アメリカンハードロック
久しぶりに音楽ネタを少々。
最近は、AKBといきものがかりにハマってしまってますが、特にいきものがかりは、曲作りにおいて相当レベルが高いと言う感じがします。特にハイテンポの曲となると、次にどう言うメロディラインが出てくるのか。いきものがかりの場合は、かなり意外なメロディライン。それを聞いていても、全く違和感を感じさせないところに、彼らのいいところがあるんだと思うのです。
僕は、ずっと洋楽を聴き続けてきて、結局80年代のハードロックが中心になるんだけど、それもイギリス系のブリティッシュロックとアメリカンロックにやっぱり違いがあって、ブリティッシュロックの場合は、基本は重厚な感じで、メロディアスな感じ。アメリカンロックの場合は、単純明快。明るいというイメージだった。
特に僕が物心ついたときに、人気があったバンドは、キッスとエアロスミス。僕は当時からエアロスミスのほうがすきで、キッスはサウンドが軽い感じだった。おこちゃまロックという感じ。エアロの場合は、スティーブン・タイラーとジムペリーのコンビは、かっこ良くて、本当に良質なロックンロールだった。このバンドのロックスは歴史的名盤です。
あと、思いつくのは、ボストン。
このバンドはね、リーダーのトムシュルツという人がMIT出身の人で、アルバムづくりにものすごい時間がかかる。だいたい6~10年に1枚のしかアルバムを出さないのですが、さすがにそこまで時間をかけてアルバムを作るので、いかにも作りこんでる感じというか、計算された曲作りで、このバンドの特徴は、ギターのフレーズが、曲を構成しているところで、これは聞いてみないと説明しようがない。ただ、セカンドアルバムが僕は一番好き。
もともと、僕がギターをやっていたということもあって、ギターの目立つバンドが好きだったんだけど、フォリナーの「4」を聞いて、いかにバンドのまとまりが大事で、曲の良さがいかに大事かということを認識させられたバンドでした。このバンドの「4」はもうレコードはすり切れるくらい聞いた。今でも、iPhoneで聞きます。僕にとっては大変な名盤。ただ、フォリナーもこのアルバムを出してから、いつの間にか消えちゃいました。
ただ、さすがにアメリカのバンドはギターうまい人、結構多いんですよね。
ジャーニーのニールショーンとか、TOTOのスティーブルカサー、大真打は、エドワードヴァン・ヘイレンという大変なギタリストがいます。ただ、今なにしてるのかわからなくなっちゃいましたね。ま、ハードロックになると、ご年配は無理だからね。ディープ・パープルとかまだやってるけど、聞いてて痛々しい。ジャーニーも、ボーカルのスティーブペリー路線を進めたら、ダメになっちゃった。頂点は、セパレイトウェイズですな。
TOTOは何回かライブも行って、セカンドが一番好きだけど、結局スタジオミュージシャンが無理してロックをやってるという感じがして、これも痛々しい。一番痛いのが、ステーィブルカサーで、もっとジャズ系の音楽をやればいいのにって思う。
ヴァン・ヘイレンは僕はセカンドアルバムが次に好きなのは、ジャンプが入っている1984が好き。サミー・ヘイガーのいたヴァン・ヘイレンは、すごくめちゃめちゃ度が減った感じの正統派バンドという感じ。ものすごく好きだけど、おもしろさはなくなったかな。デイブリーロスは下手だけど、パフォーマンスは素晴らしい。