらに評判が悪く、結局オジー・オズボーンは、バンドを脱退します。僕も「ネバー・セイ・ダイ」はいいとは思いませんでしたが、どうして「テクニカル・エクスタシー」の評判が悪かったのか、未だにわかりません。YouTubeにフルアルバムがアップされているので、聴いてみてください。
テクニカル・エクスタシー収録曲
- Back Street Kids
- You Won’t Change Me
- It’s Alright
- Gypsy
- All Moving Parts (Stand Still)
- Rock ‘n’ Roll Doctor
- She’s Gone
- Dirty Women
個人的には、1曲めと2曲めが最高です。1曲めの「Back Street Kids」はトニーの重厚なリフと、スピーディなところが、ライブのオープニングに相応しいし、「You Won’t Change Me」はいかにもブラック・サバスの重々しさとトニーの泣きのギターソロは必聴だと思います。
神秘的な雰囲気のトニー・アイオミ
僕的にはこのアルバムはスゴクかっこいいなと思っていて、特にトニーのギターのネチネチ感はたまらず、ギターキッズだった僕はトニーアイオミというギタリストが
- ・サウスポー
- ・SGを弾く
- ・しかも小指がない
というところと、Black Sabbathというおどろどろしさと、小指がないというハンデがありながらも、大変な速弾きをするので、なにかものすごく神秘的なものを感じて、ものすごく惹かれた記憶があります。
SGにこだわるトニー・アイオミがかっこいい
だいたいギターを弾く人は右ききの人が殆どで、サウスポーのギタリストで有名なのは、このトニーアイオミかジミヘンくらいなものでした。しかも、今聞いても凄いプレイをしているし、それとさらに個性づけたのは、普通ロックギタリストが弾くギターは、だいたいレスポールかストラトキャスターという事になっていて、しかし、このトニーアイオミという人は、SGにこだわり続けたところもカッコよかった。
あまりギターのことをご存じない人にご説明をすると、昔僕のようなギターキッズには縁遠いものはギブソンのレスポールかフェンダーのストラトキャスターでした。本当にこの二つのギターをいつもてるんだろうと思ったものです。
これはLED ZEPPELINの写真ですが、ジミー・ペイジが弾いているのがレスポールです。ま、このジミー・ペイジがレスポールをもつとカッコいいということもあったのですが、エレキの名器といっていい。
一方でストラトキャスターは上の写真のようにクラプトンもベックも弾いているギター。見たことのある人はたくさんいると思います。
ブラック・サバスに関して言うと、オジー・オズボーンが脱退してロニージェイムスディオが加入したところで、日本では大変メジャーになるんです。でも、その前にこういうすごいアルバムを出していたことを考えると、やはり偉大なロックバンドだと改めて思うのです。
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