やっぱりコンテンツが大事
今朝の日本経済新聞をみてたら、タブレット端末の記事が総合面に掲載されていた。その隅っこに
という記事があり、要は売れていないということです。だから言わんこっちゃないというと言うところでしょうか。
去年のCES(家電見本市)では、3Dテレビがテレビに革命を起こすみたいな事を言ってましたが、そもそもコンテンツがなかったら無理ですということを、去年の5月にこのブログで予想してます(すごいな俺笑)。その記事はこちらから。
結局、いくら箱の機能が充実してても、その箱でどう言うソフトができるのかが重要なので、3Dテレビがいくらすごくても、そんなにしょっちゅう海の中とか草原に馬が走ってる映像を見ても仕方が無いのです。しかも3D映像を作るには、コストもかかるから、誰でもが参入できるわけじゃなくて、そうするとユーザーは決められた映像しか見れず、ということは検索できないわけで、人々に色々な嗜好がある以上、今のままでは無理。眼鏡なしを開発するとのことですが、そういう事ではありません。
でも、こうやって考えると、テレビを作ってる会社は超大企業。ということは、優秀な人達が集まっているし、そもそも商品開発って、その優秀な人たちの中でも選りすぐりの人たちのはずですが、どうしてこうもコンテンツを無視したハードを発売するのか良くわからん。いいコンテンツが提供できなくて駄目になったハードなんていくらでもあるのに。
今回のCESは、僕も先日記事を書きましたが、タブレット端末が大ブレークしそう。そのきっかけはAppleのiPadであることは間違いなくて、さらにGoogleがAndroid OSを無償で提供しているので、今回色々な企業が出店しているので、チェックしてみたんだけど、思ったほどネットメディアに取り上げられてないんだよね。
パナソニック:ビエラタブレット
これは名前通り、パナソニックのテレビと連動するタブレット。ガジェット通信の記事を読むと、あまり刺激はされないですなあ。テレビのコンテンツ自体が面白く無いですからね。気になったところを引用します。
タッチパネルによる直感的な操作と、テレビの子画面としての機能により、『ビエラ』の新しい視聴スタイルを実現するコンセプト。同社が今春に開始を予定しているクラウド型のインターネットサービス『VIERA Connect』との連携、タブレットをリモコン代わりに利用する『ビジュアルリモコン』、スポーツ番組をテレビとは異なるアングルの映像と併せて楽しむ『マルチアングル』、テレビを視聴しながらSNSを利用する『SNS連動』、テレビ番組で紹介された商品をタブレットから購入できる『eコマース連動』といったテレビとの連携機能が発表されています。
僕としては、そんなに欲しいと思わない。
モトローラ:XOOM
このハード、恐ろしくカッコイイ。アメリカという国は、こういう工業デザインはさすがという感じですね。記事とか見ると、やっぱりハードの優位性。カメラが付いてるとか、CPUが最新だとか。あ、この機会Android OSの最新バージョンを採用してます。ここでもハードとしての優位性なんだよね。モトローラがYoutubeにPVをアップしていて、カッコいいんだけど、買おうとは思わない。
最近はケチばかり付けてますが、Android端末って欲しいと思わない。やっぱり、箱はあっても、何が出来るの?ということなのです。ハード的にいくら優れても、ソフトがないとこういうデジタルな機器はなかなか普及しないと思うよ。
ま、ケチばかり付けててなんて俺はネガティブなんだろうと思っちゃうのですが、ただ、やっぱり天下のGoogleが開発しているAndroidのことなので、ヘマはしないでしょうね。ただ、すごく不思議なのは、今回やっとパナソニックがタブレットを開発するということになったけど、大手はどこも手を出さないという脳はどういう事なんですかね。やっていてもすごく地味というか。でも、今回少しほっとしたのは、ソニーが手がけるそうです。ソニーファンだった僕としては、是非、とんがったかっこいい奴を開発して欲しい。ソニーについてはこれが最後のチャンスになるとおもうよ。
ところで、Appleがまた面白いことを始めたよ。これ、結構革新的なかんじがするんだ。これは別の項で書きます。