ネット時代の伝達手段
インターネットの長所と短所は、伝達の速さということだ。先日も海上保安官が、尖閣諸島のビデオを流したらまたたく間に広がった。この事件は、全く違う方向にいってしまったけど、海上保安官が多くの国民に知って欲しかったという願いは達成しました。
僕はね、今日は政府のことを批判したくてこう言うことを書いてるんじゃなくて、またアップルが面白いことを始めたのです。それを伝えたくてそんなことを書いてます。
アップルの新サービスが登場するそうです
アップルでは何か新しいサービスをするそうです。楽しみです。
と、今までは終わったと思うのですが、インターネットの場合はこれでは終わらないし、アップルもそれを想定してこういう発表の仕方をしてるのです。
どういう事かというと、例えば僕のようなアップルが好きな人間は、こうやってブログに記事を書いちゃったりします。それ以前にアップルは昔から熱狂的なファンが多いですから、他にも多くの人達がブログに書いたりします。また、こういうなんか妙に隠し事をしているようなアップルのやり方について、当然ネットマスコミも報道しますな。
それに今はTwitterという便利なものがあるから、このことに関してTweetする人もいる。さらにそのTweetを見た人は、新たにTweetするということになる。ということは、アップルは、新サービスを告知するにしても、ウェブサイトでそれを発表するだけで、あとは多くの人がPRしてくれるということです。
ソーシャルメディアの利用の仕方
一般的にユーザーはどのようにしてウェブサイトを見ているのかという研究は必要だと思うんだけど、まずユーザーがブックマークしているサイトをまず見ます。ウェブサイトで情報を発信してる側としては、いかにブックマークに登録してもらうということです。
次にユーザーはどういうサイトを見るかというと、リンクを張っているサイトなんですよ。
例えば、あるサイトに興味深い事が書かれてあり、それに対してリンクが張っていれば、ユーザーは必ずそのサイトを見に行きます。ブログやTwitterは、ユーザーにとってそういう役割にもなってます。このブログやTwitterのことを、ここ数年ソーシャルメディアと言ってますが、とにかくソーシャルをつければいいというところが、ソーシャルそのものが分かりにくくなってきている。これがこの業界のアホなところで、これを僕式に翻訳すると、「草の根」ということであり、もっと分かりやすく言えば、個人の情報発信ということです。
ただ、ブログやTwitterで取り上げられてもらうためには、有益なものじゃないとだめですな。当たり前ことです。アップルの場合は、今までいいものを作り続けてきたし、新製品やサービスを発表するときに、妙に隠しだてをしてファンの気をひくところがあります。それにたくさんのファンもいますから、こういうやり方はもの凄く有効。つまり、実質的に製品やサービスが凄くいいから、こう言うやり方が決まっちゃうのです。
ちなみにこの件に関する記事ですが、
- 「明日、いつもと同じ一日が、忘れられない一日になります」―Appleが何か大きなことを発表するもよう
- アップル、米国時間11月16日にiTunes関連の発表を計画
- 「iTunes からのエキサイティングな発表」っていったい何だろう?
- 【速報】明日の深夜0時、アップルからiTunes関連のドでかい発表が!
と
こんな感じです。
これらのニュースを見ると、なにかアップルは大規模なゲーターセンターを作っていて、今までの持っているデーターをアップルのデーターセンターに保存するサービスじゃないかという噂が飛び交っているようですが、どうなんでしょうか。