2016/06/070 Shares

大関ヶ原展に行ってきました。日本史好きにはたまらない展示会でした。リピありです^^

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大関ヶ原展

両国にある江戸東京博物館で「大関ヶ原展」が開催されていましたので、行ってきました。もう、関ヶ原の戦いで激突した大名の縁の品が多数出展されていて、僕は思いっきり興奮しました。

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大関ヶ原展にはどういうものが出展されているのかSNSでチェック

館内での撮影は禁止されていたので、写真が撮影出来なかったのですが、「大関ヶ原展」がFacebookとTwitterのアカウントを持っているので、そちらを引用します。まずはFacebookページに出ていたものを紹介すると、

《金扇馬標》久能山東照宮蔵です。これは巨大でしたね。迫力がありました。

 

右が石田三成の刀で、左側にあるのが島左近の兜です。左近の兜は思ったよりは小さいです。

次に「青い日記帳」という方が、中の写真をFacebookページにアップされているので、そちらをご紹介です。まずは《金扇馬標》久能山東照宮蔵。

こちらは関ヶ原の屏風です。関ヶ原の屏風に関しては、いろいろなものがありました。

Twitterのアカウトにも何件か展示品の写真がアップされていますので、そちらをご紹介します。

関ヶ原の屏風


徳川系武将の兜。当然等身大の本物ですから、迫力がありました。

僕が大関ヶ原展で特に圧倒された品々

内府ちがひの条々

個人的に圧倒されたのは、三成が挙兵をした時に各大名に徳川家康を弾劾する文書「内府ちがひの条々」のオリジナル版を見た時ですね。とにかく豊臣秀吉が亡くなってからは、徳川家康とその取り巻きは、自分の天下を取るために無茶をしてましたし、これは石田三成を挑発するためでもあったわけですが、それにしっかり乗せられてしまった三成が書いた宣戦布告の書「内府ちがひの条々」が見られるとは思いませんでした。

大谷吉継と島左近の遺品

関ヶ原フリークにとって、大谷吉継と島左近は結構ヒーローでして、この二人の縁の品を見つけた時は思わず、見入ってしまいました。大谷吉継は秀吉の小姓から大名になった人で、秀吉をして大谷吉継に100万の兵を率いさせて指揮をさせてたかったと言わしめた武将です。三成とは同郷の近江出身で、派閥的にも三成派です。若い晩年は癩病となって失明したまま、関ヶ原に参戦し、三成に殉じる武将です。

島左近は三成の侍大将で、当時日本有数の軍師と言われた人物です。この人は司馬遼太郎さんの「関ヶ原」に副主人公的な存在で登場してくるので、非常に親近感がありました。ですから、彼の兜があった時もおお、これか!という感じで見てしまいました。

戦後処理の大阪城無血開城

この辺りが実は僕はよく知らなかったことで、確かに関ヶ原が東軍の勝利に終わると、大阪城を接収する必要があり、そこには豊臣秀頼親子がいて、さらには西軍の大将的な位置にいる毛利輝元がいて、敗者である毛利氏に速やかに出て行ってもらわないといけなくて、その使者として福島正則が派遣されたというのは初めて知りました。

僕の関ヶ原への思い入れ

関ヶ原に関して言うと、江戸時代がこの戦いによって始まったと言っていいと思いますし、司馬遼太郎さんに言わせると、関ヶ原の場所に立つと、この戦いで多くの人の人生が大きく変わった事を思うと、感無量だとおっしゃっていましたが、確かにこの戦いで徳川についたものは、300年の栄華が待っていたし、刃向かった者に栄華が訪れるのは、明治維新まで待たないといけない。また、明治維新の主力になった、薩摩藩、長州藩、長宗我部系の坂本龍馬を代表とする土佐浪士たちは、すべて関ヶ原で敗者になった末裔でしたが、その彼らが幕府を倒すパワーの源に関ヶ原の恨みがあったかと思うと、すごいことだったなと改めて思います。しかも、そういう思いを持ちながら、大関ヶ原展を体験しますと、本当に1600年に岐阜の関ヶ原で日本が真っ二つになって戦った時の、息吹を感じずにはいられず、本当に興奮をしました。

大関ヶ原展のティップスーオンラインチケットが便利

1度しかまだ行っていない大関ヶ原展ですが、今は春休み中ということもあり、入場券売り場が凄く混みます。これはTwitterの書き込みを見ると一目瞭然です。

公式アカウントは盛況!と喜んでいますが、入場券売場は結構並びます。こんな感じで。


なので、行かれる方は、予めオンラインチケットを買っておくと便利です。

僕は予めチケットがあったので、並ばずにすんなりと入場出来ました。

大関ヶ原展のティップスー両国にあるので美味しいちゃんこが食べられます

大関ヶ原展が行われている江戸東京博物館は、両国にありますので、両国というとお相撲さん。お相撲さんといえばちゃんこ鍋ですから、当然両国にはちゃんこ鍋のお店がたくさんあります。

昨日お昼に

大江戸八百八町 花の舞 両国国技館前店
大江戸八百八町 花の舞 両国国技館前店
ジャンル:居酒屋あみゅーずめんと
アクセス:JR総武線両国駅 西口 徒歩1分
住所:〒130-0015 東京都墨田区横網1-3-20(地図
プラン予約:大江戸八百八町 花の舞 両国国技館前店のプラン一覧
周辺のお店:ぐるなびぐるなび 両国×居酒屋
情報掲載日:2015年4月2日

こちらに行きました。ちょうどJR両国の西口の改札を向かって右に行くとありまして、Googleのストリートビューにもアップされていますが、

このストリートビューを拡大すると、

大江戸八百八町 花の舞 両国国技館前店

こちらで頼んだが、ちゃんこ鍋定食。

ちゃんこ鍋定食01

 

ちゃんこ鍋定食02

 

ちゃんこ鍋定食03

実に美味しかったです。1400円だけど、まあ、こんなものかなと取り立てて高いとは思いませんでした。

大関ヶ原展予習本

大関ヶ原展に行かれるのであれば、絶対に予習をするべきで、この戦いに参戦した武将の事がわからなければ、全くおもしろくありません。僕はたまたま司馬遼太郎さんの「関ヶ原」を読んでいたところでしたので、本当に心からこの展示会を堪能出来ました。是非、こちらはご一読されて、自分の好きな武将がだれかということがあるとさらに楽しめると思いますよ!

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