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栄枯盛衰

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今週の月曜日からiPadの申し込みがスタートして、Twitterでは結構何を買ったとか、PCではApple Storeには繋がらないからiPhoneで申し込むといいですよと言った話題が飛び交っている。これぞまさしくリアルタイムウェブで、見ていても楽しい。かくいう僕はiPadを買うのかと聞かれたら、欲しいけど買わない。新しい物好きの僕ですが、iPadは今回は見送ります。

僕がパソコンというものにはじめて触れたのは、今からだいたい20年前の事。そのときに初めてゲットしたのが、マックでパフォーマーの585だったかな。忘れましたが。ただ、当時は今はときめくスティーブジョブスもいないというか、追い出されてしまい、アップルにしてもやる事なす事がうまくいかず、朝日新聞にはアップルのファンは、阪神ファンと一緒だと揶揄されたり、ソニーに買収されるんじゃないかという事を書かれたり、それはもう元気のない会社でした。ところが、スティーブジョブスがアップルに戻り10年くらいになると思いますが、その後の見事な復活はご存知の通りですな。

アップルがすごいのは、新しいマーケットを生み出しちゃったということです。前に何かの本で読んだのですが、スティーブジョブスは、顧客動向というのは調べずに、マーケットを新しく作れるかどうかが重要だというような事をいった記憶があります。すごいオリジナリティの創出であり、今はどの販売店もアップルのいう事を聞くしかないような状況にまでなってきた。

やっぱり新しいマーケットを創るというのは、すごいことで、これはライフスタイルの新しい提案をすることです。かつてウォークマンが移動中に音楽を聞くというスタイルを提案して、ものすごく受け入れられました。iPodは音楽を大量に持ち歩こうということが受けて、今や携帯音楽プレーヤーの代名詞になり、今やアップルの株価は20兆円を超えていて、ジョブス以前のアップルを知ってる僕としては隔世の感を感じますねえ。

ところでiPadに関しては、Simロックがかかってる、かかってないで、Twitterでの#ipadjpでは活発な議論がされています。ソフトバンクの回線を使いたくないからという人も多数いて、孫社長は一転して竜馬面してるんじゃねえとかひどい言われようです。きとくな人がいてどの国で買うのが一番iPadが安いのかというと、日本だそうですね。確かに分割で買っても毎月2,200円で買えるというのはこれは魅力的な事だと思うのですが、今回のユーザーの中ではSimフリーにしなかった事で所詮ソフトバンクは企業の域脱していないという何か見当違いなことを言ってる人も多く、逆にSimフリーが出来なかった他のキャリアを文句いうべきじゃないのと僕は個人的には思うのです。

それ以前にこの記事のタイトルにもあるけど、20年近く前のアップルを知っている僕としてはアップルの復活は本当にすごいなと思わざるを得なくて、かつて勢いのあったマイクロソフトは、ビルゲイツがいなくなったら、ずいぶん大人しくなってしまった。それ以前にどのマスコミもアップルなんか記事にもしなくなったのに、週刊ダイヤモンドは月曜日の日経新聞に全15段の広告を掲載していた。それだけ売れるという自信があるようです。ただ、龍馬伝じゃないけど、急なアップルかぶれもきっといるんでしょうね。ドコモの役員をやっていた人なんか、間違いなくそんな感じで、古巣のXperiaを批判しているのにはがっかりしましたが。

ちなみに話はがらっと変わりますが、禁煙は順調です。4月25日から一本も吸っていません。食べ物がおいしくなるといわれるけれども、それはあまり実感もないし、まだまだタバコが吸いたくなります。特にむかつくとすごく吸いたくなる。後飴をなめてばかりいて、常時5種類の飴を常に持ち歩いてます。キャンロップとかどこに行っても売ってないのですが、どうしちゃったんですかね。