龍馬伝のキャスティング
大河ドラマの龍馬伝。視聴率が下がってるみたいです。
ということで20%を大幅に割ってしまった。8月15日の視聴率は13%台と低迷している。ちなみに僕の大好きな篤姫は20%を割らなかったそうです。
じゃーなんで低迷しているのかというと、これは簡単。つまらないから。それも龍馬が主役というものをドラマで見たいという気持ちは、僕のような歴史が好きな人間にとっては、龍馬ネタって待望なんですよね。しかも、司馬遼太郎さんの竜馬がゆくを読んじゃってるので、なおさら期待しちゃう。
ところが、龍馬伝は、シナリオがつまらないんですよね。恐らくシナリオを書いている人は、基本的な歴史の知識がきっとないんだと思うんですよね。一番顕著なのは、あの時代にヒロインが龍馬に愛を告白するというシーンがあったり、ヒロインに促されて龍馬が行動するというシーンが頻繁にあったりするんですが、あの男尊女卑が顕著だった江戸時代にありえないことですな。そういうのが積み重なって整合性のないドラマになった観があります。
しかし、さすがにハゲタカのスタッフがつくった大河ドラマだけあってキャスティングは、見てる方が疲れるくらいキャラが立ってる。凄く個性的なキャスティングでこれはいい役者さんを発掘しているところがあって、面白い。
僕が個人的にいいなと思っているのは、高杉晋作役を演じる伊勢谷友介。
現実的な高杉晋作はこちら。
長州の天才といわれた高杉晋作は、酒の飲みすぎで死んじゃうのですが、ナントいっても奇兵隊を創設して、長州を攻めてきた幕府を撃退したことで知られている大変な人です。なんか噂によると爆笑問題の太田が高杉を演じるという事だったようですが、真相はどうだったんでしょうか。
次に女優陣。
今回のキャスティングで、いまいち女優のキャスティングが上手くいってない感じ。加尾が広末涼子だと厳しいし、佐名が貫地谷しほりちゃん。僕は佐名はおっぱいバレーの綾瀬はるかがよかった気がします。
僕のイチオシは、岩崎弥太郎の奥さん役を演じるマイコちゃん。
もともとモデルをやっていたらしいので、ものすごい美人というわけじゃないけど、いいものをもってますよね。僕はすごく好きです。
彼女はブログもやってるんだけど、すごくいい環境でそだったお嬢さんという感じ。
若くて才能のある人をみると、ほんと、羨ましい感じがするのです。