0 Shares

スマートフォン各社そろい踏み

スポンサーリンク

今朝のNHKのニュースで、スマートフォンについて取り上げていた。ソフトバンクの孫社長は、これからは携帯電話はスマートフォンが主流になるだろうとインタビューに答えていました。まあ、僕が思うに、WiFiのインフラが整備されていけば、間違いなくそうなるとおもいますね。ただ、一方でガラパゴス型の携帯の方が電話らしくて使いやすいという人もいるという事も忘れては行けない事実だ。

それで昨日はドコモのXperiaが発売されて、予約だけでなんと5万台という、最近で言うとiPhone以来と言っていいほどの盛況です。ドコモも、ソニエリもうほうほだと思う。auはスマートフォン進出に遅れを取っていたのですが、先日Android端末とWindows Mobile端末を発表しましたが、インターネットでの評判は散々でした。そして業界で一人火を吹いている観のあるソフトバンクは、Android端末で最新のOSを搭載したDesireの予約を開始しました。

これら一連のスマートフォンで先行しているのは、iPhoneであることはまぎれもない事実であり、ソフトバンクはちょっと。。という人以外は恐らく支持しているんだと思います。なんと言ってもiPhoneについては分割払いということがあるにせよ、無料でゲットできるというのは大きいし、iPhone3GSにバージョンアップした事で快適に操作がかのうにりました。これが特に大きいです。

マーケティング的に見て、アナウンスの仕方とか商品そのものとかは、ソフトバンクが圧倒的に優れていて、それは前にもお話をしたように、孫社長がTwitterを有効に使ってプロモーションを展開している一方で、ドコモはアントニオ猪木や小森純を使ったり、発売当日には成海璃子を使った旧態依然としたプロモーションで、人寄せパンダをつかったイベントというのは、もう明らかに時代遅れの観はあります。また、auに至っては、スマートブックと称するAndroid端末と、Windows Mobileの端末を発表したのですが、スマートブックの方は奇抜で面白いと思いますが、海の向こうで全く新しくバージョンをアップしたWindows Mobile7搭載ではなく、何も評判もあがらなかったWindows Mobile6.5.3という、担当者は何を考えてるの?という、センスのなさにはあきれてしまった。

マイコミジャーナルより
携帯電話の回線では、auが一番繋がるという評判がある訳だから、この際、他社がスマートフォンに先行しているんであれば、新製品に投資をせず、電波の設備をもっと充実させて、auは質実剛健を売りにするべきじゃないの?と思ったりしています。

また、ドコモにしてもAndroidのバージョンが1.6でソフトバンクのDesireが2.1なんだけれども、これは、ソフトバンクの方が後発という事もあって、仕方がないのかなと思っていたのですが、今年の始めにGoogleが直販で発売をしたNexus Oneは、Xperiaよりも先に発売されているのにも関わらず、OSのバージョンが2.1ということで、後から出したXperiaの方がバージョンが低いというのは、どういう事なのか。しかもドコモの社長は、バージョンアップする予定はないと言っていて、この辺りが開発中心の発想だと言われても仕方がないんじゃないの?と言われても仕方がない。

魅力のあるハードというのは、結局人それぞれの嗜好ということもあり、ハイスペックなものがいいという人も入れば、やることは決まってるから別に気にしないという人もいるでしょう。ただ、僕が思うにゲーム機に例えれば、プレイステーション3があまり売れていないという話を聞きますが、それはわざわざプレイステーション3を買ってまでやりたいと言うコンテンツが無いからだと思うし、日本の場合はコンテンツが無いのに、闇雲にハードだけをハイスペックにしてしまうところがありますよね。3Dテレビでも、結局コンテンツ不在だし、いくら3Dテレビを買ってもイルカが泳いでいるのしか見れないのでは、どうにもなりません。

その一方で、まだまだコンテンツ不足と言われるAndroid携帯が、Xperiaに限っては5万台も予約が入ったと言うのはすごいことです。ソニーが手がけたということも大きいと思いますね。